題名を見て、この前読んだような自己啓発本なのかと思ったら、短編小説集のような作品でした。
ナポレオンの周りにいた男性たち一人ひとりを中心にして書いた短編小説です。
でも、小説っぽくならないように書いてあって、一体この本はどういうジャンルになるのだろうかと考えてしまいます。
一応出版社側のジャンル分けは「エッセイ」になってますね。なんと!!エッセイじゃないよなー・・・。短編小説だよな・・・。
うちのサイトの作品リストは出版社のジャンル分けを参考にしたので、この作品は「エッセイ」に分類されているのですが、なんだか納得できないなー。というわけで、この記事の分類は「エッセイ感想」ではなく「その他未分類感想」の方へ登録することにしました。ややこしくなっちゃうな。
個人名は出ていなくてもアンリのことを書いていると思われる文章があって、「ああ、先生、これはアンリのことですね・・・」なんて心の中で本に話しかけてしまいました。(アホ)
やっぱりヴァンデ関係の記述があると、その短編の中心人物そっちのけになってしまうワタクシ。
ナポレオンの周りで働いていた人物一人ひとりの人生がよくわかる、そんな一冊でした。