2015年に離婚したシングルマザーです。3人の息子と2匹のニャンズと暮らしています。
・長男…高校生でうつ病を発症、中退。さまざまなサポートを受けながら2021年2月に無事就職

これは長男のうつ病・不登校から立ち直った体験記です
 

高校生活が始まりました。
まだ新しく、明るくて設備の整った校舎、オシャレな制服や新設の特進クラスで学校も力を入れていて活気ある日々

元々は人懐こい性格で友達もすぐでき

そして部活でも先輩方にかわいがってもらい

順風満帆の高校生活に見えました。



しかし

数年前までははあまり進学実績がよくない学校で、進学校として生まれ変わろうとしていた学校ということもあり

蓋を開けてみたら行き過ぎの面も見えました。


特進クラスはほぼ強制的に毎日放課後、補習があります。
進学塾から講師を呼び授業をしてくれるのです。

塾に行かなくていいというのはこのことか!と納得。
すごくありがたいようですが、ただ、毎日となると…

補習は20時まで。家に帰ってくると22時近くになります。
それから晩御飯を食べ、大量の宿題をし、お風呂に入って寝るのは深夜2時になっていました。
朝は5時には起きなければならず、明らかに睡眠不足です。

部活に入っているのはどうも長男だけのようで、部活をやめれば20時まである補習中に宿題もある程度終えられるはずで、部活を辞めた方がいいんじゃないかという話もしました。



「高校に入ったら部活を楽しもうとう思ったのに」

と長男は言うのです。


問題は時間的な面だけではなく、学校改革が行われていたとしても教師陣は変わっておらず
そのまま進学実績を上げようとしているので、その結果…

「ただ厳しく締め付けるだけ」

だったようです。


正直、わかりやすい授業というには程遠い。
しかし、当てられて答えられなければ恐ろしいほど怒鳴られる。

パワハラのような授業だったらしいです。


長男は直接怒られたことはないそうですが、クラスメイトが怒られる姿を見ると、恐怖で震えると。

「怒り方がお父さんと一緒。ただ怒鳴るだけで何に対して怒っているのかがわからない。家でも学校でも気が休まらない」

そう言っていました。


特に長男の後ろの席の子がよく怒られていたそうです。

だから余計に怖いと…

仲が良かったその子はそのうち学校に来なくなりました。


そのあたりから長男は度々
「寝れない」
とこぼすようになりました。


気づいたら外が明るくなってきてると。


寝不足のまま学校にいくと授業中に眠くなります。
でも寝たら絶対怒られる。


「眠気覚ましのスカッとする目薬が欲しい」

そう言うようにもなってきました。


そして長男の頭痛もまた悪化し始めました。






 

私の初Kindle本が出ました。
長男のうつ病の原因ともなった元夫のモラハラ体験記になります。
重い話題ですが、軽いタッチで思わず笑える1冊です。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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