展覧会とか、

まえは月1くらいで行っていた気がするが、

コロナ以降、ほとんど行っていない。


もともと、都内住まいの気軽さから

今日やっているこれに行こう、で出かけていた。

いまは、事前予約だのが面倒くさい。


なによりも入場料がお高くなった。

行けば図録やグッズも欲しくなり、散財必須。

時節柄、お財布を引き締めないと。


そんな訳で久しぶりの芸術鑑賞へ。

まぁ、こちら文学館の入場料は破格だと

思ってはいるのだが。500円!



6月某日、土砂降りの雨の午後に訪問。


入り口すぐで、庄野先生と坂田寛夫先生の

対談映像。

映像でお姿を拝見するのははじめて。

思いのほか、はきはきとした話しぶり。

もっと訥々と話すのをイメージしていました。



展示室。

荒天が幸いし、小一時間の滞在中、自分一人。

展示ガラスにくっつくように、じっくり鑑賞。


山の上の家の書斎の再現では、

はじめて山から降りた井伏さんの甕。

机の上の写真立のバラは、エイヴォン?


他に、山田さんのカーディガンや

池田清明さんのお嬢さんの絵葉書。

作品に登場するあれこれ。

はじめて見るが、懐かしい気がするものたち。


生涯の蔵書と折々の交友との書簡も。

作品のなかの作家の時間を漂うように過ごした、

このうえない贅沢なひとり時間だった。


さて、夢見心地で出口横の売店で

図録ほか、2冊お買い上げ。5,000円!

さらに家に帰って、読んでいない初期作が入った

電子書籍版全集の1巻をポチリ。


やれやれ、散財。いやいや、贅沢の極み!


庄野潤三展






ひとり時間の贅沢を感じる過ごし方

 

 

 

 

 

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