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mit0616の本棚

「本格ミステリ小説。食べ物。映画」なんかのことなどを
ゆる~く書けたらなと思います。

今回読んだのはコレ。
「招かれざる客」。
作者はクリスティではなくて笹沢佐保ですよw 
 
招かれざる客―笹沢左保コレクション (光文社文庫)/笹沢 左保
¥680
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最近気になる作家さん。といってもこの作品が発表されたのは
今から約50年程前なので最近の作家さんではないんですがね。
今作は江戸川乱歩賞で次席になったという作者のデビュー作です。
 
  
内容・・・(1999年版文庫 背表紙より引用)
事件は、商産省の組合の秘密闘争計画が、省側に筒抜けになっていて
スパイが発見されたことが発端だった。裏切者の組合員と、内縁の妻と
誤認された女性が殺された。二つの事件の容疑者も事故で死んだ。
事件全体に釈然としないものを感じた警部補。鉄壁のアリバイ。
密室で姿を消した凶器。
乱歩賞次席ながら世に出た、笹沢推理文学の輝ける出発点。
「事件」と「特別上申書」の二部構成になっており、「事件」は問題編。
「特別上申書」は推理編になっている。「特別上申書」は捜査一課の
倉田警部補が病気休暇中に<探偵役>となって捜査をし、犯人に
辿りつくまでの経過が描かれている。「密室」で消えた凶器、暗号、
鉄壁のアリバイ、そして動機。トリックひとつひとつは、そう深いものでは
無いかもしれないが総合してみると、終始論理で犯人まで辿りついた
倉田警部補の思考の経過は面白い。そして犯人の動機も深い。
なかなかの傑作です。
 
作者の笹沢佐保氏は昭和33年、勤務していた郵政省の
東京地方簡易保険局の食堂で行われていた宴会の帰りに飲酒運転の
乗用車にひかれて大怪我をした。長期の自宅療養となり読書にも
飽きてしまい、退屈な時間に何をしようかと思いついたのが小説の執筆。
小さい時から内外の推理小説を乱読していた作者は推理小説を書き始める。
そして書き上げたのがこの作品だそうです。作品中に事故のシーンがありますが
自身の事故がモチーフになっているのは明らかで、かなりリアルです。
でも事故に遭っていなかったら作家になっていなかったかもしれませんね。
まさに怪我の功名?
 
 
#12

今更ながら、遂に読んだ麻耶雄嵩デビュー作。 

「翼ある闇」 

翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)/麻耶 雄嵩
¥770
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内容・・・・(背表紙より引用)
首なし死体、密室、蘇る死者、見立て殺人・・・・。
京都近郊に建つヨーロッパ中世の古城と見紛うばかりの館・蒼鴉城を
「私」が訪れた時、惨劇はすでに始まっていた。
二人の名探偵の火花散る対決の行方は。そして迎える壮絶な結末。
 
 
とんでもない小説でした。21歳現役大学生時代に書いたというのが
信じられない。知識の豊富さ、本格ミステリ好きのツボを押さえた
仕掛けの数々には思わず小躍りしたくなる。
舞台はヨーロッパの古城風の館、血縁関係の複雑な多数の住民、
連続殺人に首なし死体、蘇る死者、密室、二人の名探偵の登場
うっとうしいほどのクラシック音楽や宗教などのウンチクww
そして、もんどりうってこねくり回されるほどのどんでん返しww
これでもか!っていうくらいに「本格」要素を詰め込んで「ウザい」くらいw
「本格」好きには堪らないが・・・
「本格」好き以外には絶対に受け入れられないであろう小説である。と思う。
 
 
それにしてもタイトルがやっぱすごい。
「翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件」。深いな・・・・w
 

#11

雪かき終了。3時間かかった。

重い雪。

左手の握力がない。ぷるぷるしてる。

どか雪はもういらない。