マニラ新聞ウエブニュース他より
(2020年11月21日付け)

”367万人被災、損害100億ペソ 台風ユリシーズの被害拡大”
国家災害対策本部によると台風22号で367万人が被災、損害額は100
億ペソ超
 国家災害対策本部の20日発表によると、12日に中部ルソンを横断
した台風22号(比名ユリシーズ)による被害は、死者が73人、行方
不明が19人、負傷者が24人に達した。ビコール、カガヤンバレー、
コルディリエラ、カラバルソン各地域などで洪水や土砂崩れにより
367万人が被災し、20日現在も18万3千人が1257カ所の避難
所に収容されており、9万4千人が親族や友人宅などに避難してい
る。

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台風襲来に伴う停電のため、家庭用発電機の使用による一酸化炭素
中毒の事故が増えている。報道だけでも、ルソン島南部のアルバイ
州で3人が死亡、カラバルソン地域のリサール州でも屋内で発電機
を使ったのが原因とみられる死亡事故が発生。保健省のジャナイロ
同地域事務所長は「ポータブル発電機は無色無臭の一酸化炭素を発
生させ、気付かぬうちに死に致らせる。屋内では絶対に使わないよ
うに」と警告。乗用車をエアコン付きの部屋代わりに使って休むこ
とも中毒の危険があると注意を呼び掛けている。
(18日・Pジャーナル)

    フィリピンで家庭用発電機を持っている家自体が
    少ないのに、こういう事故が起きるのですね。

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”COVIT19による死者が11月20日時点で
        8000人を超えた。”

        (これは、フィリピン担当省庁の発表
        であり、8000人、全員がCOVIT19で
        死亡したものかどうか不確かである。)


        普通の風邪は従来のコロナウイルスから
        発症します。つまり、新型コロナウイルス
        流行中に、普通の風邪をひいた人が
        新型に対してある程度の免疫ができるのです。

        (順天堂大学医学部の奥村康特任教授説)
        新型コロナウイルスだけで肺がダメになったり、    
        血栓で亡くなる方というのは全体の1割くらい
        でしょう。
        またPCR検査で陽性だと診断されたあとに
        何かしらの持病があって合併症で
        亡くなった方も、
        新型コロナで亡くなったことにされてしまう
        ケースも多い。
        「中国・武漢から発生したウイルスは3種類と
        いわれていますが、大きく分けると2種類に
        なります。欧米などはL型、アジアはS型と
        いわれ、その差はアミノ酸がひとつ違うだけ。
        しかし、不思議なことに致死率が違うのです。
        ウイルスの致死率が低い&弱毒化している。

        ***

        COVIT19対策として
        フィリピン、マニラではマスクとフェース
        シールドを強制し、手洗いを奨励している。
        その手洗いが台風のせいで、時間断水を
        しているところもあり、思うように出来ない。
        断水しているところは、Mayniladの管理
        する地域100万所帯と言われている。
        マニラウオーターの管理地区は1件の
        断水もないらしい。
        断水の原因は、汚泥がダムの給水口に
        溜まり、それを除去する作業のためだとか?
        Maynilad管轄のところだけ汚泥が溜まった
        らしいという不思議なことがおきているらしい。
        COVIT19もあり、衛生的には水が不可欠な
        ものなのですが!?
        不思議なことの多いフィリピンです。