秋の朝 与謝野晶子
白きレエスを透す秋の光
木立と芝生との反射
外も内も
浅葱の色に明るし。
立ちて窓を開けば
木犀の香 冷やかに流れいる。
椅子の上に少しさし俯つ向き、
己が手の静脈ほのかに青きを
見詰めながら、
静かなり、今朝の心。
(晶子詩篇全集より)
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フジバカマ(藤袴)がほころびはじめました。
先日明日香で見かけたヒヨドリバナ(鵯花)は、だいぶ開いていました。
フジバカマは「従妹」のようなものでしょうか。
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世界が平和でありますように。