元禄寿司ってありましたよね。
都城で最初に連れて行ってもらった回転寿司が元禄寿司でした。
当時、小学6年として、35年ほど前。
それまで、都城市牟田町にあった「かっぱ寿司」に1年に1回程度が、近くの元禄寿司に変わった瞬間でした。
子供としては、嬉しい。
3ヶ月に1度くらいのお寿司チャンスができたというわけです。
お金がないのに、10皿は食べさせてくれて、お父さん、本当に感謝しています。
(はい、240円の中トロ)
今の「かっぱ寿司」とは違います。
赤玉というパチンコ屋さんがやっていた寿司屋で、当時の地元では、割りと人気店。
姉妹店「大太鼓」とともに、両親の友達などで「もえ(もあい)」が行われていました。
こんなことを、酔っ払いながら書ける僕の記憶力は、我ながら凄い。
更に言うと、飲みながら飲んだくれが興じていたのが、「なんこ」。
本当に、異国に育ったものだと思います。
(昔ながらの狭い回転寿司)
今日は、小倉のクライアントの優しい年配の女性にお住まいの場所を聞いたところ、国道10号線の近くと盛り上がりました。
なぜなら、小倉が10号線の起点なのです。ずっと南下すると、元禄寿司に面していた都城を通る10号線なのです。
小倉駅近くのホテルに向かうバスの中、美味しいものが食べたいと意志を固めました。
今日も頑張ったからね。
でも、おひとりさまは、結構難易度が高い。福岡は大丈夫でも小倉は難しいのです。
そこで、久しぶりに、小倉の方はみんな知ってる京寿司に。
安定の美味しさで、小倉の凄さを再認識しました。
(エビきゅうり巻120円)
入店した時は、満席。
隣の親父が、僕がメニューを取ると舌打ち。
何に怒ってるの?ぶつよ。
無視して、好みを注文します。
(本物の縁側120円)
(これは、普通の鉄火巻120円)
(鮪120円)
(ふっくら穴子240円)
途中で、隣の親父が、トロ鉄火がウマイウマイと。
バイトに力説して、再度注文。ウマイウマイと。
「ここは、ただの回転寿司とは違うんだよ!」とほくそ笑みながら、耳を傾けます。
隣の親父が先にお勘定。値段を聞いて、(まじで)泣き出しました。ウマイと。
どこから来られたのか知りませんが、「ここは、ただの回転寿司とは違うんだよ!」
大事なことは2回。
無礼な振る舞いを全て許しました。
おひとりさまで、回らない寿司を食べる。
憧れかもしれません。
でも、京寿司で「おひとりさま」できる自分も素敵なのかも。
親の前では食べれなかった200円(240円)皿も頑張れます。
こんなに、お皿のタワーを積んだのは久しぶり。
瓶ビールと焼酎を飲んで、2000円。
これからも月に1度の「おひとりさま」お寿司チャンスにしたいものです。
店名 京寿司 小倉店 (きょうずし)
ジャンル:回転寿司
093-551-7890
福岡県北九州市小倉北区京町2-6-5
お店の情報
【リピート期待度:5】
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