またやってしまいました。
電車の中での忘れ物。
正確には駅構内での落し物。
昨日の朝、電車の中でスマホのチェックを済ませ、それから文庫本を読み始めました。気がつけば、到着を知らせるアナウンス。
あっ!いけないドアが閉まると思い、本を鞄の中に押し込んで人の波に体を委ねます。電車の外に吐き出され、そのまま階段を下ります。
ICOCAをタッチし改札を出ます。地下道を通り、外に出ると案外と日差しがあります。これはいけないと思い、鞄からストールを出そうとしたら、ストールがありません。鞄の中を歩きながら探ってみますが、手に触れません。あーあ、やってしまった、と順調にいかなかった朝のスタートを少しうらめしく思います。
職場に着き、着替えを済ませたら、早速、JRお忘れ物センターに電話をします。ガラ携からスマホに乗り換えても、電話帳はしっかり引き継がれています。
私:電車の中で忘れ物をしたようなんですが。○○駅を7時22分発▲▲行きで、□□駅には7時41分に着きました。◎番のりばです。
係りの人:で、何をお忘れになりました。
私:ストールです。ブルー系でペイズリー柄のストールです。長さは2Mはないと思いますが、長めです。
係りの人:それで、電車のどのあたりに乗られていたのですか。
私:はい。先頭車両の真ん中のドアの横です。進行方向に向かって右側です。
係りの人:分りました。忘れ物が届いているかどうか確認しますので、少しお待ちください。
―――2分くらい待ちます―――
係りの人:確認してみましたが、今のところ届いていませんので、届きましたら、ご連絡します。お名前と連絡先を教えてください。
私:(みすヾっ子の連絡先を教える)よろしくお願いします。
昨日は昼から出かける用事があり、出先で15時頃スマホをチェックするとJRお忘れ物センターから着信履歴がありました。
JRお忘れ物センターに電話をすると
係りの人:ストールが届けられました。電車の中ではなく、◎番線の階段に落ちていたそうです。今から受付番号を言いますので、番号を控えてください。取りに来られる時にはこの受付番号が必要です。それと本人であることを証明できるもの免許証、保険証などをご持参ください。
私:ありがとうございました。時間は20時までだったと思いますが。
係りの人:そうです。20時までです。お忙しいようでしたら明日でもかまいませんよ。場所はわかりますか。
私:はい、分ります。なるべく早く行くようにします。ありがとうございました。
かくして、ストールは私の手に戻ってきました。
届けてくださった方に感謝です。
JRお忘れ物センター年に2、3回は利用しています。情けない話です。それこそ、家族には言えません。
私は、長年、JR忘れ物センターだと思っていましたが、
正式にはJRお忘れ物センターだということに、今日気がつきました。