まず、生誕を4月1日にします!と発表してから、生誕ワンマンライブ開催を決めるまで4ヶ月、そして実際にチケ発したのがその数週間後、ソールドしたのが2ヶ月後、大阪も生誕ライブやろうと決めたのがソールドと同時という目まぐるしいスケジュールで、ファンの皆様本当にすみませんでした!!!
改めて書くと意味わからんな?!
実はライブ活動はずっとずっとやりたかったからライブ出演自体は前からしてたのですが、本格的にはなかなか出来てなくて、歌も音楽も全部好きだから自分のステージとか音楽はこれ!っていうのもいままで無かったり、歌に対してお金と時間をばかみたいにかけたことも無かったのが2020年までの私でした。
最初はアキバ系萌アイドルになりたくて、声優さんみたいな可愛い声でにゃんにゃんきゅんきゅんとかやりたすぎて、2018年に超絶カワボの友達と「暴走注意⚠︎めるてぃプリンセス」というグループをつくったのが、初めてライブに積極的になった時期だったのですが、色々あって継続できなくて、
その次に2020年にAphroditeというグループに加入させていただいて、そこで「えっ全然可愛くないアイドルってありなんだ?!」っていう世界線に出会って、出演させていただいたイベントでもロック系バンドサウンドのかっこいいアイドルグループをたくさん見て、
コロナ禍まっただ中なのにいっぱい色んなアイドル音楽シーンに触れさせてもらって、いっぱい応援してくれる人ができて、
そこで初めて、自分のやりたいことと実際やってハマることと好きなことのバランスを真剣に考えさせられました。
Aphroditeがなかったらそんなこと考えなかったと思うし、卒業しちゃったけど、お声をかけていただいたことを今となっては本当に感謝していて、盛大な卒業式までしてもらってからソロになってまた白紙に戻った時、「あ、あのテイストでやりたかった表現ってたくさんあったな」ってたくさんの想いがあふれてきて、
初音ミクやVTuberみたいな可愛いセリフみたいな歌が好きなのは今も変わらないけど、
ゴシックでダークな世界観や重いサウンドを大好きになった自分がいて、
私は不器用だし覚えも遅くて、人より感情の波が激しいし、生まれつきできないことも多いから、周りに迷惑ばかりかけちゃってグループには向いてない方なのかもしれないけど、その時その時で好きになった女の子たちに全身全霊で尽くしたい気持ちだけは誰にも負けなくて、
でも普通の人はそんなにすぐ人に恋しないし、報われるなんて期待もないから、そういう気持ちの持って行き場はもう本当に音楽にするしかなくて
誰かを好きになればなるほど、表現したいって気持ちが止まらなくなって苦しくて
そんな中で、2021年になぜかコウトウマリアに出会って、不本意だけど顔も声も言動も本当に心から好きになってしまって
こういうことを書くとレズですか?って言われるんだけど性欲や肉欲は全くなくてただただ信仰に近い盲目の恋なんだけど
人を好きになることは私にとっては強すぎる光で、だからそのぶん苦しい気持ちもおおくて
コウトウマリアとほぼ1年一緒にカフェとかイベントやってツーマンやったあと、ワンマンを決めた時は、気持ちが入りすぎて苦しくて耐えられないくらい毎日泣いたりわめいたり笑ったりして意味わからんガチ恋ストーリーを更新しまくってたり、キチガイ極まっていました。
ヲタクをやってる人は気持ちがわかるかもしれないけど、繋がりたいとかそういうんじゃない、ただ一緒に追いかけたい、現場にいたい、そういう好きってあると思うんだけど
私はチェキやグッズを貢ぐよりも先に絵を描いたり歌を歌ったりする方にベクトルが向いてしまうから、私の音楽活動は全部誰かを好きになったりファンのみんなに対して向けた気持ちの結果の副産物で、だからソロ曲の歌詞も、いままではファンへのラブレターのようなものがめちゃくちゃ多かったと思います。
本当は全員とセックまちがえたもっと仲良くなりたいし毎日手料理作ってあげたいしデートしたり会いたいけど物理的に一生それは無理な話で、すぐ人を好きになっちゃうからそもそも裏切りにつぐ裏切りになってしまうし、
私は自分のそういう悪すぎるところを、どうにかして昇華していかないと永遠にクソビッチとして他人を傷つけ続ける本質があって
でもそういうことに気がついたのも最近で
純粋で可愛らしいきゅるんとした処女性の高いアイドルに憧れたのは、それが自分に全然なかったからで
そんな「可愛くない」アイドルの自分をワンマン直前にまるで鉛筆の芯を削るように自分を削って突き詰めた結果、あのエナメル衣装と新曲【METAMORPHOSE】ができました。
10月1日の2ndワンマンライブのタイトル【Darkside Rendezvous】は、文字通りダークサイドの逢瀬をテーマに曲や表現を作っていきたくて、ついでに私のキチガイ極まってる部分をめちゃくちゃに出した病的な曲も作りたいし、自分の悪いところをもっともっと煮詰めて最高に最強な悪いアイドルの代表としてみんなの信仰の対象になりたいなと思います。
とにかく大阪も東京も、全力にこたえてくれたみんながいてはじめて、私の多すぎる恋の副産物が形になったので、ほんとにほんとに、SNS拡散してくれたみんなにも、ファンクラブのみんなにも、チケット買ってくれたみんなにも、現場にきてくれたみんなにも、そして永久にだいすきないままで関わった女たちにも感謝でいっぱいです。
自分のこと考えたことほとんどなくてなんとなくで生きてきてしまった数十年(21歳ですが)、私が自分に向き合えるようにしてくれたのは、知ってくれて見てくれて応援してくれたあなたです。
本当にありがとう。
何が返せてるかわからないけど、これからの羽生ゆかもよろしくお願いします。
ハッピーパンツ!