「心が折れた」と語られた方へ | 中国に侵略されている日本を護り抜け

中国に侵略されている日本を護り抜け

~この日本には、もう国を護とうろする男はいないのだろうか。武力衝突だけが戦争ではない。すでに中国共産党による情報の戦争、そして侵略は始まっている。眠っている男たちよ目を覚ませ。大和魂よ、蘇れ!そしてこの美し国を護り抜け!~

仕事の都合上、東京を離れていて、

パソコンと向き合えなかったのですが、

東京に帰ってきて、久しぶりに自分のブログをのぞいたら、

いつの間にやら、コメント欄が掲示板と化してて、

ちょいとばかし驚いちまった。

まぁみなさん、どうぞご自由に、

私のブログのコメント欄で、意見をぶつけあって下さい。

ただね、心の中に地獄を作らないようにね。

相手を批判し、己の心が夜叉、阿修羅と化し、

自分の心から、

「爽やかさ」、「安らぎ」、「穏やかさ」を失なっちまったら、

そりゃあ、もともこもねぇからさ。

だから穏やかな心のままであり続けるならば、

オイラのブログのコメント欄で、

意見を言い合うのは自由です。

盛り上がって楽しいくらいです。

どうぞ。

まぁでも、中には「2ちゃんねる」みたいな、

己の素性を隠しての悪口みたいな、

そんなコメントもあるみたいなんで、

そういうのは、どうか勘弁してもらいてぇな。

書く人の心も乱れるし、

読む人の心まで乱れるからね。




さて、フライさん。

大変長らくお待たせしました。

私なりに書かせて頂きます。

前回、「ニートとして苦しまれる方へ」という、

内容の記事を書いたら、フライさんという方から、

コメント欄に、こうした書き込みを頂きました。



「もうひとつ踏み込んで教えていただけたら本当にありがたいです。

 折れてしまった心をもう一回取り戻すにはどうすればよいでしょうか。

 勇気を僕はもう一回取りかえしたいんです。

 一分一秒でも早く社会復帰をはたしたいんです。

 どんなに自分で自分をふるいたたしても、

 渇を入れても(時には自傷行為的なこともありました)、

 心も頭も体も動かないんです。

 きっとこうなってしまったのは

 自分の今までの生き方の何かが間違っていたのではないかと思います。

 けれど、

 くる日もくる日も自分と向かい合って思いをはりめぐらして考えても

 どうしても答えがわからないんです。

 どうすればもう一度勇気をもって、

 折れた心を取りかえすことができるのか、

 もしなんらかのヒントでもいいのでおしえていただけたら本当にあらいがたいです。

 はやく社会復帰したいです、社会に参加して、

 願いがかなうのならばなにか貢献ができる人間になりたいです。

 今なにもできない自分が情けないです。

 与国さんのような心や勇気を持てるようになるためにはなにが必要なのでしょうか」



私の心、それはちっぽけな情けない心です。

自我ばかりが目立ち、無我になることできず、

愛も乏しく、勇気も欠片もない、そんなお粗末な心、

それが私の心です。

しかし私、与国秀行は、

日々、「正しい心とは何か?」

ということを探求し続けております。

多くの方がご存知のように、

私は「太陽の法」という本に出会ってからのち、

やがて幸福の科学というところで信仰を持ち、

そして日々、心の学習に励んでおります。

なぜならば、

幸福の科学の入会資格は、

年齢でもなければ、年収でもなく、

民族や人種でもなく、

「日々、正しき心を探求する者」であるからです。

ですから私は、情けない心の持ち主ではありますが、

しかし私は心の学習に対して真剣であります。

では具体的に何をしているか、

それはひとえに、

心について学ぶことでありますが、

その他にも、精神統一というものも行っております。

心の針とも、想いの針とも言いますが、

この針はユラユラと揺れ動くものです。

これを仏教では、「一念三千」といいます。

方位磁石の針が常に北を指し示しながらも、

少し触れると右に左にと揺れ動くがごとく、

私たちの心も、想いの針も、

自分より悟った者を見たり、自分より出世していく者を見れば、

「嫉妬」の思いにかられ、

罵声を浴びせられたり、誹謗されれば、

「怒り」の思いにかられて心は鬼と化し、

美しい女性を見れば、

想いの針は「情欲」へと動いてしまう。

心を常に穏やかに、爽やかに、

安らぎを保って、仏の心で生きようと願いつつも、

「不動心」はなかなか得がたく、

想いの針は右に揺れ、左に揺れ、心は揺れ動く。

だからこそ精神統一を行い、

揺れ動いた己の心の針を、

元の位置に戻すことが大切なわけです。

ですから私たち人間にとって、

心の学習を積み重ねて、

そして反省し、瞑想を行い、精神統一する、

ということは己の心に常に「安らぎ」を保ち、

幸せな人生を生き抜いていく上で、

とても、とても大切なことであると、

私はそのように認識しております。

なぜなら人間は心の生き物であるからであり、

この心というものは、

馬のような存在であって、

馬が主人の言うことをよく聞けば、

馬は良く働き、良く主人に尽くしてくれますが、

馬が主人の言うことを聞かず、暴れ続けていたら、

主人は馬に引っ張られて、共に谷底へと落ちてしまうからです。

ですから、この馬のように心というものも、

「己の心を見つめ、己の心と闘い、己の心を統御する」

という意味から、人はまず心について学ぶべきであると、

そう言うことができるでしょう。

心も統御できていれば、

幸せな人生に尽くしてくれますが、

しかし暴れ馬のごとく心が言うことを聞かなければ、

己の心に振り回されて、

不幸せな人生を歩みこともあるわけです。

ですから、私たち人間は、

「心の手綱を握り、心を統御せよ」

ということに真剣にならなければいけないわけです。

しかしフライさんは、質問の中で、

「心が折れた」とおっしゃられております。

「心が折れる」

確かにそういうこともあるでしょう。

具体的に事細かな話をしておりませんので、

何とも言いがたい部分はありますが、

しかし過去を振り返って頂きたいのです。

たった一つの出来事、事件がキッカケで、

貴方の心が折れたのでしょうか。

おそらく、そうではないはずです。

青々とした葉をつけた一本の木の幹に、

斧を打ち込まれ、

何度も、何度も、「カーン」「カーン」と音を立てて、

斧を打ち込まれ続けたのちに、

ある時、木が己の重さに耐え切れなくなって、

「バサバサ」と音を立てて倒れたように、

貴方の心も次第、次第に、時間をかけて、

折れていかれたのではないでしょうか。

誰かの言葉、誰かの行動、己の失敗、己の過ち、

様々なことが原因となって、

木に斧を打ち込むがごとく、

貴方の心が傷つき、傷ついて、

やがて未来への不安、重責などから、

心が折れてしまったのだと、

私は貴方の質問の言葉から、そのように理解しております。

しかしここで原点に立ち返らねばなりません。

貴方は「心が折れた」と、

まるで心を「一本の木」にたとえられましたが、

しかし真実を言うならば、

心は木ではない以上、

貴方の心が折れるということはありあえないのです。

貴方の心は未だ折れてはおりませぬ。

折れたと思えしは、それは妄想であり、幻想であります。

「真に勇気を持ちたくば、
 マイナスな言葉を吐くことなかれ」

ということを、心にどうか刻んで頂きたいのです。

そしてむしろ積極的な言葉を発して頂きたいのです。

なぜなら感情は行動に従うからです。

つまり言葉や行動によって、

心が変化していく、ということが現実にあるわけです。

ですからマイナスな消極的な言葉、行動は捨てて、

プラスな積極的な言葉、行動を選んで頂きたいのです。

そして「己の心が折れた」というのは、

一つの妄想、幻想であり、

「我の心は折れず、死なぬ」

と、心に言い聞かすこともまず大切であることを、

どうか、どうか、心に刻み込んで下さい。

そして次に如何にすればよいか。

それは私の思うには、

心に打ち込まれた一つ一つの斧を、

傷つけられた人の言葉、人の行動、

己の失敗、己の過ちを、よくよく振り返って、

そしてその一つ一つをきちんと消化してしまうことです。

つまりのところ、

「心が折れた」と貴方は述べましたが、

貴方は未だ、過去をきちんと清算できていないのではないですか?

しかし真実を述べますが、

「過去はすでに過ぎ去れども、心の過ちは残るなり」

という言葉があるのです。

私はそう教わり、生きてきました。

「心の過ち」というのは、

仏の心と比べての心の過ちです。

ですからわたしくたち人間は、

誰もが心に過ちを抱えて生きている存在と言えるでしょう。

しかし人生において、

何か苦しい出来事が生じた時、

こうした時というのは、

多くの場合が、

己の心の過ちがあぶり出されていたりするのです。

ですから貴方が心を傷つけられた時、

心が苦しみを感じた時というのは、

そこに何らかの心の過ちが潜んでいたりするものです。

そして心の過ちというのは、

決して「憎しみ」、「妬み」、「怒り」といった、

他人に対する攻撃的な想いだけを生み出すのではないのです。

「臆病」「取り越し苦労」「不安」「消極的な想い」など、

自分をイジメる想いさえも、生み出して、

そして不幸にしていくのが、心の過ちなのです。

心の過ちは、

他人を不幸せにし、そして自分をも不幸せにしてしまう、

そんな想いを生み出してしまうわけです。

ですから過去をよくよく振り返って、

本当に自分の心は正しかったかどうか、

それを見つめなおし、

そしてその上で反省点があれば、

反省して頂きたいわけです。

過去の心を傷つけられた出来事を振り返って、

「いや、自分は何も悪くない。悪いのはアイツだ」

と、他人に責任転嫁することは簡単です。

「他人に対して理解をし、自分に対しては反省する」

これこそが難しいことでしょう。

しかし責任転嫁していて、

自分の心で責任をとらずして、

そこに果たして何の人生の向上があるでしょうか。

ですから過去の心が傷つけられた出来事、言葉、行動を思い返す時、

自己責任を原則として、

思い返して頂きたいのです。

自分に勇気があったか、

自分は強く勇ましかったか、

自分ではなく別の人ならば、

クヨクヨせずに、すぐに心に明るさを取り戻していたのではないか、

自分の心に、やはり弱さがあったのではないか、

こうしたことを見つめなおし、

自分をイジメるのではなく、

弱さを反省して頂きたいのです。

自分へのこだわりを反省して頂きたいのです。

そしてさらに言うならば、

あなた自身が、

「人間とは如何なる存在なのか?」

「人生とは果たし何なのか?」

「人は何ゆえに生まれ、そして死にいくのか?」

こうした私たち人間にとって、

本質的な問題に対する問の答えを探し求めてみることです。

それを仏教的に言えば、

「空(くう)とは何ぞや?」と、

悟っていくことでもあると、そう言えるでしょう。

空を悟り、

「一切は皆、空である」ということを悟っていくからこそ、

人は苦しみの火宅の世界、此岸(しがん)から、

苦しみや迷いの無い涅槃の境地、彼岸へと渡っていくことができるのです。

かつて仏陀は、

「人生は苦しみである」と説かれました。

母の体内に宿り、その時には母に受難の涙があり、

己自身には、産湯の中で泣き止まない「生」の苦しみがあり、

若さもいつの日か消え去り、

友も無く、恋も無い日々が訪れる「老」の苦しみがあり、

肉体が痛み苦しみ、愚痴のみ多くなる「病」の苦しみがあり、

そして人生の総決算である「死」の苦しみがあります。

これら「生老病死」の他に、

憎しみ者と出会う怨憎会苦、

愛する者と別れる愛別離苦、

求めしものは手に入らない求不得苦、

五官煩悩が燃えさかる五陰盛苦があります。

仏陀は、「四苦八苦は真理である」と説かれたのです。

そして「苦しみを断ち切る刃こそ悟りの力である」とも説かれたのです。

ならばこそ、ならばこそ、

苦しみを断ち切り、

心に勇気を培い、

この泥のような人間社会の中で、

雄々しく吼え、活躍し、

そして蓮の花のごとく見事な大輪を咲かせるがために、

貴方が悟りの道を歩き、悟っていくしか道はないではないですか。

私は「人生は一冊の問題集である」と、

そう教わってきました。

そして他人である私は、

誰かの問題集に対して、ヒントやアドバイスをすることはできても、

その問題を解くことができるのは、

他ならない本人だけです。

ですから私から貴方に言えることには限りがあります。

「貴方のみならず、

 人生が苦しみである以上、

 人間は苦しみを断ち切るべきであり、

 苦しみを断ち切る刃こそ悟りの力である。


 人間が心の生き物である以上、

 心の学習の先にこそ悟りはある。


 そして過去はすでに過ぎ去れども、

 心の過ちは残っているのだから、

 よくよく過去を振り返って、

 他人に対しては理解をし、

 自分に対しては反省して、

 今一度、己の現在の心を見つめ、

 そして闘い、さらには統御しようと、

 日々、己心の魔と戦っていくべきである。


 二度とマイナスの言葉を吐くことはやめ、

 『我が心、永遠に死なず』と、

 強き言葉を吐き続けるべきである。


 心の学習あってこその反省であり、精神統一である。


 悟りを積み重ね、

 己の想いの針を安らぎに向け続けるからこそ、

 人は自分自身のみならず、

 他人をも幸せにしていくことができるのであり、

 この心の安らぎの上に築き上げられた幸せこそ、

 快楽とか、散財とか、不倫といった、

 人生を滅ぼしかねないものからは遠く、

 天国に最も近い真の人間の幸せである。


 つまりは、悟りを追い求めよ。

 さすればその先に、

 不動の境地、涅槃の境地、彼岸がある」

ということです。

私ごときの言葉が、

お力になれたかどうかは分かりませんが、

影ながら、貴方が社会復帰し、

そして幸せな人生を過ごしていくことを、

願っておおります。


「日本最大の国難」を、ブログにて公開しています。
まぁ本当に日本最大の国難ですからね。
http://ameblo.jp/masuraonokaze/
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