「とある空言、ボクの秘密」感想 | めいぷるの木の下で

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日記と、観劇・読書&音楽鑑賞の感想文。

新装版らしいのですが、オビに惹かれて買ってしまいました。

「とある空言、ボクの秘密」(著:鳩也直、角川書店アスカコミックス)

↓これとは、デザインが違いますけれど、載せちゃいます。

とある空言、ボクの秘密 第1巻 (1) (あすかコミックス)/鳩也 直
¥420
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一巻がピンクベース

二巻が水色ベース


で、登場人物が2人立っているデザインになっています。

↑に比べると、かなりシンプルな表紙です。


主人公は瀬崎翔太、人間の本心であるパラドックスが視えてしまう高校生。面倒くさがりなようでいて、決めるときは決めるかっこ良いところがあります。そして、親友の真下祐一・・・裏表が無い素直な性格で、パラドックスが無い!という、ある意味最強な心の持ち主。


この二人が力を合わせて・・・瀬崎くんのパラドックス(通称パラちゃん)と三人で、友達が抱える本音と建前の闇に挑むというお話。お話が進むにつれて、どんどん謎が深まって来て、ハマってしまいました。


人の本心が視えたら怖いなぁ~と思いつつ、本心が視えるとわかっている相手とはどうやって関係を築いていけばいいのかなぁ~と仮定してみたり。


どの話も現実にありそうな気がしてしまって、そういう面では怖いかもしれません。いじめとはまた違うのですが・・・高校生が抱える心の闇を巧みに描き出していると思います。


それでも暗くなりすぎないのは、親友・真下くんの明るさと強さ、結城くんの乙女な喋り、そしてパラドックスが解放された人々がちゃんと前を見て歩いて行けているからなのでしょう。


建前無しでは生きていけないけれど、本心をどこまで曲げるかは自分次第ですよね。我慢しすぎてもいいことは無いので、折り合いをつけて素直に生きていきたいと思える内容でした。


興味のある方は、ぜひぜひ~。