後藤充男です。

 

子供に勉強させるコツ。

 

それは、母親自身が勉強をすることです。

 

私は、ある程度子育てが終わり(中学生か高校生くらい)、職業訓練講座を受講する女性に簿記を講義していた時期があります。

 

毎回ミニテストを実施し、その勉強のためにリビングで問題を解きます。

 

すると、「お母さん、ご飯は?」と子供が聞きます。

 

お母さんは「明日テストだから、忙しいの。これでも食べて」とカップ麺を出します。

 

すると、それまで何も家事をしなかった子供が家事を自分でやるようになりました。

 

しかも、今までは何度言っても自ら勉強になかった子供が、何と、自らやるようになったのです。

 

これは効果てき面でした。

 

そうです。

 

子供は手を掛け過ぎず、ある程度放っておくのが大切で、そうすると自立し始めるのです。

 

社長が構いすぎると従業員が育たないのと同じです。

 

親や社長は、世話を焼き過ぎず、本当に困ったときだけ手を貸すスタンスの方が、かえって育つのです。

 

中には、「大学生の娘なんですが、それまで料理なんて全くしなかったのに、私が勉強が忙しくなったら、何と料理をしてくれたんです。味わともかく(笑)、将来嫁に行けるかどうか不安だったんですが、何か安心しました」とおっしゃっていたお母さんも居ます。

 

勉強をして自らの能力アップはもちろん、子供の自立も促進でき、ついでに旦那の家事協力まで取り付けたお母さん達。

 

簿記の効用はこんなところにも生まれるとは、何が活きるか分からないですね、人生は。

 

あなたも、子供や旦那を放っておいて、簿記の勉強をしましょう(笑)。

 

ふぁいと!

 

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