2月のいけばな作品から
何作かご紹介します
大先輩の作品
瓶花 山茱萸(さんしゅゆ)、菜の花、
紅柘植
紅柘植の赤茶色の中から
おひさま色の菜の花が咲きました
春景色を一瓶に込めたような作品でした
大先輩の作品
琳派調いけばな
ぜんまい、桜、菜の花、著莪
2点構成でぜんまいの琳派を
いけられました
著莪の扱いがとてもきれいでした
大先輩の作品
同じお取り合わせで
同じ2点構成でも
お花器の色が違うとずいぶん印象が
変わりますね
ぜんまいが伸びて
春の小川を見るような明るい作品でした
私は 写景盛花様式本位
春の遠景2作をいけました
春の遠景 桜、つつじ、日蔭蔓
桜を遠望した景色です
春の遠景 山茱萸、つつじ、日蔭蔓
さんしゅゆを遠望した景色です
中学一年生のふたりが
部活の帰りにお稽古に来てくれました
瓶花は難しいかな?
と思いましたが
ひな祭りも近いので桃の瓶花を
選びました
熱心に取り組んでくれて
堂々とした桃の瓶花をいけてくれましたよ👏
瓶花 桃、菜の花
ブルーのお花器にいけると
明るく春らしくなりますね
私は定番の黒より好きかも、です
瓶花で枝を留めるのは難しいのに
よくがんばりました
とても上手です 👏
オマケです
東京国立博物館平成館に
「本阿弥光悦の大宇宙」を
見に行ってきました
建物の間から
東京スカイツリーが見えました
意外に近いです
国宝 船橋蒔絵硯箱と
重要文化財 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(部分)
(写真は絵葉書から)
鶴下絵三十六歌仙和歌巻は
横幅13mを超える鶴の大群生の絵に
三十六歌仙の和歌が
リズミカルに書き添えられています
大空を飛んだり大地に群生したり
その群鶴と和歌が美しく
意匠的に配置されています
それが本当に優雅で
ずっとずっと
いつまでも観ていたいと思うほどでした
「本阿弥光悦の大宇宙」は
国立博物館平成館で3月10日(日)まで
本館では特別展・中尊寺金色堂も
拝見できます