訪問していただきありがとうございます。
また、太陽が元気に活動しています![]()
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本当に10月まで暑い日が続きそうですね。。。。
今日は久しぶりにお仕事のお話。
気が付けば訪問看護を始めて半年が過ぎました。
病院勤務とは違い戸惑うところもありますが何とかやっております。
今日は、2週間に1回訪問する青年のお話をさせていただきたいと思います。
その方は小学校高学年から不登校となり、
約30年ほど自宅に引きこもっておられました。
しかし、親御さんも高齢となりこのままではいけないと思い
いろいろ調べた結果『就労移行支援』というものを見つけ
通ってみることにしたそうです。
そこで、訪問看護というものを紹介されて利用してくれることになったそうです。
「30年ぶりに他人と話しました。緊張はありましたが、訪問看護なんていうものがあったのか。。。早く知りたかった。」と言っていました。
たしかに。
不登校やひきこもりは病気ではないと思いますよね。
でも、心の病気が隠れているかもしれないし、発達障害が隠れていることもありますよね。。。
医療の目を入れて、他人の目を入れて、家族だけで抱え込まないようにしてほしいと思いました。(介護も同じですけれども
)
でも、30年間自宅で何をしていたのか気になって聞いてみると
「体力や筋力がなくなってヘロヘロな時期があって、運動はしていました。」
「あと、興味のあることを調べてました。最近はネットだと本当に知りたいことになかなかたどり着かないから本の方がおススメですかね?」
「一人でできる趣味もあるといいですね。スポーツ観戦とかギターとか。他人と一緒に合わせるのは疲れてしまうので。。。」
その方は現在、就労されております。
休日は訪問看護の私たちとおしゃべりをしながら気持ちを整理しているそうです。
美味しいものを家族や一人で食べにも行くようです![]()
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将来は、不登校やひきこもりの子供たちのために
何かできることはないかな?と考えているそうです。
すごいな~素敵だな~
当たり前の事なんてないですよね。
不登校もひきこもりも精神疾患も癌や事故も。
こうであるべき!!なんて押しつけず、寄り添うことが必要だと感じました。
利用者さんからたくさんの事を学ばせていただいております。
感謝感謝です。