俺は、この高校に新任してきた。
地方の高校だから、無論引っ越しも、彼女と別れたりもした。
結局、彼女を泣かせてしまったけど。
新任してきた朝、校門がキャーキャー言っていた。
うるさい。とっとと散れよ、クソガキが。
そんな中、一人でいた女の子を見つけた。
2年生クラスだろうか。
あの子意外と気になる。
『松本先生ぇー♡キャーこっち見たぁ♡』
見たのは紛れだよ。バカ。誰も、お前なんて好きじゃねぇよ。
俺は、職員室を呆れ半分で出た。すると、
先輩先生に、2年生の資料を資料室へと置いてくるように言われた。
少しだけホッとした。やっと一人になれる
資料室は、二階。2年生のクラスのある場所だ。
急いで、資料室の鍵を開けて、急いで入る
『あぁ…。疲れた…』
2年生のファイルを探す。
あれ?無い…。ウソだろ…?
ギィー。ヒッ!誰だよ…。
『うわっ!ま、松本先生?』
『あ、あぁ。どうも。あ、名前は?』
『松重亜優です』
松重亜優?あ、今日担任の先生に大量の資料を資料室へって言われてたのを聞いたような…。
『松重さんって、2年3組だっけ?』
『あ、あぁ。はい』
あ、本題にいかないと。
『あ、あのさ、松重さん?』
『はい?』
『2年生のファイル知らないかな?』
『ちょっと待ってくださいね』
彼女は、床に這いつくばってファイルを探し始める。
スカート、汚れてしまうのに。
なぜだろう…。この高校の女の子は、好きじゃなかったのに…。
いつの間にか好きになってる自分がいる。