一部、山内一也 著
「ウイルスと地球生命」より

(ちょっと難しい話ですが)
1970 年に遺伝進化学者の大野乾は、その著書、Evolution by Gene Duplication, Springer (遺伝子重複による進化、岩波書店、1977)において、ヒト染色体 DNA(ゲノム)の多くは遺伝子重複によって生じた冗長な遺伝子であることを指摘していたが、この提言は 20 世紀末に解読されたヒトゲノムの概略塩基配列によって裏付けられた。
その結果は驚くべきものであり、実際に機能遺伝子と推定される配列は全ゲノムの 1.5% に過ぎず、”残りは細胞に寄生して増殖する
ウイルス由来のものと機能不明の領域がほぼ折半していた。”
(簡単にいえば、人の遺伝子で、遺伝子の本来機能は1.5%しかなく、
あとは人の細胞に寄生して増殖する”ウイルス由来のものと、何をするためにあるのかわからないものが、半々で存在しているとおもわれる。)


一般にウイルスは、ポリオ、インフルエンザ、エイズなどの病原体として恐れられている。
地球は 46 億年前に誕生し、40 億年前の原始海洋で生命が誕生し、30 億年前に真正細菌から古細菌や真核生物(カビ、植物、動物)に到る分岐が生じたとされている。ところがすべての生物界におけるウイルスの普遍性が明らかになったので、”ウイルスの起源も少なくとも 30 億年前”にさかのぼることになる。

(新人類登場は20万年前とされる。)

実際にウイルスは、細菌から細菌へ、藻類から藻類へ、昆虫から昆虫へ、植物から動物へ、陸の動物から海の動物へ、家畜からヒトへと、海陸を問わず生物界を動き回っている。
特に藻類を死滅させる海のウイルスの、地球上の炭素循環に果たす役割が見直されている。しかもウイルスには病原体だけでなく、生存競争を左右したり、生物進化の推進役となったものもある。

例えば 2 億年前の哺乳類の誕生、5 千万年前の霊長類の誕生と転移性ウイルス感染の増大との関連が考えられている。現に哺乳類に特有の、子宮内での胎児を保護している胎盤内の合胞体栄養細胞層が、ヒト内在性レトロウイルスによる細胞膜融合の産物であることが示されてきた。

30億年、この地球環境でやってきたウイルスと20万年しか
存在しない現代人では、元々相手にはなりません。

約100年前の世界を恐怖に陥れた、日本では”スペイン風邪”
と呼んでいるものは、どうやって収束したのでしょう。
何故だか収束要因をはっきり示している文献はありません。
と、いうよりも何かをたくらんでいる連中により、”隠蔽”
された節があるようです。
”スペイン風邪”発症後2~3年で自然収束と思われます。
当時は第一次世界大戦の中で、ワクチンを作るどころか
患者に満足な手当てもできなかったのでしょう。
マスクや一部の地域ではロックダウンをしたところもある
そうですが、ほんの少しだけだったようです。

それが良かったのです。
感染が広がり、基礎疾患がある方、弱体者を除いては
死ななかったのですから。
当時の地球人口の3分の1が感染しても、約5000万人の死者
だったそうです。

人間なんて浅知恵しかありません。
”自然に任せることです。”    自然が”神”のようなものです。
マスク、フェースシールド、外出規制、などあらゆる規制を
直ぐに止めなければ、この騒ぎは長引くだけです。
従来どおりの生活にすぐに戻すべきです。

ワクチン?
研究・開発をしている人たちには、悪いのですが
「百害あって一理なし」です。
ワクチンをうつのはやめましょう!

自然のまま!
私たちは”地球環境という自然の中にいるのですから”