練習曲としてツェルニー50番を取り入れて5週間が過ぎました。
3週目くらいの時に、自分では「弾ける弾ける~」と調子に乗って、テンポを上げて通し練習ばかりしていたら…先生に、
「どれくらい練習されてますか?弱い4、5の指の支えがまだしっかりしていないです。」
と言われてしまいました。
時間としてはツェルニーだけで1時間くらい練習していたけれど、確かにただ弾くだけになってた。
ツェルニーをやっている意味。
タッチを変えたい、という目標がありました。
もっと目的を持った練習をしなくては。
ツェルニーだけに集中して、1週間頑張ろうと思いました。
弱い指をたくさん使って、自分の欠点を部分的に注意深く繰り返す。
腕や手首の力は入れず、指の支えをしっかりとさせて、手の甲で力を補わない。
ツェルニーを弾くときも、耳で音をよく聴くことが大事です。
力の入った音はガツンと当たった音になります。
和音のバランス、ソプラノがちゃんと聴こえているか、16分音符にムラがないか。
4週目のレッスンでは、
「先週よりだいぶいいですよ。」と先生。
嬉しいです。ちょっとでも良くなった、と言われれば。
次の課題は、もっと音のまとまり、連なり、両手の音の一体感が出るように。
左右の音のタイミングのずれだけでなく、響きがバラバラにならないように。
ツェルニーでもいろいろな音の出し方の練習ができます。
最近になって自分でも指の筋力がついてきたのが実感できます。
16分音符の粒がだいぶ揃って、ムラがなくなってきた。
テンポを上げても楽に弾けるようになってきました。
バラードを弾いていても、指がしっかりしてきて難しい部分でも音が出せる。
今なら以前弾いたスケルツォやバラード3番がもっとよく弾けるかも…と弾いてみると、確かに弾きやすくなりました。
もっと前から、ちゃんとやっておくべきだったな、と思います。
音楽性や感情表現などは、たくさん回数弾いたからといって身につく訳ではないけれど、テクニックは指を動かした回数で、やればやるほど向上できるという気がしています。
ただし、やみくもに弾くのでなく正しいやり方で、常に美しい音を求めること。
なぜ練習曲をやるのか…。
私の場合は、曲を弾くときの土台となるテクニックをつけたいから。
曲の音楽づくりをする上で、音を自在にコントロールできるテクニックがほしい。
リズム感のある音で、のびのあるいい音色で弾きたい。
ツェルニーだからといって指を動かすだけにならず、頭と耳を集中させて…。
どんな練習をするときも意味のある練習をしたいです。
