紫音の治療プログラム、5月4日~後半に入りました。改元のため世間は10連休なのに紫音の病院、木曜休診以外は祭日診療時間対応で休みなし、とてもありがたい。そして治療日は休診日なのに対応して貰った。

令和元年の5月1日、市ヶ谷亀岡八幡宮 ペット祈願を執り行ってくれる神社。前もって予約してあったので病気平癒祈願に2人で向った。治療プログラムが無事最後まで終了できますようにと。

5月4日治療が終り、お迎えに行くとゲージに寛いでいた。スタッフから「今日はお昼食べなかったんです」とそのままパウチを返された。そういえばこの10連休お天気もさえなく、ウトウト寝ている日が多かったがご飯はしっかり食べていた。翌日5日、オシッコが12時間~出ていない。

そして連休最終日の6日の朝、いつも「ニャー!!ニャー!!」とご飯だご飯だと起こす紫音が起きてこない。

どうしよう!!でも、病院が祭日診療時間で半日しかやっていない、明日からは出勤日、何かあってからでは遅いから病院へ行こうと急ぎ通院し、状況を説明した。オシッコが12時間出ていないことに先生の顔は曇るし、紫音は発熱している39度。画像を見せて貰うと膀胱に浮遊物が・・・補液に抗生物質を投与して貰い自宅に帰ってゆっくり静養。翌日から抗生剤が効いたのか元気にモリモリ食べ始めた。11日の通院日から様子がおかしい、熱も下がらない状態で12,14,15日と補液点滴に通院する。その時に院長が「セカンドオピニオンを考えませんか?」と高度医療センターへの転院を進めてきた。15日高度医療センターへ転院することを決め、紹介予約を取ってもらい翌々日の17日に予約が取れた。日本で有数の医療センターで病院からの紹介しか受け付けて貰えない。「体調戻ったら、当院に帰ってくればいいから」と院長に背中を押されて送り出された。

5月17日 金曜日で高速道路も一般道も渋滞している中、紫音を車に乗せて東所沢まで向かう。キャリー以外にお気に入りのベッド、トイレ、ご飯など生活に必要なもの全て積みこんだ。

「にゃおん、にゃおん、にゃおん、はぁはぁ・・・」とずっとずっと紫音が鳴いている。漸く病院へ到着そして問診診察。担当医から「今まで化学療法が効いていないんですね。でもまだほかに使用できる薬ありますから頑張りましょう」と。え??頭の中で、11回も針を刺されてその薬が効いていない、、なんてかわいそうな事をしたんだろう。。きっとその思いが表情に出たんだと思う。すかさず担当医は「いえ、今までの方法は当たり前に始める方法ですし、当院でも最初はその治療プログラムですよ」と。そうだ、、ホームドクターにも快進撃に喜んでいた私たちに「まだ安心はできません、レスキューもあることを考えておいてください」と言われたことを思い出した。

また最初からの検査、検査になり、首、お腹の毛が刈られてしまうらしい・・・検査料等の見積もりを持って担当者が説明に来たが、即答 だって何のための転院?躊躇している余裕はない。担当者も即答にえ?という表情だったけど・・・

私たちが積極的に治療を進め、決断できたのは保険に入っていたのが大きいと思う。ネコさんをお迎えするときに会社の後輩が「一番安いのでいいから保険に入っておいた方がいいですよ」と助言してくれた。後輩には感謝している、本当に助かっている。

長い検査が終わり、新しい薬を投与され、紫音が戻ってきたのは19時。だいぶお疲れで「ムスっ」としていた。新しい薬は、骨髄抑制が発生し白血球が下がってくる。毎週の血液検査に通院が必要と説明される。来週から毎土曜日は所沢まで通院・・・大丈夫かな紫音。

帰宅後、直ぐにご飯食べると意気込み、スープパウチを出すとむせながら食べる紫音。

熱も下がり体調が安定して、翌日からはまた元気に「ニャー!!ニャ!!」と早朝からご飯を催促するまでに復調した。朝私が起きれないでいると、寝ている背中に登って「ニャーおん、ニャーおん」と鳴く。「アタチ、お腹空いたの、早く起きて」と言っているのかしら・・・

そして翌週の5月25日から東所沢へ毎週の通院開始。週末の高速道路は空いていて我が家から40分程度で到着する。

紫音のトイレ、ベッド、ご飯、お茶碗、我々の朝食・飲み物など車に積み込み、8時半ごろに出発。道中、紫音がトイレに入ったり、車内を自由にうろうろする。窓から外を眺めてみたり、助手席に座ってみたり・・・帰りはコンビニで休憩しながら、紫音と私たち一緒に車内でご飯。血液検査と結果確認なので病院滞在は1時間程度なのでお昼過ぎには帰宅。復活してきた紫音、次の化学療法投与まで元気に過ごして、凄いな~紫音、復活して今まで通りの生活に戻っている。5週間毎の投与でこの治療プログラムは順調に進んでいくんだよね、、そう思っていた。

でも、、6月21日にパタッとご飯を食べなくなった・・・2回目の投与直前だったし、何が起こったのかもわからない。翌日急ぎホームドクターへ補液点滴に向かう。白血球が下がり過ぎてしまい怠いのか、、、投与できなかったらどうなってしまうんだろう??不安ばかりが頭をよぎり涙が出てくる。。。~2期②へ