少しづつ、少しづつちいちゃくなっていく紫音。
紫音の目前で泣いていたら、まんまるお目でじっと見つめる。花楓が足に鼻を擦り付けてくる。
紫音、福島には帰さないから、スカイツリーがよーく見えるここが紫音のおうちだもの。
初めて我が家に来たこと、初めてお膝に乗ったこと、初めて一緒のお布団で寝たこと、毎日三匹でお迎えに玄関で待っててくれたこと、お父さんより遅い帰宅になるとご飯食べて、玄関に何度もお迎えに待っていた話、病になって何度も復活して ご飯!ご飯!と元気に鳴いていたこと
紫音が私の手から離れて行く
まだ、出来ることあるかな?