ツナグ | mit0616の本棚

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「本格ミステリ小説。食べ物。映画」なんかのことなどを
ゆる~く書けたらなと思います。

「密室」はしばし休憩。
 
久しぶりに「密室」系以外の小説です。
 
「ツナグ」辻村深月です。
 
ツナグ/辻村 深月
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使者<ツナグ>は死んだ人間と生きた人間を合わせる窓口。
死者に会えるのは一度だけ。誰かと会ってしまったら二度と
再び使者<ツナグ>に依頼はできない。
死者にとっても会える機会は一度だけ・・・・。
 
面白かった~。短編五編で綴られる使者<ツナグ>の話。
死者に会いたい理由はみんな様々。
死んでしまった人にまた会いたい、そこにある理由は単純ではない。
会ったからといって必ずしも幸せな結末はそこには待っていない。
 
生者はこれから生きていくために死者を利用するのか?
これは生者の傲慢ではないか。
死者は生者のためにいていいのか?
 
考えさせられました。
でも生きていくうえで力をもらえる作品です。
読んで良かった。