私が母親の介護を始めたのは

平成19年11月から


長い話になります。


父親の三回忌が終わり

ホットしていたら

母親の様子がおかしい?と

姉からの電話がありました。

この時の私は仕事をフルタイムでしていて

時々母親の様子を見に行ってましたが

全く気がつかなかった


まさか!?


姉は姑が重度の認知症で

毎日大変な介護生活をしていました

なので、母親のちょっとした異変に

素早く気がついたのです。


まさか!!


この時母は75歳

この時もまだ認知症とは

誰も思っていなかった。

いや、思いたくなかった。


検査に連れて行く

とはいえ

素直に検査に行くはずもなく

どう言って連れ出そう

そう考えていたら

キラキラ

健康診断で再検査の結果

コレステロール値が高い


この機会に

大きな病院で診てもらおうよ

私がついて行ってあげるから

この言葉に同意した母


私は仕事を休み

母を厚生連の神経内科へ

受付で再検査と認知症検査を申請

血液検査とCTを撮った


診察室

認知症検査をした

簡単な質問に

危なっかしく答える母

??

その時まで

認知症でないと思ってたのだが


まさかタラー


もう少しお待ちください


知り合いの看護士がいたので

(私は慢性甲状腺炎で通っていた)

どのくらいかかるか聞いた

1時間はかかるとの事

お茶でもして来ていいよ

そう言われて


母の好きなコーヒーを飲みに


母は美味しそうに飲んでいた

そして、

私どこか悪いの?聞いてきた


コレステロール値が高いから

もう一度調べに来たんだよ

そのついでにいろいろ検査して

悪くなければ安心でしょ!

そう言いながら

私が内心 ハラハラしていた


検査の結果


CTの写真を見せながら

医師がハッキリ

この辺りに萎縮が見えます

アルツハイマー型認知症です

すぐにお薬を飲む事をお勧めします

訳がわからないけれど

医師の言う通りにした


母を家に送った帰りに

本屋へ寄り

認知症関係の本を読んだ

その中から1冊買って帰り

ゆっくり読んだ

少しだけ認知症の事がわかった

本の通りではなく

個人の性格や環境によって

症状は様々な事も理解した


母はどんな風になるのだろう



認知症発覚から1ヶ月後

MRI検査を受けた


前頭葉の血流が悪いようです


母を家に送り

検査の結果は

コレステロールと血圧が高いから

薬を忘れないように

念を押して帰った


姉に報告をした

どちらかが母と同居した方が良いのでは

姉の姑の認知症は日々進行し

2人の面倒は無理

私の家に連れてくるしかない


家族会議

そして、本家の母に相談

本家の母が早く連れてきて

安心させてあげなさい

そう言ってくれた

嬉しかった

有難いと心から思った


当の本人は

私は1人でも大丈夫

まだ面倒みてもらう必要なし


断固としてくる気がなかった


私が仕事に行ってる間

人の家の留守番なんて嫌だ

なんやかんやと拒否していた


そんなある日

実家の近所の人から連絡が

公民館の掃除の日を間違え

何回も朝早く立っていた

散歩が日課の母は

迷子になったらしい

家がわからなくなり

困っていたと

さすがにここまで来たら

放っておけなくなり


仕事帰りによってみた

冷蔵庫を開けると

味噌が大量に買ってあった

毎日買い物に行き

買ったのを忘れてまた買い

それがずっと続く

几帳面な母からは

想像がつかない行動だった


姉からも言われていた

仕事はやめられないの?


私の家の経済的に

それは無理な事もわかっていた


母親の国民年金と

父親の遺族年金

合わせて

私の年収を天秤にかけても

辞めて大丈夫かもやもや

悩みに悩んだ


母の性格からして

施設とかは絶対ありえなかった

今決断しなければ

きっと後悔するだろう


私は仕事を辞めて

母の面倒をみることにした


支店長に状況説明をして

1か月後に退職

その後も母はずっと拒否していたが


姉夫婦と共に

家を片付け

11月にやっと引越しした

毎晩

帰らせてくれとせがまれ

今日は遅いから泊まっていきなさい

この繰り返し


やっと言わなくなったのは


母の友人が遊びに来たから

母がとても信頼している人

私も大好きな人

母の近況を聞くと

様子を見に来てくれた


娘に面倒見てもらえるなんて

なんて羨ましい

良かったね〜

そう言って母にここに来て

良かったと言い聞かせてくれた


それ以来

母は帰りたいと言わなくなった


はじめの頃は散歩も行けた

季節もハッキリわかっていた

少しずつ

出来ない事が増え

今は

季節さえもわからない

寒いのか暑いのかも

わかっていない

だけど

1人でトイレも行ける

着替えもできる

布団の上げ下ろしもやる

お茶碗も洗える

できる事はやってもらう

決して完璧は目指さず

足りない所はそっと手助けし

気づかれないようにする

私は 母がいつも笑っていてくれれば

それだけでいいのだ


毎月来るケアマネに


この人あれしろこれしろと

何でもさせると訴える


ケアマネはいい事やね

身体動かして元気になれる

だからいつも動けるんだね

プラスなことしか言わない


デイサービスの介護士さんも

母を元気にしてくれている

楽しそうに帰ってくる


同居した時は

10年後にまだ元気だとは

想像できなかった


姉も うまい具合に進行してるね

何でだろ?

不思議に思っている


安心


これが認知症の人には

1番の薬だと思っている

母がいつも安心できるよう

繊細な母だから

好きな事をさせてあげる

たとえ すぐに忘れても

母が安心していれば

私も安心なのですルンルン




いつまでも元気でいてほしい





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