認知症の母親と同居して11年
母は緩やかに呆けているので
生活するには多少の難はありますが
世の中でいう大変な事はあまり無い
本当にこれは助かります。

でも、本人には分からないように
様々な配慮はしています。

認知症というと なにもかも
分からなくなると思っている人が多く

病気の母親を持つ近所の人が
頭はしっかりしていて大変なんだとか
呆けて分からなくなればいいのに
そんな話を私にしてきましたびっくり

とんでもない!

分からない時間とまともな時間があって
いつ切り替わるのかはわかりにくい
話が通じてると思っても
ただ、今までの経験で話を合わせてる
それがとても上手いので分かりにくい
訳がわからない上に じっとしていない
ここに居てね 今言ったのにウロウロする
言葉が通じなくなる
でも、本人は覚えていないから
責める事は出来ません。

頭がしっかりしていれば
それに越した事はありません。

そんな話を近所の人に話したら
穏やかに過ごしているみたいだから
わからなかったわ と同情される始末もやもや

それぞれ 人によって症状は違うから
私の場合 母親が依存心の強い人で
私が父親に似てる性格だから
上手くいってるだけの事だと思います

最近の母親は自分部屋でこたつに入り
音楽など聞いて 好きな塗り絵をしたり
ゆっくり過ごしています。
たまに 少しの間留守番もさせますが
鍵をかけて 出かけます。

たまたま 出かけた時に宅配が来て
母は気がついたのかトイレに行くため
廊下にいたのかわかりませんが
鍵を開けようとしましたが開かない
何をどうしたのか?
横の勝手口の鍵は開けられた為
そこから荷物を入れたようでした。
宅配業者さんも責められません
お仕事ですから 母が認知症とは
分からなかったと思います。

いつもなら気付かず不在通知が入っている

その荷物 冷凍だったのです。
なんとかしようとした母
開けたものの どこに入れるのかも
どうすれば良いのかもわからない

私が帰った時は 廊下に散乱ガーン

そんなに時間が経っていなかったので
無事冷凍庫へ収めましたが
ドライアイス触らなくて良かった〜
ちょっとドキッとしました。

母は機関銃のように言い訳をし
必死に伝えようとしていました。

私は母の手を取り 落ち着かせ
ありがとうおねがい宅配受け取れたね
もう大丈夫だからねキラキラ

そう言うと ホッとした母

そのあとは 何事も無かったように
部屋で歌を歌っていました。

慣れは怖いですね
いつもはたまたま大丈夫だっただけで
これからは もう少し気をつけないと
少しの時間だから大丈夫だろう
そんな気持ちがどこかにありました。
あの鍵が開けられるという事は
勝手口から自力で出れるという事
そのまま 徘徊などされたら
それこそ大変な事になっていたでしょう
認知症で訳がわからない時間になると
裸足でも薄着でも出て行ってしまいます。
本人は わからないのだから
そうならないように 対処するのが
私の役目です。
母が 落ち着いて安心して暮らせるように
もう少し 考えなければならないと
反省を込めて思いました。

これからも 母が安心して暮らせるように
私自身も頑張りすぎない様に
やっていこうと思っています!