在印邦人1万人を政府見殺し 臨時便の空席は帰国困難の証し
公開日:2021/05/11         日刊ゲンダイDIGITAL

インドでは免疫を働きにくくする「二重変異株」が猛威を振るい、死者は1日あたり4000人を突破。感染確認も連日40万人を超え、病床や医療用酸素も不足している。約1万人の在留邦人のうち、既に少なくとも160人が感染しているが、政府は一時帰国の検討を促すのみ。

4月下旬にインド直行便を中断した韓国政府は、現地滞在者を帰国させるチャーター機を運航中だ。日本だって昨年1月下旬から2月下旬にかけ、都市封鎖された中国・武漢市にチャーター機を飛ばし、現地邦人とその家族ら計828人の帰国を支援したではないか。

「当時の安倍政権は初便から3日連続でチャーター機を飛ばす気合の入れようでした。感染状況は今のインドの方が深刻なのに、菅首相に危機意識は感じられません」(政府関係者)

 インドからの「帰国の壁」は、出国前72時間以内のPCR検査と陰性証明書の取得だ。現地は感染拡大中で検査そのものの予約が困難。また、検査機関に人が殺到し、感染リスクの「密」を避けるため、検査を控える人も多いという。

在インド日本大使館は「余裕を持って」と他人事

 菅首相は7日の会見でこの点を問われると、「いろいろな検査をする場所がありますので、領事館としてしっかり紹介をして行うことができるようになっている、こういうように(報告を)受けています」と答えた。

 しかし、日刊ゲンダイ記者が在インド日本大使館のホームページを確認すると、「PCR検査及び日本への臨時便の運航について」との告知を掲載したのは、首相会見の翌8日。その内容も〈十分な時間的余裕をもって予約をするなど早めの準備を〉などと「人任せ」の記載が目立つ。

 会見で菅首相は「(臨時の)帰国便は2000席ぐらい。空いている」とも語ったが、目立つ空席はそれだけ証明書の取得が困難な証しだ。とうとう3日には首都ニューデリーで感染した40歳代の邦人女性が入院できず、自宅療養中に死亡した。菅首相は同胞1万人の命を見捨てるのか。

 

というニュースが流れていました。

 

ここで、面白いのは全総理の安倍と比べていることです。

 

まさか再登板はあるまいに・・・

 

 

やっとやめさせたのですから!