8月、、、真冬が過ぎて、春が来て、梅雨に入って、、そして真夏へと季節が変わっていく。紫音の闘病は7か月目に入ろうとしている中、ホームドクターがこんな一言を・・・

「教科書にないことが起きている!!」って。どんなに救われただろうかこの言葉に。

化学療法の排泄物管理の為、5日の月曜日をお休みにした。もう少ししたら夏季休暇に入る、ずーっと紫音と一緒に入れるし、いつもさみしい思いをさせている彩愛と花楓とも遊べる。

3日、彩愛と花楓の3歳の誕生日、、、なにも準備は出来ていなく、ごめんね。でも彩愛と花楓が在園していたネコカフェには成長の報告をしました。そして、紫音の保護主さんにも連絡、、、5日まで休暇で自宅にいるので、ふっくらして元気なうちに紫音に会いに来てもらえませんか?と。

4日~紫音3度目の復活!!モリモリ食べる、食べる。毎日お父さんが夕方様子見に来てくれてランチを食べさせてくれる。彩愛と花楓は熟睡中でも紫音は律儀にリビングに出てきてご飯、ご飯そして思いっきり甘える。夜、団らんしているとき、紫音が寝んね、リビングで”彩愛~花楓~”と遊んでいると何処となくリビングに出てきて、「アタチが中心!!」とみんなの真ん中に割り込んでくる。花楓がつまんなくなって、、、玄関で「アオーーン」って鳴きはじめる。。。

早朝5時には、彩愛と共に紫音が「ご飯ご飯」って起こしに来る。当たり前な日々がまた始まり、夏季休暇に入っていくんだろうなって思っていた。

11日高度医療センターへの通院日。帰省ラッシュにもまったく巻き込まれず、、、よかったぁ!!

いつもより早い時間で帰宅でき、みんにゃでお昼寝・・・

でも、、、治療を始めて、初めて紫音が吐いた。。。下痢も嘔吐もしなかった紫音が吐いた・・・

12日からホームドクターへ補液点滴に通い始める、毎日通う。吐き気止めが効いているのか補液から帰ってくると少し食べようとしている。。。

お父さんと相談して、もうゆっくりさせようって。16日お父さんが出勤前に病院へ連れて行ってくれた時に院長に「これ以上の治療は先延ばしですかね・・・」と聞くと、院長は「もう十分先延ばししているよ」と。そっか、、、そうだよね、

諦めきれない部分もあり、何となく「緩和ケア」とかネットで検索したら、24時間往診してくれる緩和ケア専門獣医師の診療所がヒットした。

連絡を取ってみると、「明日17日キャンセルが出たのでいかがですか?」と即日対応して貰えることになった。

凄い!!紫音って強運の持ち主だね、節目節目にしっかりケアの手が差し伸べられる。にゃん徳だよね、、、

獣医師とも相談して高度医療センターをクロージングすることにした。

18日高度医療センターへ私一人で向う。待合室にいるのは私だけ、、、担当医にお礼を述べて、ここを後にした。

3か月13回通った場所、風景、道。。。お世話になり、3か月の間、3回も復活できた、とってもありがたい。でも、もう来たくないなって

辛かったこと思い出すかもしれないし、、高度医療って凄い。もっともっと何かできたのかななんて複雑な思いを持ちながら後にした。