
”オキナグサ” (絶滅危惧種)
ある程度の高さのある山で咲く花で、今では会える事はほとんどなくなってしまった。

ほっとしますよね、新緑、若葉の空間。
日本はこれからその若葉の季節を迎えようとしているはずです。
今日はチョッと趣向を変えて、ひとり芝居の話を少し。
一人芝居と言えば、新劇の系統の役者さん達とかを代表に色々な方達が
小劇場で演じていらっしゃいます。
今日ここで取り上げるのは少し違った、もちろん一人芝居と言ってもいい
否、その代表とでも言うべき”落語”について触りのあたりを。
私どういう訳だか子供のころから落語が好きで、好きと言っても子供ですから
寄せなどという所に行ける訳はなく、もっぱらラジオ、テレビで見聞きいってい
ました。
そうこうしているうちに、2.3の話を覚えこれなら落語家になれるかもなど
といった了見に成った次第であります。
しかし、我が家の主人つまるところ親父殿は厳格に輪をかけたほどの頑固
親父でとても許してもらえるわけはありません。なにしろ芸人なんていうもの
は川原乞食だと普段から言って憚らないほどの人ですから。
まあそんな訳で噺家になろうなどと言う事は諦め、もっぱら聞きながら覚え
ることにしました。
なかでも、黒門町の師匠を抜き去らんほどの名人と後日言われている
六代目 三遊亭圓生さんが大好きで聞き惚れていました。

昭和の落語名人と言われた師匠たち、いづれも故人
最近亡くなられた先代?円楽さんがよく演じられた"短命(長命)というお話
も短くて面白いわかりやすいものでした。
「とある大店の主人夫婦が亡くなり、一人娘が跡を継いだそうです。
婿を迎えることとなり、容姿のよい婿を迎へ夫婦仲もよく、店はしっかりした
番頭が切盛りし繁盛していたそうです。
ところがものの半年もしないうちに婿が病に臥せり程なく亡くなったそうです。
しかたなく次の婿を迎えることとなり、今度は見てくれよりも頑丈そうな婿を
迎えたそうです。
ところがこの婿も半年も立たない内に、臥せり亡くなる。
次の婿も・・・
なんでもこの大店の娘というのはそりゃ評判のべっぴんで、店は番頭が繁盛
させるはで夫婦はいずれの時も夫婦仲はよく、やることもなく昼間から二人
きりで・・・な、わかるだろ。
その話を聞いた男が家に帰ると女房が迎え「 あ~あ、俺は長命だ。」
ひとり芝居というと小さな劇場でときどき朗読会を開いていたこの方がいらっし
ゃいました。
独特の聞いていて落ち着きをもたらせてくれる声の持ち主”岸田今日子”さん
です。この方も私が好きな俳優さんの一人です。
”間” のとり方といい、抑揚のつけかたといい完璧とも言えそうなお方でした。

(出典、asahi.co.jp)
岸田今日子さん
また男優の中では、この方大瀧秀治(ひでじ)さん。
ご本人の弁か、昔はこの声では俳優などというものどころかバナナの叩き売
りでもやれるかどうかと言われたとか?
ところがこの方の芝居、語り、一言一言が胸を打つのです。
”間”の取り方は天性のものか?
ナレーターもかなりやってらっしゃいます。
一人芝居と言ってもいいでしょう。
現在80の半ばのお歳でお元気で現役です。

〔出典yoo.typepad,jp)
大瀧秀治さん
わかりやすくお話すると、
西洋の音楽は、”音”を中心に構成されています。
それに引換え、日本の従来の音楽は”間”音の無い時間を中心に構成されて
いると言います。
日本のあらゆる場面でもそうだと思います。
これからも、日本が日本である限りこの”静” ”無”の精神を受け継ぎ継承し
ていけたらと思います。
いつまでも、静かな幸せと、微笑みあるくらしを・・・

今日4/11、近所で宗教的な儀式が行われ、たくさんの”後ろ姿” がありました。
