前回の投稿から約一ヶ月経ってしまいました。

現在、春学期の最初の1ヶ月を終えるところであります。

というわけで、今回の記事では私が今学期取っている授業の紹介をしていこうかなと思います。

 

 

今学期は5科目授業を取っています。

 

 

5.12 Organic Chemistry I(有機化学)

化学科、化学工学科、生物学科にいるなら一番初めに取る、有機化学の授業です。

10-250という、比較的大きな講堂で授業が行われます。

受けている生徒は1,2年生が多く、100人位いると思います。

学期に4回中間試験があり、結構ハードスケジュールです。

有機化学は全く得意でないので少し苦戦しています。

 

 

8.S05 Quantum Mechanics II(量子力学)

8.04, 8.05, 8.06はすべて量子力学となっていますが、8.S05は8.05のオンラインベースの授業です。

原則講義は動画で見て、実際に授業をうけるのは週2回のrecitationのみです。

そのため、実質的に授業に「赴かなくてはいけない」のは2時間だけとなります。

宿題もオンラインベースで、たまに証明の問題もオンラインで採点したりします。

 

本来8.04がprerequisiteとなっていますが、先学期にとった5.61と内容が似ているので8.04なしでこの授業を取ることにしました。

 

生徒は20人がMAXらしく、今年は15人程度が受講しています。3年生が多いです。

内容は今のところ結構バリバリ線形代数といった感じです。これから方向が変わるかもしれませんが。

オンラインで宿題をするのですが、点数がすぐに分かるのでモチベになります笑

 

 

 

8.08 Statistical Mechanics II(統計力学)

8.044 Statistical Mechanics I に続く、統計力学の授業です。

8.08は物理科(8-focused)で選択科目、物理科(8-flex)では選択科目にすらなっていません。正直、8.08のレベルのことは物理をやる生徒として教養程度だと思いますが...。

ちなみに8.044は確率論が中心らしいです。

 

8.044がprerequisiteとなっていますが、東大で統計物理学を堀田先生に習ったのでまあ大丈夫かなと思い、この授業を取ることにしました。

 

先生はProf. Liang Fu(この前論文が出たことで少し話題になっている)、生徒数は10人ほどです。物理科にしては小さいですね。

過去の年度の先生とは違った先生が教えていて、授業構成もラフですが、内容は楽しいです。

東大前期課程の統計物理学で学んだ内容を最初の2週間で終わらせるくらいの速さで進んでいます。

 

 

 

8.225 Physics in 20th century(20世紀の物理学)

文系(HASS)の授業でありながら、物理科のCI-M(Communication-intensive)でもある授業です。

受けている生徒はほとんどが物理科の2,3年生で、100人くらいいます。

相対論が発表された頃の話を、当時の情勢などを含めて説明してくれます。

普通に物理をやっているだけじゃ学べないことを知ることが出来て教養になります。

 

課題は毎週のリーディングに加えて、学期4回のペーパー提出があります。

Paper 1のテーマは、「Einsteinの"On the electrodynamics of moving bodies"についてrefereeせよ」というテーマです。面白いですね。

 

 

 

21M.600 Intro to Acting(演劇入門)

これは芸術系の文系(HASS)の授業です。

人気のあるクラスだと聞き、とってみようと思いました。

何個かセクションが開かれていて、各セクション20人がMAXの授業です。

出席の他に、プロの演劇を見に行ったりするなどの課題があります。

 

授業としては、今のところ演劇のようなことは何もやっていません。どちらかというと体の使い方を習っている感じです。

 

 

 

これらの授業に加えて、化学科のVan Voorhis GroupでUROPをやっています。

まだひよこですが、頑張って学んでいっているところです。書けるほどのことが出てきたら記事にしたいと思います。