人間は、食べなければ生きていけません。
けれど、どのような物を、どのように食すかで、健康にも不健康にもなります。
WHOが、コロナウイルス対策として、自宅でバランスの良い食事をとることを挙げているようですが、どうバランスをとったらよいのか、世界中の人々がどれだけ認識しているのか疑問です。
公の健康増進課によれば、免疫を高めるためには、主食・主菜・副菜を1日2回は摂取する。ということですが、これもアバウトすぎるような気がします。
私は、小学校で習った、炭水化物・たんぱく質・緑黄色野菜(カロテン)・淡色野菜(ビタミン)・無機質(ミネラル)・脂質の6大栄養素をイメージしながら食材を選び、献立を考えているのですが、これですとバランスが取りやすくなります。
が、毎日もれのないよう摂取するのは、忙しい現代人にとって難しいのかもしれません。
人の身体は、食べ物で作られています。
出汁や調味料の選び方にも気を付けて、食品添加物も極力摂らないようにしています。
運動と日光浴も不可欠です。
アスリートなどは、2日前に食した物がその日のコンディションに係わる、ということを意識しながら食べる。ということを聞いたことがあります。
それならば、2日間で、6大栄養素を身体に摂り入れられるようにすれば、無理なくできるのではないでしょうか。
我が家では
夜・・・肉や魚類 ・ 緑黄色野菜と淡色野菜をたっぷり(25cmのお皿に山盛り) ・ その日気が向いたものを1~2品(具だくさんスープやお豆腐や数種のキノコ炒めなど)
朝・・・チアシード+ヨーグルト+はちみつ ・ フルーツ ・ ナッツを数種類 ・ ロイヤルミルクティーやハーブティー・緑茶などのお茶類 ・ 1日おきに卵と野菜やお味噌汁・スープなどをプラス
こちらをベースに、お昼はその日食べたい物を自由に。
いい年ですので、炭水化物はお昼だけにいただくことが多いです。
そして気を付けているのは、食材が重ならないように、和食・洋食・中華などを、毎日変化させることでしょうか。
こうしているだけでも、様々な食品を摂ることができます。
バランスの取れた食事は、性格形成にも大きく関係しています。
ジャンクフードばかり摂取していたり、野菜が不足していると、キレやすい子供が多くなる、というデータもあります。
身体を健康に保つことは、心も健康に保つのですね。
丁寧に心を込めて作ったお料理は、何よりの御馳走です。
毎日のお食事を、「美味しい!」といただけることは、それだけで幸せなことだと思います。
日々に感謝。