
大阪府の花・サクラソウ
この前の日曜日、大阪都構想の住民投票がありました。
大阪市を5つの特別区に分けて大阪市を解体するのに賛成・
反対を住民に問うものでした。結果はご存じの通り、反対投票
が多く、大阪都構想は潰れ、任期が来たら、橋下徹市長は政界
から引退するとの報道がなされています。
住民投票が終わりましたので記事にさせていただきます。
大阪市を五つの特別区に分割し、大阪市を解体し大阪府
に市の権限を委譲する。(大阪市の政令指定都市としての
財源・権限はなくなる。)
これは大阪府と大阪市の二重行政の無駄を省くためとされ
るが、当然、市の時の予算はないから市民に対する行政
サービスは低下すると想像される。
「大阪都構想」の大嘘を暴露した、大阪市会議員の村上満由さん。
大阪都構想の帰趨を決める「特別区設置協定書」の住民投票が、
大阪市で5月17日に行われる。
大阪市で5月17日に行われる。
それに先立つ4月12日の大阪府議会議員、大阪市会(市議会)議員
の選挙では、府市とも大阪維新の会が第一党を守ったものの過半数
に及ばず、微妙な結果に終わった。都構想に関するこれまでの世論
調査を見てみると、その賛否は拮抗している。
の選挙では、府市とも大阪維新の会が第一党を守ったものの過半数
に及ばず、微妙な結果に終わった。都構想に関するこれまでの世論
調査を見てみると、その賛否は拮抗している。
そんな中、大阪維新の会に属していた大阪市会議員の村上満由さんが、
維新のお粗末な内幕を暴露した衝撃的な手記を発表した。
村上さんは2011年、女性最年少の26歳で大阪市会議員に当選。かつて
テレビ番組「恋のから騒ぎ」に出演していたことや、その美貌と若さ
で大きく注目され、橋下ガールズとも呼ばれてきた。今回の住民投票
を決めた3月13日の大阪市会「大阪市特別区設置協定書」決議では、
維新の中でただひとり造反した。
維新のお粗末な内幕を暴露した衝撃的な手記を発表した。
村上さんは2011年、女性最年少の26歳で大阪市会議員に当選。かつて
テレビ番組「恋のから騒ぎ」に出演していたことや、その美貌と若さ
で大きく注目され、橋下ガールズとも呼ばれてきた。今回の住民投票
を決めた3月13日の大阪市会「大阪市特別区設置協定書」決議では、
維新の中でただひとり造反した。
村上さんは18日発売の「新潮45」5月号の特集「『大阪都構想』の大嘘」
の中で、「私が『橋下維新』を離れた理由」と題した手記を発表。
現在の大阪都構想がいかにリスクとデメリットを含んだ「破綻した案」
であるかを解説している。
村上さんが今回の協定書に反対した理由は、4年前の選挙で維新の会が
訴えてきた都構想とまるで違うものになっているからだと語る。
当初の理念「ニアイズベター」とはかけ離れ、各区への権限や財源の
移譲が行われず、各区をまたがる行政組織が生まれる。さらに教育や
税金の使い道など細かな問題が協定書に書かれておらず、白紙委任が
あまりに多い。
の中で、「私が『橋下維新』を離れた理由」と題した手記を発表。
現在の大阪都構想がいかにリスクとデメリットを含んだ「破綻した案」
であるかを解説している。
村上さんが今回の協定書に反対した理由は、4年前の選挙で維新の会が
訴えてきた都構想とまるで違うものになっているからだと語る。
当初の理念「ニアイズベター」とはかけ離れ、各区への権限や財源の
移譲が行われず、各区をまたがる行政組織が生まれる。さらに教育や
税金の使い道など細かな問題が協定書に書かれておらず、白紙委任が
あまりに多い。
「これは都構想とは呼んではいけないものだと思っています。」
■維新の会はマタハラ政党
村上さんは昨年暮れの時点で大阪維新の会に離党届を出した理由
についても述べている。
についても述べている。
「離党届には、パワーハラスメントとマタニティハラスメントが、
許容できる範囲を超えたため、と記しました。」
許容できる範囲を超えたため、と記しました。」
村上さんは大阪市会の現役の議員として初めて産休を10週間とり、
出産を経験した。
出産を経験した。
「叩かれるのは覚悟していました。予想外だったのは、そのほとんど
が維新内部からだったことです。『給料泥棒』とか『区民に謝れ』
とか、それはもう次々罵倒された。」
が維新内部からだったことです。『給料泥棒』とか『区民に謝れ』
とか、それはもう次々罵倒された。」
維新によるマタハラは言葉だけではない。妊娠中に危険な街宣車の
上に立たされる、産後の復帰を急かされるなど、血の通わない維新
の冷たい体質が手記では詳しく明かされている。そして、そんな維新
にほぼ白紙委任することになる大阪都構想について、「市民全員が
被害者になる可能性がある」と警鐘を鳴らすのだ。
上に立たされる、産後の復帰を急かされるなど、血の通わない維新
の冷たい体質が手記では詳しく明かされている。そして、そんな維新
にほぼ白紙委任することになる大阪都構想について、「市民全員が
被害者になる可能性がある」と警鐘を鳴らすのだ。
***
これも週刊新潮の記事よりです。
週刊新潮より
これぞ戦後最大の詐欺である 適菜収(作家、哲学者)
+本誌取材班――特集 「大阪都構想」の大嘘.
■いざ大阪
来る五月一七日、大阪市で住民投票が行なわれる。多くの
人が誤解しているが、これは「都構想」の賛否を問うもので
はない。住民投票で賛成票が反対票を上回っても、「大阪都」
にはならない。では大阪市民に何を問うているのか?
「大阪市を解体し、権限、カネを手放すのかどうか」である。
実際、大阪市長の橋下徹本人が「大阪市が持っている権限、
力、お金をむしり取る」(『読売新聞』二〇一一年六月三〇日)
と発言している。
人が誤解しているが、これは「都構想」の賛否を問うもので
はない。住民投票で賛成票が反対票を上回っても、「大阪都」
にはならない。では大阪市民に何を問うているのか?
「大阪市を解体し、権限、カネを手放すのかどうか」である。
実際、大阪市長の橋下徹本人が「大阪市が持っている権限、
力、お金をむしり取る」(『読売新聞』二〇一一年六月三〇日)
と発言している。
. 住民投票で賛成票が上回れば、大阪市は完全に消滅、五つの
特別区に解体され、府の従属団体になる。当然、大阪市民は
自治権を失う。常識があれば、こんな百害あって一利もない
制度に賛同するはずはない。
四月四日・五日の『産経新聞』の世論調査では、「都構想」
に反対する大阪市民が四七・五%、賛成が三六・七%という
数字が出ているが、まだ目が覚めていない市民が相当数いる
わけだ。
私が橋下を批判すると必ず次のような反発が寄せられる。
「実際、大阪はよくなってきたんや」
「橋下さん以外に大阪の既得権益は破壊できない」
「橋下さんはばらまきの補助金をカットした」
こんな趣旨のメールも受け取った。
「二重行政を解消しないかぎり大阪の未来はない。適菜さん。
一度、タウンミーティング(以下TM)に来てください。
橋下代表が正しいことがわかると思います」
それならば行ってみよう。三月一五日早朝、私は簡単に荷物
をまとめ、JR東京駅から新幹線に乗った。
橋下および大阪維新の会は、現在精力的にTMを行なっている。
すでに四五〇回(四月四日時点)を達成。さらに住民投票に向
けてペースを速めていくという。
をまとめ、JR東京駅から新幹線に乗った。
橋下および大阪維新の会は、現在精力的にTMを行なっている。
すでに四五〇回(四月四日時点)を達成。さらに住民投票に向
けてペースを速めていくという。
JR大阪駅でタクシーに乗り換え、一〇時五〇分、この日最初
のTM会場である此花区民ホールに到着。
開始一〇分前だが、会場の入り口には長い行列ができている。
スタッフがたむろする一帯を通り抜けると、そこには昨年の出直
し市長選の際、マック赤坂を羽交い絞めにした「大入道」と呼ば
れる男がうろついていた。
参加者は老人がほとんど。若者を目にすることはなかった。男女
比はおよそ半々か。入場時には、鞄の中身がチェックされ、空港
にあるような金属探知機を通らされる。入り口付近で案内をして
いるスタッフは、普通のおじさん、おばさんであり、悪意がある
ようには見えない。おそらく橋下が大阪をよくすると深く信じて
いるのだろう。
定員五〇〇名の会場は満席。私は椅子に座ることができず、会場
の一番後ろで立ち見することになった。
最初に大阪府議会議員の尾田一郎が挨拶。続いて大阪市会議員の
大内啓治が短いスピーチで会場を煽る。
「(都構想の)財政効果はもう無限大と言っていいほどあります。
あります!」
壇上脇には左右にSPが二人。さらに椅子席周辺で八人が目を
光らせている。
一五分後、満を持して橋下が登場。ニコニコしながら、聴衆に
話しかけた。
「すみません、皆さん。おはようございます。こんな政治の話、
別段面白くもなんともないと思うんですけど、これだけ多くの皆
さんにお集まりいただきまして、本当にありがとうございます」
橋下は聴衆に感謝し、
「もう僕は今、この段階に至りましたから、賛成の立場だけでは
言いません。賛成の立場と反対の意見、これを両方出します。
そして、どこが考え方の違いなのかということをお伝えします」
とフェアに戦うことを宣言した。
橋下は軽口で笑いをとりながら、会場の空気を読み取っていた。
都構想に批判的なジャーナリスト大谷昭宏の悪口を言ってウケる
と、方向を見定めたようにメディア批判を展開する。
「毎日新聞なんか、本当にどうしようもないです。相変わらずくだ
らんことばっかり社説で書いてね。ぐだぐだ、メリットがどうだ、
こうだ。皆さん、大阪都構想というのは、もう立場の違いの話です。
自分はどっちの立場につくのかという話で、細かなメリット、
デメリットの話ではありません」
え?
「都構想」とはあくまでメリットとデメリットの話である。だから
こそ橋下はメリットは「無限」と言い、大阪維新の会幹事長の松井
一郎は「都構想はデメリットがない」(『産経新聞』三月一五日付)
と強調してきたのではないか。
橋下は「住民の皆さんの理解を得ることが一番重要だ」と述べる
一方で、TMでは「細かい内容を理解する必要はない」と吹聴して
いるのだ。
のTM会場である此花区民ホールに到着。
開始一〇分前だが、会場の入り口には長い行列ができている。
スタッフがたむろする一帯を通り抜けると、そこには昨年の出直
し市長選の際、マック赤坂を羽交い絞めにした「大入道」と呼ば
れる男がうろついていた。
参加者は老人がほとんど。若者を目にすることはなかった。男女
比はおよそ半々か。入場時には、鞄の中身がチェックされ、空港
にあるような金属探知機を通らされる。入り口付近で案内をして
いるスタッフは、普通のおじさん、おばさんであり、悪意がある
ようには見えない。おそらく橋下が大阪をよくすると深く信じて
いるのだろう。
定員五〇〇名の会場は満席。私は椅子に座ることができず、会場
の一番後ろで立ち見することになった。
最初に大阪府議会議員の尾田一郎が挨拶。続いて大阪市会議員の
大内啓治が短いスピーチで会場を煽る。
「(都構想の)財政効果はもう無限大と言っていいほどあります。
あります!」
壇上脇には左右にSPが二人。さらに椅子席周辺で八人が目を
光らせている。
一五分後、満を持して橋下が登場。ニコニコしながら、聴衆に
話しかけた。
「すみません、皆さん。おはようございます。こんな政治の話、
別段面白くもなんともないと思うんですけど、これだけ多くの皆
さんにお集まりいただきまして、本当にありがとうございます」
橋下は聴衆に感謝し、
「もう僕は今、この段階に至りましたから、賛成の立場だけでは
言いません。賛成の立場と反対の意見、これを両方出します。
そして、どこが考え方の違いなのかということをお伝えします」
とフェアに戦うことを宣言した。
橋下は軽口で笑いをとりながら、会場の空気を読み取っていた。
都構想に批判的なジャーナリスト大谷昭宏の悪口を言ってウケる
と、方向を見定めたようにメディア批判を展開する。
「毎日新聞なんか、本当にどうしようもないです。相変わらずくだ
らんことばっかり社説で書いてね。ぐだぐだ、メリットがどうだ、
こうだ。皆さん、大阪都構想というのは、もう立場の違いの話です。
自分はどっちの立場につくのかという話で、細かなメリット、
デメリットの話ではありません」
え?
「都構想」とはあくまでメリットとデメリットの話である。だから
こそ橋下はメリットは「無限」と言い、大阪維新の会幹事長の松井
一郎は「都構想はデメリットがない」(『産経新聞』三月一五日付)
と強調してきたのではないか。
橋下は「住民の皆さんの理解を得ることが一番重要だ」と述べる
一方で、TMでは「細かい内容を理解する必要はない」と吹聴して
いるのだ。
■催眠商法の手口
ここからが本領発揮である。
「今の大阪府、大阪市にはものすごい問題、これはもうある。
これを解決しないことには大阪には未来がない。これが大阪都構想、
賛成の立場」
「今の大阪府、大阪市を前提にしてもいくらでもそんなのはなんと
かなるよという立場が、大阪都構想反対派の人たちです」
複雑な事象を単純化し二項対立に落としこむ。
「さあ奥さん。どちらを選びますか?」
というわけだ。橋下は畳み掛ける。
「ここで立場が違うんだから、話し合ったってしようがないわけ
ですよ」
「大阪市という名前、死んでもこれは手放せないという人たちは、
大阪都構想反対派です」
「東京を飛び越えてニューヨーク、ロンドン、パリ、上海、
バンコク、そういうところに並んでいく大阪というものを目指
そうとする。これが大阪都構想賛成派」
次第に話が大きくなってくる。私の目の前に座っている中年男性
二人が、深く頷きながら橋下の話に聞き入っている。催眠商法の
手口だ。老人を密室に集めてテンポよく語りかける。
「スポンジ、今日は一円でいいよ」
老人たちは我先にと手を出してスポンジを奪い合う。
「洗剤は一〇円でいい。先着一〇人だ」
老人たちの鼻息が荒くなる。そして我に返ったときには、高額の
羽毛布団を買う契約書に判を押しているわけだ。
政令指定都市である大阪市が解体されたら、金欠により都市計画
も進まず、ニューヨーク、ロンドン、パリどころか、町や村以下
の特別区になるのである。自民党大阪市会議員団幹事長の柳本顕が
「毒饅頭」と言うのはこれだ。
「大阪が現状維持でいいというわけではありません。改革すべき
ところは変えなければならない。しかし、うまい話に飛びつくのは
危険です。そこには毒が盛られているかもしれません」(柳本議員)
橋下はヒートアップしていく。
「これからの時代、やっぱりその枠を飛び越えた新しい大阪をつくって
いこう。そして今の大阪を考えるんじゃなくて、子供たち、孫たちに
二〇年後、三〇年後、四〇年後に新しい大阪を残していこうと考える
人たちは、大阪都構想賛成派になります。大体これでどちらの立場に
立つかということは決まってしまって、これで賛成、反対になるんです」
もちろん、ほとんどの聴衆は「大阪都構想賛成派」になるのである。
TMに参加して、驚いたことが二つある。一つは橋下の気迫だ。一時間
以上一気に喋り倒す。私は聞いているだけで(肉体的にも精神的にも)
疲れたが、橋下は喋り倒した上に、この日は五ヶ所の会場を回っている。
普通ではない。相当強い動機があるのだろう。
二つ目は内容である。スピーチの構成はよくできており、心理学の手法
を応用した巧妙な詐欺である。その場では検証できない数値や嘘を積み重
ねていくので、ある程度の教育を受けた人でも事前に情報や知識がなけれ
ば騙されてしまう。ましてや地元の老人が橋下の嘘を見抜けるとは思えない。
橋下が毎回のようにTMで使っている「府市二重行政の弊害」という
パネルがスクリーンに映し出された。
「WTCビル(現大阪府咲洲庁舎)は住之江区にあります」
「この高さ、二五六メートルです。一方、大阪府がつくったりんくうゲート
タワービルは関西国際空港の前にありますが、高さ二五六・一メートル。
一〇センチ高いんです、こっちのほうが。大阪府のほうが偉いだろうという
ことで、大阪市よりも高くしたんです」
「同じだけの財布を握っている者が二人いると、結局、張り合うんですよ」
「二重行政」は重要なキーワードである。大阪府と大阪市の二重行政を解消
することにより、税金の無駄遣いがなくなり、財源が生まれる。これが橋下
らが唱える「都構想」の「効果」である。これにより当初は年間四〇〇〇億円
の財源を生み出すのは「最低ライン」と言っていたが、大阪府と大阪市が
試算した結果は九七六億円。さらにその数字も橋下の指示による粉飾だった。
この件について記者から追及された橋下は「議論しても仕方ない」と言って
逃げている。
現在、大阪市会の野党が出している「効果」は約一億円だ。この時点で当初
の四〇〇〇分の一だが、さらに制度を移行するための初期投資に約六〇〇億円、
年間コストが約二〇億円かかる。「一円儲かるから六〇〇円払ってください」
と言うのと同じで、「都構想」とは足し算ができれば誰でもわかる詐欺なのだ。
なお、WTCビルは大阪市港湾局が中心となって計画し第三セクターが建てた
もので、単なるゼネコン事業の失敗である。二重行政とはなんの関係もない。
実際、大阪府議会で、自民党の花谷充愉幹事長が「こうした施設(WTCビル
など)は特別区でも設置できるのか」と質問すると、大都市局の理事が「特別区
で実施できないものではない」と答弁している。
花谷は「二重行政を二度とつくらない大都市制度という宣伝は、有権者を騙す
ことになる」と指摘していたが、橋下の目的は最初から有権者を騙すことにある。
過去の事業の失敗例を恣意的に抽出し、制度の問題にすり替えて批判するわけだ。
橋下は言う。
「なぜ二重行政になるのか」
「大阪府知事と大阪市長、一人一人がいるからです」
「これを一人にしてしまえばいいんです。これが大阪都構想の考え方」
「え、そんな単純なことなのと思われるかもわかりませんが、そうなんですよ」
そもそも、五月一七日の住民投票で問われるのは大阪市を解体するかどうか
である。その手続きを記載した『特別区設置協定書』には、「大阪都」
「都構想」「二重行政」という言葉は一切出てこない。「二重行政の解消の
ために都構想を実現する」という話は住民投票とはなんの関係もないのだ。
また、政令指定都市は国内に二〇あるが、二重行政を問題にしているところ
はほとんどない。『読売新聞』(三月二九日付)が政令指定都市および政令市
のある道府県の首長計三三人(大阪市長、大阪府知事を除く)に対し
アンケートを行った結果、政令市分割が必要とした首長は一人だけ。
逆に多くの首長は政令市の権限・財源の拡充を主張している。当たり前だ。
自ら権限や財源を放棄するバカはいない。橋下らの狙いは、大阪市民から
カネを騙し取り、府の借金返済に流用したり、湾岸部にカジノを建設し、
そこへアクセスする交通網を整備することだろう。そこに莫大な利権がある
ことは容易に想像がつく。
過去に橋下はカジノ議連の席で、
「小さい頃からギャンブルをしっかり積み重ね、全国民を勝負師にするため
にも、カジノ法案を通してください」
と発言している。未来ある少年少女を博打漬けにしたいのか?
「今の大阪府、大阪市にはものすごい問題、これはもうある。
これを解決しないことには大阪には未来がない。これが大阪都構想、
賛成の立場」
「今の大阪府、大阪市を前提にしてもいくらでもそんなのはなんと
かなるよという立場が、大阪都構想反対派の人たちです」
複雑な事象を単純化し二項対立に落としこむ。
「さあ奥さん。どちらを選びますか?」
というわけだ。橋下は畳み掛ける。
「ここで立場が違うんだから、話し合ったってしようがないわけ
ですよ」
「大阪市という名前、死んでもこれは手放せないという人たちは、
大阪都構想反対派です」
「東京を飛び越えてニューヨーク、ロンドン、パリ、上海、
バンコク、そういうところに並んでいく大阪というものを目指
そうとする。これが大阪都構想賛成派」
次第に話が大きくなってくる。私の目の前に座っている中年男性
二人が、深く頷きながら橋下の話に聞き入っている。催眠商法の
手口だ。老人を密室に集めてテンポよく語りかける。
「スポンジ、今日は一円でいいよ」
老人たちは我先にと手を出してスポンジを奪い合う。
「洗剤は一〇円でいい。先着一〇人だ」
老人たちの鼻息が荒くなる。そして我に返ったときには、高額の
羽毛布団を買う契約書に判を押しているわけだ。
政令指定都市である大阪市が解体されたら、金欠により都市計画
も進まず、ニューヨーク、ロンドン、パリどころか、町や村以下
の特別区になるのである。自民党大阪市会議員団幹事長の柳本顕が
「毒饅頭」と言うのはこれだ。
「大阪が現状維持でいいというわけではありません。改革すべき
ところは変えなければならない。しかし、うまい話に飛びつくのは
危険です。そこには毒が盛られているかもしれません」(柳本議員)
橋下はヒートアップしていく。
「これからの時代、やっぱりその枠を飛び越えた新しい大阪をつくって
いこう。そして今の大阪を考えるんじゃなくて、子供たち、孫たちに
二〇年後、三〇年後、四〇年後に新しい大阪を残していこうと考える
人たちは、大阪都構想賛成派になります。大体これでどちらの立場に
立つかということは決まってしまって、これで賛成、反対になるんです」
もちろん、ほとんどの聴衆は「大阪都構想賛成派」になるのである。
TMに参加して、驚いたことが二つある。一つは橋下の気迫だ。一時間
以上一気に喋り倒す。私は聞いているだけで(肉体的にも精神的にも)
疲れたが、橋下は喋り倒した上に、この日は五ヶ所の会場を回っている。
普通ではない。相当強い動機があるのだろう。
二つ目は内容である。スピーチの構成はよくできており、心理学の手法
を応用した巧妙な詐欺である。その場では検証できない数値や嘘を積み重
ねていくので、ある程度の教育を受けた人でも事前に情報や知識がなけれ
ば騙されてしまう。ましてや地元の老人が橋下の嘘を見抜けるとは思えない。
橋下が毎回のようにTMで使っている「府市二重行政の弊害」という
パネルがスクリーンに映し出された。
「WTCビル(現大阪府咲洲庁舎)は住之江区にあります」
「この高さ、二五六メートルです。一方、大阪府がつくったりんくうゲート
タワービルは関西国際空港の前にありますが、高さ二五六・一メートル。
一〇センチ高いんです、こっちのほうが。大阪府のほうが偉いだろうという
ことで、大阪市よりも高くしたんです」
「同じだけの財布を握っている者が二人いると、結局、張り合うんですよ」
「二重行政」は重要なキーワードである。大阪府と大阪市の二重行政を解消
することにより、税金の無駄遣いがなくなり、財源が生まれる。これが橋下
らが唱える「都構想」の「効果」である。これにより当初は年間四〇〇〇億円
の財源を生み出すのは「最低ライン」と言っていたが、大阪府と大阪市が
試算した結果は九七六億円。さらにその数字も橋下の指示による粉飾だった。
この件について記者から追及された橋下は「議論しても仕方ない」と言って
逃げている。
現在、大阪市会の野党が出している「効果」は約一億円だ。この時点で当初
の四〇〇〇分の一だが、さらに制度を移行するための初期投資に約六〇〇億円、
年間コストが約二〇億円かかる。「一円儲かるから六〇〇円払ってください」
と言うのと同じで、「都構想」とは足し算ができれば誰でもわかる詐欺なのだ。
なお、WTCビルは大阪市港湾局が中心となって計画し第三セクターが建てた
もので、単なるゼネコン事業の失敗である。二重行政とはなんの関係もない。
実際、大阪府議会で、自民党の花谷充愉幹事長が「こうした施設(WTCビル
など)は特別区でも設置できるのか」と質問すると、大都市局の理事が「特別区
で実施できないものではない」と答弁している。
花谷は「二重行政を二度とつくらない大都市制度という宣伝は、有権者を騙す
ことになる」と指摘していたが、橋下の目的は最初から有権者を騙すことにある。
過去の事業の失敗例を恣意的に抽出し、制度の問題にすり替えて批判するわけだ。
橋下は言う。
「なぜ二重行政になるのか」
「大阪府知事と大阪市長、一人一人がいるからです」
「これを一人にしてしまえばいいんです。これが大阪都構想の考え方」
「え、そんな単純なことなのと思われるかもわかりませんが、そうなんですよ」
そもそも、五月一七日の住民投票で問われるのは大阪市を解体するかどうか
である。その手続きを記載した『特別区設置協定書』には、「大阪都」
「都構想」「二重行政」という言葉は一切出てこない。「二重行政の解消の
ために都構想を実現する」という話は住民投票とはなんの関係もないのだ。
また、政令指定都市は国内に二〇あるが、二重行政を問題にしているところ
はほとんどない。『読売新聞』(三月二九日付)が政令指定都市および政令市
のある道府県の首長計三三人(大阪市長、大阪府知事を除く)に対し
アンケートを行った結果、政令市分割が必要とした首長は一人だけ。
逆に多くの首長は政令市の権限・財源の拡充を主張している。当たり前だ。
自ら権限や財源を放棄するバカはいない。橋下らの狙いは、大阪市民から
カネを騙し取り、府の借金返済に流用したり、湾岸部にカジノを建設し、
そこへアクセスする交通網を整備することだろう。そこに莫大な利権がある
ことは容易に想像がつく。
過去に橋下はカジノ議連の席で、
「小さい頃からギャンブルをしっかり積み重ね、全国民を勝負師にするため
にも、カジノ法案を通してください」
と発言している。未来ある少年少女を博打漬けにしたいのか?
■すべてはご都合主義
橋下は言う。
「今から七二年前は東京府と東京市だった。東京でも二重行政
だったんです」
「でもこれじゃあ問題だということでね。今から七二年前、
一九四三年に東京府と東京市をあわせて一つにした」
「それ以来、東京では七二年間、二重行政ということは誰も言
わなくなりました。完全に二重行政はなくなったんです」
もちろん嘘である。当然、東京にも二重行政は存在する。また、
東京府市の合併を推進したのは内務省であり、戦時下において
住民の自治を奪うことが目的だった。
橋下は続ける。
「これから大阪府と大阪市、ちゃんと話し合いをしなさいよと
いう法律ができました。でもその法律は話し合いをしなさいよ
というだけなんです。最後、どうしても話し合いがつかない
場合には、総務大臣が意見を言います。でも意見を言うまで
なんです。従わなくてもいいんです。誰も従うわけありません、
そんなもの、国から言われて」
これは驚くべき発言である。
実は此花区民ホールの後に行なわれた住之江区のTMにも参加
したのだが、そこで橋下は総務大臣の発言がいかに重いもので
あるかについて憲法や法律まで持ち出して一通り語っているので
ある。
「医療・教育・福祉の住民サービスは、大阪都構想で絶対に下
がることはありません。その理由の一つは、大阪都構想の設計図
に『今の住民サービスは下げない』ときちんと書いてます。
これを総務大臣に出して、総務大臣はそれを見て大阪都構想
OKと出したんです」
すべてはご都合主義。要するに、総務大臣の発言の価値は、
橋下が利用できるかどうかで決まるのである。しかも特別区に
なれば権限と財源が激減するので、当然住民サービスの質も低下する。
ご都合主義と言えば、以下の事例もそうだ。住之江区のTMで
松井一郎はこう語っている。
「僕と橋下市長による関係で今二重行政を撤廃して、広域行政を
一元化していますが、これは人によって成り立っている脆弱なものです」
その言葉を受けて橋下は言う。
「今、僕と知事の間では二人でうまく連絡し合ってやっているから
二重行政なんかありませんが、それまで大阪市の歴史一三〇年の間、
常に大阪府知事と大阪市長が張り合ってきたのが二重行政です」
要するに「オレたちなら話し合いで二重行政は解消できるけど、
それ以外は無理」というわけだ。子供かよ。
「今から七二年前は東京府と東京市だった。東京でも二重行政
だったんです」
「でもこれじゃあ問題だということでね。今から七二年前、
一九四三年に東京府と東京市をあわせて一つにした」
「それ以来、東京では七二年間、二重行政ということは誰も言
わなくなりました。完全に二重行政はなくなったんです」
もちろん嘘である。当然、東京にも二重行政は存在する。また、
東京府市の合併を推進したのは内務省であり、戦時下において
住民の自治を奪うことが目的だった。
橋下は続ける。
「これから大阪府と大阪市、ちゃんと話し合いをしなさいよと
いう法律ができました。でもその法律は話し合いをしなさいよ
というだけなんです。最後、どうしても話し合いがつかない
場合には、総務大臣が意見を言います。でも意見を言うまで
なんです。従わなくてもいいんです。誰も従うわけありません、
そんなもの、国から言われて」
これは驚くべき発言である。
実は此花区民ホールの後に行なわれた住之江区のTMにも参加
したのだが、そこで橋下は総務大臣の発言がいかに重いもので
あるかについて憲法や法律まで持ち出して一通り語っているので
ある。
「医療・教育・福祉の住民サービスは、大阪都構想で絶対に下
がることはありません。その理由の一つは、大阪都構想の設計図
に『今の住民サービスは下げない』ときちんと書いてます。
これを総務大臣に出して、総務大臣はそれを見て大阪都構想
OKと出したんです」
すべてはご都合主義。要するに、総務大臣の発言の価値は、
橋下が利用できるかどうかで決まるのである。しかも特別区に
なれば権限と財源が激減するので、当然住民サービスの質も低下する。
ご都合主義と言えば、以下の事例もそうだ。住之江区のTMで
松井一郎はこう語っている。
「僕と橋下市長による関係で今二重行政を撤廃して、広域行政を
一元化していますが、これは人によって成り立っている脆弱なものです」
その言葉を受けて橋下は言う。
「今、僕と知事の間では二人でうまく連絡し合ってやっているから
二重行政なんかありませんが、それまで大阪市の歴史一三〇年の間、
常に大阪府知事と大阪市長が張り合ってきたのが二重行政です」
要するに「オレたちなら話し合いで二重行政は解消できるけど、
それ以外は無理」というわけだ。子供かよ。
■詐欺パネルの数々
橋下および維新の会は確信犯である。それを如実に示すのが
詐欺パネルの数々だ。まず最初にパネル(1)を見てほしい。
詐欺パネルの数々だ。まず最初にパネル(1)を見てほしい。

(参考:地価上昇率 有効求人倍率の改善[PDF] 大阪維新の会HPより)
これは「有効求人倍率の改善」の推移を示しているが、グラフの
目盛りの幅に細工が施されている。大阪市民を騙すという明確な
悪意がなければこうはならない。しかも東京や愛知、福井など数値
が高いところを削除し、数値が低いところだけを比較対象にする
ことで、大阪の有効求人倍率が突出しているように見せかけている。
香川も〇・六九から一・三六に急上昇しているが、こうした「事実」
は完全に無視される。
目盛りの幅に細工が施されている。大阪市民を騙すという明確な
悪意がなければこうはならない。しかも東京や愛知、福井など数値
が高いところを削除し、数値が低いところだけを比較対象にする
ことで、大阪の有効求人倍率が突出しているように見せかけている。
香川も〇・六九から一・三六に急上昇しているが、こうした「事実」
は完全に無視される。
パネル(2)はグラフの一部を切り取る手法だ。

(参考:借金を削減しました![PDF] 大阪維新の会HPより)
関淳一市政、平松邦夫市政において大阪市の借金は減り続けていた
が、その部分は隠されている。さらにグラフの途中をカットし先端を拡大
することで、橋下が借金を劇的に減らしたかのような錯覚を与えるわけ
だ。しかし、実際には橋下市政で減少幅は少なくなっている。
することで、橋下が借金を劇的に減らしたかのような錯覚を与えるわけ
だ。しかし、実際には橋下市政で減少幅は少なくなっている。
パネル(3)も同様に目盛りの数値が細工されており、大きな矢印を
棒グラフに被せることで「その他」の借金が一気に減ったかのように
見せかけている。
棒グラフに被せることで「その他」の借金が一気に減ったかのように
見せかけている。

(参考:府の借金だけが増えるってホンマ!?[PDF] 大阪維新の会HPより)
公明党大阪市会議員の辻義隆は憤慨する。
「ある意味、橋下市長はTMに集まる維新の会の支持者までバカにして
いるんです。こうしたパネルを使うのは、典型的なプロパガンダの手法
ですよ」
もっともTMや街頭演説では、グラフの細かい目盛りまで見えない。
悪質なのは、学者や市民団体がこうしたパネルの細工を指摘している
にもかかわらず、維新の会のウェブサイトに堂々と掲載し、使い続けて
いることだ。
「大衆は小さな嘘より大きな嘘の犠牲になりやすい。とりわけそれが
何度も繰り返されたならば」
とヒトラーは述べている。橋下は「ウソをつかない奴は人間じゃねえよ」
(『まっとう勝負!』)と述べているが、五月一七日の住民投票まで
徹底的に嘘をつきとおす方針を固めたのだろう。
橋下は「無限」を繰り返す。
「大内先生は無限と言いましたけど、これは無限なんですよ」
「使えるお金がたまっていくんです。だから無限なんです」
「二重行政をやめて、税金の無駄遣いをやめれば、大阪市には税金が
入ってくるんですから。だから使えるお金は無限」
無限エネルギーや永久機関のようなうまい話にはかならず裏がある。
どんなに荒唐無稽な話でも、騙される人間が存在する限り、詐欺は
なくならない。
パネル(4)を見てみよう。
「ある意味、橋下市長はTMに集まる維新の会の支持者までバカにして
いるんです。こうしたパネルを使うのは、典型的なプロパガンダの手法
ですよ」
もっともTMや街頭演説では、グラフの細かい目盛りまで見えない。
悪質なのは、学者や市民団体がこうしたパネルの細工を指摘している
にもかかわらず、維新の会のウェブサイトに堂々と掲載し、使い続けて
いることだ。
「大衆は小さな嘘より大きな嘘の犠牲になりやすい。とりわけそれが
何度も繰り返されたならば」
とヒトラーは述べている。橋下は「ウソをつかない奴は人間じゃねえよ」
(『まっとう勝負!』)と述べているが、五月一七日の住民投票まで
徹底的に嘘をつきとおす方針を固めたのだろう。
橋下は「無限」を繰り返す。
「大内先生は無限と言いましたけど、これは無限なんですよ」
「使えるお金がたまっていくんです。だから無限なんです」
「二重行政をやめて、税金の無駄遣いをやめれば、大阪市には税金が
入ってくるんですから。だから使えるお金は無限」
無限エネルギーや永久機関のようなうまい話にはかならず裏がある。
どんなに荒唐無稽な話でも、騙される人間が存在する限り、詐欺は
なくならない。
パネル(4)を見てみよう。

(参考:現役世代へ重点投資[PDF] 大阪維新の会HPより)
「大阪維新の会ができるまで、大阪市の教育予算てわずか
六七億円ですよ」
「(小中学校は)お金がないといってクーラーつけてなくて、
何をやったかというと平松さんはゴーヤとヘチマを植えたん
ですよ。それで涼しくしようとして」
六七億円ですよ」
「(小中学校は)お金がないといってクーラーつけてなくて、
何をやったかというと平松さんはゴーヤとヘチマを植えたん
ですよ。それで涼しくしようとして」
聴衆が笑う。橋下の得意ネタである。
「もう小学校、中学校、クーラーつけましたよ。中学校は全部
ついています。小学校はあと一年で全部つきます。それだけで
二〇〇億か三〇〇億ぐらいお金かかりました」
また、橋下は子供にタブレット端末を配ったことを自画自賛する。
「まあ見事に子供教育予算を五倍に増やしました。今まで大阪維新
の会以前では本当にできなかった」
「もう小学校、中学校、クーラーつけましたよ。中学校は全部
ついています。小学校はあと一年で全部つきます。それだけで
二〇〇億か三〇〇億ぐらいお金かかりました」
また、橋下は子供にタブレット端末を配ったことを自画自賛する。
「まあ見事に子供教育予算を五倍に増やしました。今まで大阪維新
の会以前では本当にできなかった」
これも大嘘である。棒グラフに細工が施されているのは他のパネル
同様だが、そもそも、平成二三年度の六七億円という数字が嘘なのだ。
平松市政が行なわれていた平成二三年度のこども青少年費は
一六八七億円、教育費は九八〇億二二〇〇万円である。平成二六年度
の橋下市政では、こども青少年費が一七一三億一九〇〇万円、教育費
が八四五億五六〇〇万円。つまり、橋下は一〇八億四七〇〇万円も予
同様だが、そもそも、平成二三年度の六七億円という数字が嘘なのだ。
平松市政が行なわれていた平成二三年度のこども青少年費は
一六八七億円、教育費は九八〇億二二〇〇万円である。平成二六年度
の橋下市政では、こども青少年費が一七一三億一九〇〇万円、教育費
が八四五億五六〇〇万円。つまり、橋下は一〇八億四七〇〇万円も予
算を削っているのである。維新のパネルは「塾代助成」などを恣意的に
取り出して作成したものにすぎない。
ちなみに、橋下がクーラーをつけたというのも嘘らしい。前出の辻議員
が言う。
「あれは平松市政のときに公明党の漆原良光議員が質疑をして補正予算
をつけたんです」
二重、三重、四重に嘘をついているので、橋下本人も自分が何を言って
いるのかわからなくなってきたのではないか。次に橋下は弁解を始め
取り出して作成したものにすぎない。
ちなみに、橋下がクーラーをつけたというのも嘘らしい。前出の辻議員
が言う。
「あれは平松市政のときに公明党の漆原良光議員が質疑をして補正予算
をつけたんです」
二重、三重、四重に嘘をついているので、橋下本人も自分が何を言って
いるのかわからなくなってきたのではないか。次に橋下は弁解を始め
た。
「七〇歳以上の方は今まで地下鉄・バスが完全無料だった敬老パス、
僕が変えました。年間三〇〇〇円と一回五〇円のご負担をいただきまし
「七〇歳以上の方は今まで地下鉄・バスが完全無料だった敬老パス、
僕が変えました。年間三〇〇〇円と一回五〇円のご負担をいただきまし
たけれども、これはね、高齢化を迎えるこの大阪において、完全無料は
できません」
二〇一一年の大阪市長選で維新の会が撒いたビラにはこう書いてあ
できません」
二〇一一年の大阪市長選で維新の会が撒いたビラにはこう書いてあ
る。
「だまされないで下さい!!」
「大阪市をバラバラにはしません。」
「敬老パスはなくしません。」
騙しているのは一体どちらなのか?
さらに橋下は老人を恫喝。
「いろいろこういうところで話をすると、必ずただにしろという話に
なるんですが、もう説明するのが最近面倒くさくなってきたので、
もうね、そういう方にはもう結構です。維新の会の応援要りません。
共産党の応援に回ってくださいというふうに言うようにしているんです」
いつもの手法だ。自分を批判する人間にレッテルを貼り、印象操作を行
なう。維新の会に批判的な田中誠太八尾市長に対しては、
「共産党とまで手を組み、悪魔に魂を売ってしまった」
「田中さんがこの世の中で嫌いな人物は松井一郎。わら人形を作って、
たぶん五寸釘で打っていると思う」
正常な人間の発言ではない。
橋下の嘘は続く。
「(反対派は)大阪市民の税金が大阪都に吸い上げられるというんです」
「皆さんは大阪市民でもあり、大阪府民でもあるんです。北朝鮮や
アメリカに税金持っていかれるわけじゃないんですよ。皆さんが今まで
さらに橋下は老人を恫喝。
「いろいろこういうところで話をすると、必ずただにしろという話に
なるんですが、もう説明するのが最近面倒くさくなってきたので、
もうね、そういう方にはもう結構です。維新の会の応援要りません。
共産党の応援に回ってくださいというふうに言うようにしているんです」
いつもの手法だ。自分を批判する人間にレッテルを貼り、印象操作を行
なう。維新の会に批判的な田中誠太八尾市長に対しては、
「共産党とまで手を組み、悪魔に魂を売ってしまった」
「田中さんがこの世の中で嫌いな人物は松井一郎。わら人形を作って、
たぶん五寸釘で打っていると思う」
正常な人間の発言ではない。
橋下の嘘は続く。
「(反対派は)大阪市民の税金が大阪都に吸い上げられるというんです」
「皆さんは大阪市民でもあり、大阪府民でもあるんです。北朝鮮や
アメリカに税金持っていかれるわけじゃないんですよ。皆さんが今まで
ね、大阪市役所に預けていた税金を今度は大阪都庁のほうに預け直す
と。
仕事の担当者を変えるというだけなんです」
住民投票が通れば、大阪市からは確実に年間約二二〇〇億円の税金
仕事の担当者を変えるというだけなんです」
住民投票が通れば、大阪市からは確実に年間約二二〇〇億円の税金
が流出する。自民党大阪市会議員団政調会長の川嶋広稔がカラクリを
説明する。
「当初、橋下市長は税金は流出しないと言っていた。しかし嘘が通用しな
「当初、橋下市長は税金は流出しないと言っていた。しかし嘘が通用しな
くなってきたので、途中からこのようなレトリックでごまかすようになったの
です。しかし『新大阪都庁』に移った財源を『旧大阪市民』が自由に使え
です。しかし『新大阪都庁』に移った財源を『旧大阪市民』が自由に使え
るわけがない。単に自主的な財源が失われるだけですよ」
橋下は言う。
「ところが自民党、民主党、公明党、共産党はこれを取られるという」
「今まで市議会議員がやっていた仕事、これが府議会議員に移るので、
取られたと大騒ぎしているんです」
住之江区のTMでは市会議員が「都構想」に反対する理由は、大阪市
立大学が大阪都立大学になれば、学長が市会議員のところに挨拶に
こなくなるからだと主張していた。もう無茶苦茶だ。
「市会議員は既得権益を守りたいだけの守旧派」というデマを拡散する
ことで、社会に蔓延する鬱憤、悪意、ルサンチマンを吸収し、「空気」
を生み出していく。
「ところが自民党、民主党、公明党、共産党はこれを取られるという」
「今まで市議会議員がやっていた仕事、これが府議会議員に移るので、
取られたと大騒ぎしているんです」
住之江区のTMでは市会議員が「都構想」に反対する理由は、大阪市
立大学が大阪都立大学になれば、学長が市会議員のところに挨拶に
こなくなるからだと主張していた。もう無茶苦茶だ。
「市会議員は既得権益を守りたいだけの守旧派」というデマを拡散する
ことで、社会に蔓延する鬱憤、悪意、ルサンチマンを吸収し、「空気」
を生み出していく。
橋下はラストスパートをかける。
「皆さんの住所も今のまんまです」と言った直後に、「ただ、皆さんは
これから湾岸区になります」と言う。
「東京は大東京としてどんどん発展していますけど、これは全部四〇年
「皆さんの住所も今のまんまです」と言った直後に、「ただ、皆さんは
これから湾岸区になります」と言う。
「東京は大東京としてどんどん発展していますけど、これは全部四〇年
前、五〇年前の計画が今、花開いているんですよ」
「大阪の場合には大阪府と大阪市がばらばらで、四〇年、五〇年の計画
「大阪の場合には大阪府と大阪市がばらばらで、四〇年、五〇年の計画
が全然進んでおりません」
嘘である。一九八二年、府市合同で作った委員会で「大阪を中心とする
鉄道網整備構想について」が策定され、これに基づき、両者が路線の整
嘘である。一九八二年、府市合同で作った委員会で「大阪を中心とする
鉄道網整備構想について」が策定され、これに基づき、両者が路線の整
備を進めてきたのである。
パネル(5)も話にならない。堺筋線は阪急で京都に、中央線は近鉄で
奈良につながっている。堺、八尾、門真など周辺自治体にもアクセスでき
奈良につながっている。堺、八尾、門真など周辺自治体にもアクセスでき
る。
新たな乗り入れができないのは技術的な問題だ。
新たな乗り入れができないのは技術的な問題だ。

(参考:地下鉄路線インフラの拡充[PDF] 大阪維新の会HPより)
最後には、大阪がニューヨーク、ロンドン、パリ、上海、バンコクと並ぶ
大都市になるという話が再び登場し、洗脳プログラムは終了した。
大都市になるという話が再び登場し、洗脳プログラムは終了した。
橋下は詐欺師である。大阪「都構想」は戦後最大の詐欺である。
橋下が今一番恐れていることは「事実」を大阪市民に知られる
ことである。だから現在、メディアや学者、ジャーナリストに
圧力をかけ続けているのだ。
前市長の平松邦夫が憤る。
「ここまで橋下をのさばらせたのはメディアです。橋下の嫌がらせ
に屈し、言うべきことを言わなくなった。ジャーナリズムの矜持
を失ってしまったのです」
現在、大阪で進行中の橋下および維新の会の運動は、全体主義
そのものである。冒頭で紹介した世論調査では、橋下の説明を
「不十分」とする人は七四・九%と、「十分」の一七・四%を
大きく上回っている。ここから読み取れるのは、「都構想」
の内容を理解していない「賛成派」が大勢いるという事実である。
ナチスは狂気の集団としてではなく、市民社会の中から出現した。
そして「ふわっとした民意」にうまく乗り、既得権益を批判し、
住民投票を繰り返すことで拡大したのである。
現在、市民の代表が一度は否決した「特別区設置協定書」が、
おかしな力により蘇り、住民投票にかけられる事態が発生して
いる。そこに記載されていない事項の多くは、市長により決定
されることになっている。つまりは白紙委任だ。
わが国の危機は目前に迫っている。
五月一七日の住民投票で問われているのは、橋下および維新の会
という巨悪から、大阪市ひいてはわが国を防衛できるかどうかなのだ。
(敬称略)
橋下が今一番恐れていることは「事実」を大阪市民に知られる
ことである。だから現在、メディアや学者、ジャーナリストに
圧力をかけ続けているのだ。
前市長の平松邦夫が憤る。
「ここまで橋下をのさばらせたのはメディアです。橋下の嫌がらせ
に屈し、言うべきことを言わなくなった。ジャーナリズムの矜持
を失ってしまったのです」
現在、大阪で進行中の橋下および維新の会の運動は、全体主義
そのものである。冒頭で紹介した世論調査では、橋下の説明を
「不十分」とする人は七四・九%と、「十分」の一七・四%を
大きく上回っている。ここから読み取れるのは、「都構想」
の内容を理解していない「賛成派」が大勢いるという事実である。
ナチスは狂気の集団としてではなく、市民社会の中から出現した。
そして「ふわっとした民意」にうまく乗り、既得権益を批判し、
住民投票を繰り返すことで拡大したのである。
現在、市民の代表が一度は否決した「特別区設置協定書」が、
おかしな力により蘇り、住民投票にかけられる事態が発生して
いる。そこに記載されていない事項の多くは、市長により決定
されることになっている。つまりは白紙委任だ。
わが国の危機は目前に迫っている。
五月一七日の住民投票で問われているのは、橋下および維新の会
という巨悪から、大阪市ひいてはわが国を防衛できるかどうかなのだ。
(敬称略)
***
最後に大事な事を一つ。
この橋下と同様な事を国家で行っている方がいます。
というより国家の方の方が先輩ですから国家を橋下が真似たと
いうことでしょうか。
自分に対抗するものは既得権の枠から外し、メディアには
圧力をかけ好き勝手し放題。
自分に都合のいい法案は閣議決定し、数の力で国会を通します。
反対する国家を思う与党議員はいません。
現在の与党議員全員が反”日本国”議員です。
日本国民の敵です。
日本国を守るためには、司法の手を借りるより方法は無さそう
です。
その司法が当てにならない時は仕方ありません。
日本国は諦めましょう。
現在の日本国の代表を操っている連中に乗っ取られたのです
から・・・
日本国はアジアの中でもタイと並んで一度も植民地とならなかっ
たのですが、その記録もついに終わりそうです。
しかし考えようによっては奴隷生活も良いかも知れませんよ。
余計な事を考えず、生きものらしく自然と融合して生きられます
から。
そうフィリピンの多くの人のようにです。
***
浅野 秀弥さんと言う方がフェイスブックに書いています。
橋下徹は今迄いったい何をしてきたのかを少し検証
してみました。
WTC府庁舎移転を提言→橋下徹知事時代に提言した
府庁舎移転は約100億で大阪市で購入したしたが耐震
対応が出来ていないとの指摘で今や10億の値打ちが
無く・府庁のの部署の一部が入居しているが赤字の
垂れ流しである。【リンクタワーとWTC】を二重行政
の象徴として橋下徹維新の会は橋下徹がWTC購入を行
った事をお忘れか?
府庁舎移転は約100億で大阪市で購入したしたが耐震
対応が出来ていないとの指摘で今や10億の値打ちが
無く・府庁のの部署の一部が入居しているが赤字の
垂れ流しである。【リンクタワーとWTC】を二重行政
の象徴として橋下徹維新の会は橋下徹がWTC購入を行
った事をお忘れか?
公募区長・校長が問題を起こしたら責任を私が取る
発言→公募区長・校長は橋下の目玉として,特に公募
区長は都構想のケーススタデーで有ったが多くの不敵
人物を更迭しているのに,民間企業に話しを変えで
いいのがれ責任を取る発言はうやむやになっている。
橋下徹の知事時代の粉飾決済と増え続ける大阪府の
負債で起債団体に→橋下徹が知事時代に3月31日前倒
しにして歳入を増やし4月1日に歳入金を歳出して見せ
かけの黒字決算書を作成して「大阪府は黒字にしまし
た」と大嘘を府民に発表,これは詐害行為として追求
しなければ成ら無い,その後府の負債は増え続け総務
省認定起債団体と成り、大阪府ば総務省に府債を出す
のに手続きを踏まなければ借金が出きない自治体である。
オスプレーを八尾空港に誘致発言→八尾市長も知らない
のに,堂々と安倍総理にオスプレーを八尾空港にと官邸
に会いにいった橋下・松井オスプレーの重量に耐えられ
無い,滑走路が短すぎる,こんな事位調査してあたり前
なのに‥思いつきの提案は大阪の恥晒し。
慰安婦発言で国内外を騒がせて後は知らんぷり→女衒
弁護士の発言で中国・韓国、アメリカをはじめとする
世界に日本の戦時下における慰安婦発言は特に韓国に
付け入らせる事に成った,何の勉強もせず後付けの言い
訳するなら発言を控えるべき。
法定協議会を設置して否定されたら何時のまにか維新
議員が過半数に→都構想の議論の場を橋下徹の思うよう
にいかなければ浅田法定協議会会長責任を果たさず再開
時にはメンバー入れ替えで勝手な議決,橋下徹のシナリオ
が通らなければ、何でもありの橋下徹維新の会。
勝手な出直し選挙→いきなりの住民投稿拒否で自分勝手
な出直し選挙を,余りにも只の駄々っ子。
な出直し選挙を,余りにも只の駄々っ子。
利権・既得権権益・随意契約→これまでの入札はどこに
行ったのか?大阪市の清掃や出版物の公共の税金を使うのに,
随意契約・府も同じと思うが迂回したバックマージンは必ず
ある。又既得権益は維新の会内や支援社に集中させて、利権
はややこしいフロント企業に情報を先流しで共同で行なって
いる。
大阪府職員や議員・大阪市職員や議員の給料カット・ボーナス
カット削減した金の行方は→削減はいい人材は集まら無い.
この事を評価する人は多いが大阪府警に教育現場に就職する者
が極端に減って、軽犯罪は47都道府県47位・教育でも最下位の
能力テスト状況。
教育費を大幅に上げましたって自慢げに橋下徹が言うけど→
みんなの嫌がる・給食←これも4社随意契約・クーラー・パット
の支給では無く教育現場の充実と良い人材の確保。
書く事が多すぎてこれ迄にしますが、こんな事を「改革」と
思って見せている橋下徹維新の会が【大阪市廃止特別区設置】
(都構想は橋下徹維新の会の為の愚策中の愚策)
大阪をこれ迄少しでも良くしましたか?私は都構想「大反対です。」
これはこの方のおもっている事を書かれた事です。
また、テレビで競演した事のある参議院議員で弁護士の丸山
和也氏は
『愛と野望の橋下徹 ホントに君で大丈夫?』(講談社)
の中で、「ドライな現実主義者で、勝ち負けと損得勘定が発達し
ている人間」という印象を抱いたという。
さらに弁護士時代の話でも金にまつわる話が多いのですが
法律の範囲内の事でしょうからここでは取り上げません。
この人の考えの代表的な言葉があります。
『法律の範疇であれば、何をやってもよい』
こういう人が司法や行政に向いているかと言えば???
と言う事が出来そうです。
『行政や司法は弱者にも平等であるべきです!』
日本人として相応しいかどうかにも問題はありそうです。
今の日本の代表者もですが・・・

今日の 後ろ姿

いつも 笑顔で いましょうね。
