いよいよやってきました!
明日から、11月21日の日商簿記2級合格を目指す、私の生講座が始まります。
多少、直前でキャンセル者でましたが、総勢10名の塾生と私で走り切ります。
形式的な準備は、ほぼ完了しました。
商業簿記のオリジナルテキストとレジメをコピー中に、コピー用紙がなくなったので、あとは、工業簿記のオリジナルテキストとレジメを人数分コピーして完了です。
内容的な準備は、明日の講義開始13時前までやります。
塾生の名前をフルネームで暗記するなど、当たり前すぎるので、具体的な話に入ります。
具体的には、塾生一人一人をイメージして、「誰々が受かるように」とお祈りします。念じます。
そうすることによって、私のエンジンが活動し始めるんですね。
その際に、一人一人具体的に、限りなく具体的にイメージします。
第一に、Tさんは、仕事上、建設業経理士2級まで取ることが必須なので、その前座として11月21日に日商2級合格を目指し、来年3月に建設業経理士2級に合格するイメージを持ちます。だから、工業簿記が重要。特に、部門別計算が大切です。
第二に、Y君は、7月の全経簿記3級に合格しており、会計事務所や会社の経理に就職したいため、簿記は弊塾で学び、パソコンは職業訓練でマスターし、11月に日商簿記2級に合格するイメージを持ちます。
第三に、もう一人のY君は、仕事柄、最低日商簿記3級合格が厳命です。しかし、11月まで時間があるので、日商簿記2級まで目指すことによって、より確実に日商簿記3級に合格するイメージを持ちます。特に、簿記一巡をマスターし、工業簿記の勘定連絡図を徹底練習することで、日商簿記3級の第2問や第4問も解けるように仕上げます。
第四に、K君およびもう一人のK君は、税理士または会計士を目指しているために、日商簿記2級は必須です。だから、勉強以外のことは何もさせず、ぶっちぎりの合格を目指すイメージを持ちます。
第五に、Wさんは、実務経験があるので、あとは日商簿記2級に合格し、「日商簿記2級以上+実務経験2年以上」の黄金資格を取得するイメージを持ちます。なお、全経簿記3級も合格してます。
第六に、S君は、日商簿記2級まで暗記で来てしまったので、もう一度基礎からやり直すため、日商簿記2級生講座を受けます。そうすることによって、11月の日商簿記1級に合格するイメージを持ちます。
第七に、YさんおよびMさんは、3月11日に私の日商簿記3級生講座を受講し、6月13日の日商簿記2級に合格するも、Yさんはセミプロ講師としての「教え方の研究」のために、Mさんは将来海外に行くかもしれないので、国際会計基準を学ぶ際の「簿記の考え方」をもう一度しっかり学ぶために、それぞれ私の日商簿記2級講座を受けます。なお、お二人とも、11月の全経簿記1級に挑戦します。
第八に、Sさんは、本日の完全マンツーマン講座(3級)である程度日商簿記3級の範囲を終わらせてから、明日からの日商簿記2級講座についていけるようなイメージを持ちます。ここは、私がSさんの進捗度等を勘案して、完全マンツーマン講座(3級)で優先して教えておくべき論点を、Yさんに指示しました。これで、簿記を始めてまだ2日目のSさんでも、日商簿記2級講座についていけるでしょう。なお、Sさんも、就職活動に活用させるために、日商簿記2級を取ります。
なお、S君は、8月28日は仕事で休みなので、それも勘案します。
(大手簿記学校の簿記講師のときは、人数が半端ではないので、なかなか一人一人の具体的イメージングはできませんでしたが、名前は、どんなに多くても、3回目くらいまでには全員暗記しました。)
無断欠席は、私のイメージングに支障をきたすので、なるべく塾生には出欠の連絡をお願いしています。
以上を総合的に勘案し、誰にとっても有用な、その日の講義内容の落とし所を決めます。
テキストやレジメは同じですが、受講生が誰かによって、講義内容を微調整します。
ここまでやると、その講義はいい作品(生講義)となります。
私は、このイメージングをしないで講義に臨んだことは、23歳の公式の簿記講師デビューから現在の38歳まで、1度もありません。
このイメージングが、簿記講師の力量をアップさせます。
すべては塾生が合格するため。
そして、塾生からの合格報告をいただくため。
明日から11月21日まで、塾生とスクラム組んで走り切ります!
やるぞ!!