昨夜の出来事。
主人には、関西在住の
医学部時代の仲の良い友人がいます。
その方は大学に入るまでが長かったので
現在45歳、独身です

その方のことは、『松』さん(仮名)と
呼ばせていただきますね。
数日前から、
『松が飲みに行きたいって言ってるんだよね〜』
とのことを主人から聞いていました。
でも私は、
まさか今このコロナで
世の中がこんな時期に。
しかも、緊急事態宣言が出ている地域の人と
飲みに行くわけない。

と思って、
『そうなんだ〜、また落ち着いたら
行けるといいね。
』

と特に気にもせず、流していました。

すると昨日

夕食後に突然主人から
LINEの画面を見せられ、
そこには、松さんからの
『じゃあ、19日に行きます
』

とのLINEが…

主人は
『いや〜、
人の考えることは
分からんなあ
笑

まさかこんな話になるとは。笑

ま、こっち来るなら会わんわけには
いかんよね。』






しばらく頭がフリーズしました。
ていうか、
LINEを全部見たわけじゃないけれど
松さんの
『じゃあ、19日に行きます』の
LINEの前には
主人が
『20日は日当直。』
と予定合わせのLINE
送っとるやないかい





そのあと、何度何度も
『いや〜、人の考えることは分からんね〜』
と松さんのせいにしてたけど
何言ってんだ









人のせいにしないで。





予定合わせしてるし、
いくらでも話の持っていきようは
あるでしょうが。
昨日は、私妊婦優先枠で
ワクチン摂取をしてきましたが
初めは子どもへの影響が怖くて
出産後に受ける予定でした。
それが、千葉の事件があり
世の中が妊婦に摂取を



の流れになり、産婦人科学会も
推奨しはじめ…。
万が一、今私がコロナになったら
即帝王切開。
まだお腹にいたい赤ちゃんを
無理やり産まないといけない……。
悩みに悩みに悩んで、
少しでもそのリスクを減らすために
ワクチンを打つことに決めました。
この子を無事に産むために
少しでもリスクを減らしたい。
そんな事ばかり考えて過ごし、
あと数日で臨月を
迎えようとしている今。
緊急事態宣言が出ている
県外の人と
飲みに行く







ふざけないで。







最近よく
『あ〜、、、飲みに行きたい。』
『コロナで何もかも自粛自粛って
言うのどうかと思うんだよね。
かかる時はかかるし、
かからない時はかからないんだろうし。』
と言う主人。

飲みに行きたいのはみんな一緒。
なんなら私だって、
お酒大好きだけどこの子のために
10ヶ月間我慢してる。
主人にその気持ちを伝えました。
すると、
『ま、そうやろうね〜。』
と一言。
そして、2階に上がって行きました。
(いつもはリビングにいるのに)
私は1人でリビングでいました。
前なら、
ありえない



普通じゃない





と相手が諦めるまで
食ってかかっていたけど、
(しかも相手も諦めないので地獄。笑)
今までの喧嘩から
喧嘩の時の主人には何を言っても無駄。
理解不能な思考回路も
それが正しい

自分は悪くない



と思っているから
(お互い様かもだけど)

金を出す奴が一番偉い事件。笑
もう諦めよう



行くならどうぞ。
それが、あなたの判断なのね、
好きにしてください。って事にしよう。
残念だけど、
それが主人とうまくやっていくコツだ。』
と思いました。
すると、しばらくして
2階から降りてきた主人。
少し不貞腐れた顔で
『松と飲みに行くの、とりあえず
子どもが産まれてからにしたから。
今回はやめた。』
え、びっくり。

いつもこういう時、
『君の意見は聞く価値ない
』

(ひどすぎ。笑)
とか言って耳に届かないのに…。

『今回は、君の意見が
その通りだなと思ったから。』
とのこと。
うーん、なんか腹立つけど。笑
でも喧嘩の時
人の意見を聞いて、
自分の意見を
変えられるんだ。
そんなことできる人
だったんだ…



とびっくりしました。
(私もひどい。笑)
びっくりしながらも、
主人に
『ありがとう。
あなたの行きたい気持ちは分かるから、
状況にもよると思うけど
私が産後に里帰りしてる時に
会ったらいいよ。』
と伝えました。
主人が、
『松に言ったら、
ま、普通に考えたらそうやろうなーって
すぐに諦めてくれたよ
』と言っていたので

『松さん常識のある人だったんやね、
よかった〜
』


言うと、
主人がちょっとムッとしたように
『あいつは常識人だよ

行動力があるだけ

』



と…。
いや、常識人なら
緊急事態宣言中に
県外に飲みに行くって
発想自体
しないから



そのほか、主人のスタンスが
『嫁に言われたから仕方なくやめてあげた』
って感じなところにも
モヤッとしましたが

とりあえず主人が、
時と場合によっては
喧嘩の時に意見を聞けるんだということが
分かった出来事でした。