前回(と言っても、全部で4つほどしかない...)のブログを書いてから11年。「とりあえず今は、アメリカのインディアナ州ラフィエット」と言っていたのに、なんと今も同じ町にいます。

 

でも、季節が移り、同じように見えても、すべて日々変わっているように、私の状況も変わっています。

 

高校の2年間の任期を終えた後、インディアナの大学で修士号を取りました。「留学なんて、お金持ち!」と思われるかもしれませんが(私も昔はそう思って、留学を諦めていました)、もちろん違います。「Teaching Assistant」という制度を利用して、大学で教えることで、学費の免除と生活費をいただきながら学ぶことができたんです。外国人の私にも教育の機会をいただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。同時に、教育や人材を大切にするアメリカに感心しました。

 

卒業後は、これまたインディアナの他大学で教え、インディアの母校の大学に戻って、今に至ります。

 

大学院も、就職先も私にとって大切だったのは「インディアナにあること」でした。私がそんなにインディアナが好きなのか。理由は大きく3つあります。

 

一つ目。名前が好き。「インディアナ」、なんだか可愛くないですか...?

 

理由の二つ目は「何もない」こと。

 

アメリカと言えば、NYやLAなど大都会のイメージ。でも、インディアナは、一歩町を出れば、一面にとうもろこし畑と大豆畑が広がります。日本なら、北海道でしか見たことがないないような景色が、すぐそこで見られる!なんて贅沢なんでしょう。果てしなく広がる畑の中、ドライブしていると、心の中がすっきり、浄化されるのを感じます。

 

そして、私がインディアナ・ラブの最後で最大の理由は「人」です。

 

私は以前書いたように、アメリカ人=ビバリーヒルズのようなパーティーピーポーでした(すみません!)。

 

でも、素朴で穏やかなインディアナの地元の方々、インディアナの日本語の先生方と交流するうち、私のアメリカはインディアナになり、いつの間にか、インディアナは私の第二の故郷になりました。

 

インディアナの高校生からよく「インディアナはつまらない」という言葉を聞きました。私は「そんなことないよ」と思ったけど、私も高校生の時、自分の町をそう思っていたなと思い出しました。でも、何もない私の町も、外国人の目にはおもしろいかもしれません。視点が違うだけなんですね。そう思うと、インディアナが好きになると同時に、日本の故郷も大好きになっていました。

 

アメリカ滞在暦=インディアナ滞在暦。まだまだ楽しく、更新は続きそうです。

 

ここからリスタート。

 

 

 

 

私の趣味の一つは、ヨガ。こちらでもヨガマットを背負って、スーパーバイザー、カレンさんと毎週火曜日の放課後、ヨガ教室に通ってます。


赴任校の図書館の司書コニーさんにも時々、ジムに連れて行ってもらって、ヨガを楽しんでます。


この浪費の国アメリカ(勝手なイメージ!?)で、お二人とも食べ物や自然、環境、健康について、真剣に考えて、使い捨てのものを極力減らすとか、リサイクルするとかを実践してらっしゃるんです。私も環境や健康についてとても興味があるので、お二人にすごく共感します。ヨガをしたり、体にいいことを考えていると、環境の大切さにも気づくんですよね。


世界中の人が、ヨガじゃなくても、何か自分の体にいいことを始めれば、世界に平和が訪れる!・・・かも。

となりの芝は青い。


アメリカにも同じことわざがあるそうです。スーパーバイザーのカレンさんとお店でコンディショナーを探しているときに話しました。


私がほしいコンディショナーはしっとりしなやかな髪になるもの。なのに、お店に並ぶのは、「髪を強くします」「こしのある髪に」などとうたっているものばかり。カレンさんは、日本人のような光沢のあるしっかりした髪へのあこがれがあるそうです。私は反対に、アレンジしやすい、ふんわりしなやかなカレンさんの髪がうらやましいです。


ないものねだり。人類共通の感覚なんですね。今あるものに感謝。




ないものねだりといえば、ロシアとアメリカを見ても思いました。


先日、ホストマザーに連れて行ってもらった、少々お値段のはるレストラン。古代エジプトを思わせる内装で厳かな雰囲気を演出しています。そして、そのあとに行った生活雑貨のお店。カトラリーのセットの中に、店員さん曰く、「ブリティッシュスタイル」の重々しい雰囲気に作られたものがあり、人気があるそうです。アメリカは国が新しい分、「歴史」というものに対する憧れがあるように感じました。


「歴史」といえば、私の前任地ロシア。赤の広場、クレムリン、エルミタージュ美術館など、街そのものが歴史です。でも、そのロシア人は、ジーンズやマクドナルドなど、新しいものに憧れを持っていました。


喧嘩をするほど仲がいい。冷戦などを通して、お互いを意識しあってきた国同士、お互いの良さも実はよく知っているのではないでしょうか。


私はロシアの重厚な歴史も、アメリカの新しい物を作り出すパワーも面白くて大好きです。








私が住むラファイェットから、川を挟んだ向こう岸にはパドゥ大学のキャンパスが広がるウェスト・ラファイェットがあります。


余談ですが、パドゥ大学は2010年ノーベル賞受賞者の根岸英一教授がいらっしゃり、また、人類初月面着陸で有名なルイス・アームストロング氏の出身校でもある、理系の名門校なんですよ。ホスト夫婦の出身校でもあり、お二人も街の人たちも、とても愛着を持っています。


そんなホストお薦めの大学の近くにあるお店が、「チョコレートショップ」。

手作りのファンシーチョコが並ぶ可愛いお店・・・かと思いきや、思いっきりバー!

フットボールの試合がある日などは早朝から、コスチュームを着た人が集まって、大騒ぎだとか。


今日は、そのウェスト・ラファイェットにホストマザーと行くことがあり、時間があったので、その「可愛らしい」チョコレートショップを二人でちょっと覗きに行きました。


まだ午後4時だというのに、店内は大勢の人。老若男女がにぎやかに騒いでいます。入ろうとすると店員さんが私にだけ、年齢を証明するIDを求めてきます。


全米のほとんどでお酒は21歳からだそうで、ここインディアナ州では法律で21歳以下はバーに入ることもできないそうです・・・って、私、大昔に成人式を終えてますっっ!!!


店内でホストマザーに記念写真を撮ってもらおうとすると、バーテンダーさんが「中で撮れば~」とカウンターの中に入れてくれました。


その様子を見て、店内みんなが大歓声で大はしゃぎ。写真を撮った後は見ず知らずの人たちと「イェ~イ」とハイタッチ。日本ではない、このノリ。この軽さ。面白いわぁ、この国。


帰って、さっそくホストファザーに写真を見せました。ホストご夫婦も入ったことのない、カウンター。羨ましがられたことは言うまでもありません。








今日から新学期。今回、私が討ち入る(?)のは、アメリカの高校です。


アメリカの高校。みなさんは、どんなイメージですか?


私のアメリカの高校のイメージは、ビバリーヒルズ青春白書。長身のセクシーな美男美女が繰り広げる世界。つまり、私が育ってきた世界とはまったく正反対!正直、不安いっぱいです。




20代前半にロシアの大学で教壇に立ちました。モスクワの街中はモデルの様なスタイル&顔立ちのロシア人美女ばかり。さらに、教えていたのがジャーナリズム学部だったので、アナウンサー志望の学生など輪をかけて、学部は華やかな美女ばかり。ロシア人男性に美男はいなかったなぁ。(個人的感想)




そして、今回はビバリーヒルズのアメリカ。ハリウッドのアメリカ。マイケルジャクソンのアメリカ。とにかく、ギラギラの濃厚な世界に飛び込む覚悟です。



が、日本語クラスで生徒たちに会って、ほっ。


制服がないので日本より個性的な子が目立つけど、中身も見た目も日本の高校生と変わりません。特に高校一年生(日本の中学3年生)はまだまだ幼い子供。4年生は大人だけど、ギラギラ長身の美男美女とは違って、親切な笑顔の可愛い気さくな子たちばかりです。




特に日本語を学ぼうとする生徒たちは、まじめで、どこか日本的な感覚を持っている気がします。ロシアでも、日本語を選択する学生は、落ち着いた、優しい学生が多かったです。(私が勤務した日本の日本語学校はちょっと違いましたが。。。)


私の赴任校では、外国語は選択教科。その中でも、「難しい」と言われている日本語を選ぶ生徒さんは、モチベーションの高い、まじめな子が多いんです。


欲目では?、ですって?


それじゃ、スペイン語のクラスを見に行ってください。機会があって、一度のぞかせてもらったんですが、そこはスペインやメキシコを思わせる、ギラギラした熱血と情熱の世界。先生も体育会系。ビリーブートキャンプに参加しているようです。


個人的に濃い顔は好きですが、性格はやっぱり、サムライ日本が好きです。(個人的感想)


日本語の教室はとても居心地がいいですよ。ぜひ、いちど遊びに来てくださいね。