浜松国際ピアノコンクールの1次、2次を聴いて凄く気に入っていたピアニスト、フィリップ・ショイヒャーさんのミニコンサートに行ってきました
3次予選に進出されなくてホントにガッカリしてたんですが、もしかして進めなかった人が出演するシティコンサートに出ないかなーと思って、今朝、浜コンのホームページを見たら…
急遽決まったようで、今日の午後にある
もうこれを逃したら聴く機会はないかも…
行くしかない
ということで、行ってきました
会場は浜松駅前の百貨店のイベントスペース。
ピアノもROLANDの電子グランドでしたが…
行って本当に良かったです❣️
リハーサルの時。
そして本番。
1部と2部とあって、両方聴いてきました✨
1部の曲目は、1次で演奏されたベートーヴェンの幻想曲と、モーツァルトのソナタ第11番トルコ行進曲付き。
やっぱりショイヒャーさんの演奏は凄く好き
凄く楽しげに演奏する方です
だから、音楽がイキイキしてる。
アコースティックピアノだったらもっと音が良かったんでしょうけど…
でもROLANDのグランドはかなりアコースティックに近い音がします。
低音も豊かな響きだし、高い音も綺麗です。
ライブ配信で聴いていたあの美しい音が、かなり再現されていました。
本当は、ホールでフルコンサートピアノの音で聴きたかった…
2部では、アナウンスの方が最初に曲名を言うのを忘れられたんですけど…
ムソルグスキーの「展覧会の絵」のプロムナードを弾き始められたときは、嬉しかった
3次予選で演奏する予定でした。
素晴らしかった✨
もうしっかり仕上げられていて、いつ本番に出してもよかったんでしょうに…
ステージで弾かせてあげたかったなぁと思いました。
もしかしたら、2次でこれを弾いていたら3次に進めたかも?
予選の選曲は重要だなぁと思います。
マルセル田所さんも2次直後のインタビューで「ブラームスのパガニーニ変奏曲は僕に合ってなかった」と仰ってましたね。
展覧会の絵は組曲ですが、時折挿入されるプロムナードの主題、コミカルな部分や最後の「キエフの門」のまで、軽やかな音、重厚な和音…
多彩な音で表現されていて、素晴らしい演奏だった。
最後は私、またウルウルしてしまいました
いつのまにか大勢の皆さんが立ち止まって、演奏に聴き入ってました。
演奏が終わったら、盛大な拍手がやみませんでした。
予選やネットで聴いてファンになった人も多くいらしてたみたい。
演奏後はサインや写真に快く答えていらっしゃいました。
私も写真を撮らせてもらい、サインもいただきました
いつもニッコリ笑顔
予選の演奏も、今日も素晴らしかったこと、ちゃんと伝えました
3次には行けなかったけど、そのおかげでミニコンサートで間近に演奏を観ることができて、サインももらえて嬉しかった
ショイヒャーさん、今回浜コンには2度めの出場ですが、第9回のときは2次も行けなかった。
でも本選まで会場で聴かれたそうで、その間、浜松市内の学校などで演奏をされたそうです。
きっと日本を気に入って下さったと思うので、また演奏しに戻って来られるのを楽しみにしてます