梅雨 | 日暮れて尚道遠し (旧:皐月十五ちばる)

日暮れて尚道遠し (旧:皐月十五ちばる)

断捨離と運気アップを図って残りの人生を爆走する


 黄金色に焼けた麦を刈り取り、田起し、代掻き、田植えが終わると、真夏の太陽が照りつける「夏」が待っているはずだった。

 が、今年は7月上旬を過ぎようとするのに長雨が続き、台風の影響で九州や西日本は水害が発生している。

 蛙が雨を請うが如く毎夜啼く。風はやや涼しく、少し湿り気を感じさせながら、まだ夏ではないよと囁きかけてくる。

 窓を開ける。網戸に雨蛙が張り付いている。奴らは油断もすきもなく、この時期はガラス窓や網戸に入りついてはボクを驚かす。

 「何時になったら梅雨が明けるのか・・・」

 本心では、梅雨が明けてしまえば、北関東特有の猛暑が毎日ボクの体を蝕み、40度近い室温は容赦なく体力を奪い去り、重い体を引きずる様な日々は、11月上旬まで続く。

 畑に行く。なすときゅうりが毎日のように実をつけ、取り損なって見逃したきゅうりは翌日、夏目三久のようにすらっとしていたその肢体を、マツコデラックスのようにふっくらとさせたかと思うと、味はすっかりスイカの皮のようになってしまう。

 夏野菜を食しながら、茹だる様な太陽が照りつける、そんな毎日が続くと「嗚呼、今年も短い夏がが始まった」と感じる。

かぼちゃ・ジャガイモ・なす・オクラ・インゲン・夏の実りは多い。

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