10月なのに、温かい食べ物が恋しい季節になかなかなりません。
でも、涼しいエアコンの中での、熱い食べ物もいいものです。
ふらりと5時からクライント近くのおでん屋へ。
福岡ではおでん専門店は珍しい。
ここは、うすくち「あごだし」の上品なおでんが楽しめます。
おでん一筋65年
「凄い」の一言です。
恥ずかしいことに、福岡に来るまで「あご」のことは知りませんでした。
最初からトビウオって言ってよ~。
串間沖の船釣では、トビウオが船の灯りに飛び込んでくるくる。
でも、魚なのに、海からなんで飛ぶことになったんでしょう。
まあ、難しいことはいいか。
20そこらで福岡へ移住しましたが、「博多の雑煮はあごで取るったい。」と聞いてもなんのことやら。
最近では、茅の舎さんを始めとして「あごだし」が全国的にも有名になりましたね。
更に!「あごだし」のルーツは、長崎とのこと。
博多っ子は、他人のふんだしで雑煮を作っていたのねん。
「はくしか」は、2年ほど前に、長崎出身の友人から教えてもらいました。思案橋が本店なのかな?
カウンターでひとりのお客様も多い。
おでんだけでなく、お店の方の優しさに心も温まるお店なのです。
おでんは、おまかせで。
ひとつ口に運ぶ度に、驚きがあり、「お外のおでん」もたまにはいいなあと思ってしまいました。
うなぎの白焼きも美味しかったよ。
日本酒「白鹿」をぬる燗で。
お店の方も、「熱すぎないですか~」などと、心地よいコミュニケーション。
ぬる燗は純米なんかより本醸造がむしろ正解。
(向かいのホストクラブがばっちり。)
「はくしかの夏」も終わりを告げて、「はくしかの秋」が始まり、冬が近づくにつれて、「はくしか」は一層盛り上がるのです。
しかし、まだまだ暑いね。
はくしか 中洲店
ジャンル:おでん、割烹・小料理
050-5868-9189 (予約専用番号)
092-271-4006 (お問い合わせ専用番号)
福岡県福岡市博多区中洲5丁目4-25
お店の情報
【リーピート期待度:4】