帝王、死すべし  #38 | mit0616の本棚

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「本格ミステリ小説。食べ物。映画」なんかのことなどを
ゆる~く書けたらなと思います。

「新本格ミステリ作家強化月間」

第10冊目です。

  

「帝王、死すべし」折原一。

 

帝王、死すべし/折原 一

¥1,785
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中学三年の野原輝久(のはらてるひさ)は、帝王にいじめを受けていた。
父、野原実は、息子輝久の部屋に入り、机上に置かれた一冊の本を手に取った。『てるくはのる』。そのカバーを取ると、出てきたのは真っ白な本。その中に書かれていたのは、輝久が綴った、“帝王”によるいじめの記録だった。輝久は「帝王」へ復讐を誓う。そして息子を狂気から守るため、実は己のすべてを懸けてひた走る。
 
 
期待をしていただけに残念な作品だった。
折原一にしてはインパクトに欠けるし、謎が薄すぎる。
最後にどれだけひっくり返してくれるか期待してただけに
拍子抜けしてしまった。
この人の作品を読み解くのには何重にも絡んだ謎を
ひも解き、並べかえたり、くっつけたりして理解し解明するのが
楽しいのだが、今作はそこまで複雑ではない。
「てるくはのる事件」というセンセーショナルな事件を題材に使い
非常に興味を惹かれたが、如何せん謎が薄い。
「折原一」のヘビーユーザーには物足りない作品である。
でも面白かったことは面白かったけどね^^
 
 
#38