がろうリターン@赤シャツ
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

またしても

甲子園大会決勝

東海大相模10-6仙台育英


嗚呼、またしても東北勢の悲願の初優勝はならず


それにしても、決勝戦に相応しい素晴らしい試合だった
東海大相模が序盤から攻勢をかけ4-0
仙台育英も反撃し1点差に詰め寄るが中盤に引き離され、5回まで6-3と東海大相模がリード

しかし6回裏、仙台育英は二死満塁から1番・佐藤将太が走者一掃の三塁打で6-6の同点に追い付く
これで流れは仙台育英に
球場のボルテージも「東北勢初優勝」へ一気に高まった

ところが9回表、東海大相模のエース小笠原がまさかの勝ち越しホームラン

東海大相模・門馬監督はベンチに返ってきた小笠原と歓喜の抱擁

このホームランで気落ちした仙台育英は更に決定的な追加点を奪われジ・エンド

悲願の初優勝にあと一歩届かず、仙台育英のエース佐藤世那は涙

仙台育英の「あと一歩」で思い出すのが、1989年夏の大会

このときは剛腕エース・大越の力投で決勝進出
特に印象深いのは準々決勝の上宮戦

当時の上宮の主砲・元木との対決は見応え充分
春の大会で元木に打たれ敗退した大越はリベンジに燃え、気迫の投球で上宮を撃破
しかし決勝では帝京に延長10回0-2で屈し惜しくも準優勝に終わった

それにしても、勝利の女神はなぜ最後の最後で東北勢には微笑んでくれないのだろう
ただここ近年、東北勢が全国レベルにまでアップしたのは間違いない
「東北勢悲願の初優勝」は必ずや近いうちに達成されるであろう

熱闘!MLB

夏、“熱闘”は甲子園ばかりじゃない
毎年MLBも、10月のポストシーズンに向けて8月からヒートアップ

そんな中、ア・リーグ東地区が大激変!
8月7日の時点では2位ブルージェイズに4.5差で首位を堅守していたヤンキースがなんと5連敗
一方ブルージェイズは8月3日から破竹の11連勝
ヤンキースが2位に後退し、0.5差でブルージェイズが首位に立った


↑主砲バウティスタ

もともとシーズン開幕当初、ブルージェイズへの期待は高かった
バウティスタ、エンカーナシオンという2人の主砲に加え、今季アスレチックスから主軸のドナルドソン、パイレーツから主力捕手マーティンを補強


↑ドナルドソン

↑マーティン

ところがシーズン中盤になっても勝率5割近辺をウロウロ
そこでブルージェイズは7月のトレード・デッドラインに向けて大補強を敢行

ロッキーズから主砲トゥロウィツキーを、更にタイガースから現在ア・リーグNo.1左腕投手と評されているプライスを獲得


↑トゥロウィツキー

↑プライス

一方、ベテランや故障者を多く抱え不安だらけのヤンキースは、マリナーズから控え野手アクリーを補強しただけ
案の定、その補強の差が8月に入って如実に現れた

そして今日からヤンキースは敵地でブルージェイズとの首位攻防3連戦
その第1戦、ヤンキースはブルージェイズのプライスから点を奪えず、7回まで0-3

しかし8回表、ヘドリーのタイムリーで1点を返すと、代打ベルトランが起死回生の逆転スリーラン!

↑ベルトラン

↑殊勲者ベルトランを迎え入れるヤンキース・ベンチ

この1点差をベタンセス→ミラーという今季定番の鉄壁リレーで死守
まさに絵に描いたような、ヤンキースの劇的逆転勝ち


↑絶対的セット・アッパーのベタンセス

↑勝利の瞬間、捕手マッキャンとハイ・タッチするクローザーのミラー

ブルージェイズは11連勝でストップ
ヤンキースは0.5差で再び首位を奪回

明日第2戦の先発はマーくん
ヤンキースがこのまま首位をキープできるかどうかはマーくんの右腕にかかっている

それにしても、いやはやア・リーグ東地区は大変なことになっちゃったよなあ

岩隈ノーヒットノーラン

マリナーズの岩隈がオリオールズ戦で見事ノーヒットノーランを達成!




日本人メジャーリーガーとしては、あのパイオニア・野茂英雄に次いで2人目

ただ、その野茂英雄はメジャーでノーヒットノーランを2度も成し遂げている


↑1996年ロッキーズ戦


↑2001年オリオールズ戦

特に最初のノーヒットノーランは、ロッキーズのホーム球場クアーズ・フィールドで達成
高地にあり、打球が飛びやすい「超打者有利」な球場でのノーヒッターはメジャー広しと言えども野茂ただ一人
しかもこの日雨天のため試合開始が2時間も遅れての偉業達成
そのためいまでも海外メディアでは「完全試合より価値あるノーヒッター」と評されている

ロッキーズ戦はドジャース所属時だからナショナル・リーグ
2度目はアメリカン・リーグのレッドソックス所属時
つまり野茂はメジャーの両リーグでノーヒッターを達成している
両リーグでのノーヒッター達成は野茂以外3人しかいない
改めて野茂の偉大さに感服

とはいえ今回の岩隈のノーヒッターは、その2001年の野茂以来14年ぶりの日本人投手達成の快挙
岩隈に拍手!



1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>