安くて美味しいワイン特集~ワインワールドの旅Vol.15
311.ブルーノ・パイヤール ブリュット 1995
312.ブルーノ・パイヤール ブリュット プルミエール キュベ
313.ラ・クロワザード レゼルヴ シャルドネ2014
314.ラ・クロワザード レゼルヴ カベルネ・シラー2013
315.ボージュ カルヴァドス
316.シャルドネのブラインドテイスティング3本
317.シャンパーニュ方式発泡ワインのブラインドテイスティング3本
311.ブルーノ・パイヤール ブリュット 1995
Bruno Paillard Brut

・生産者:ブルーノ・パイヤール社
・生産国:フランス シャンパーニュ地方
・輸入者:株式会社ミレジム
・格付け:AOCシャンパーニュ
・Alc度数:
・容量:750ml
・価格:5000~7000円
「泡ワインは、若い女性。ピチピチ、活き活きしている時が華」
「発泡ワインの醍醐味は、何といっても“イキイキとした泡”でしょ」
「そうそう。だから、発泡ワインの飲み頃は、NV(ノンヴィンテージ)の5年もの。MAXでも10年ものぐらいだよね」
「ただ、出来の良い年のもの、いはゆる“ヴィンテージ・シャンパン”とかは、10年以上経ってから本領を発揮するらしいよ」
「ふーん。でも、それって高いじゃない。1万円とかするでしょ」
「そうだね。だから、やっぱコスパ的にはNV(ノンヴィンテージ)の方が上だよね」
そんな会話をする方たちの先入観を打ち破ってくれる、コスパ抜群のシャンパンの登場だ。
「ブルーノ・パイヤール ブリュット 1995」
1995年に収穫されたブドウのみを用いたもの。
その、いはゆる「ヴィンテージ・シャンパン」というやつである。
2015年で「20年もの」となる。
だが。
1万円とかはしない。
価格は6千円前後。
てことは、NV(ノンヴィンテージ)とたいして変わりないのだ。
後は、「味わいがどうか」という点だけが問題。
そして、このワインで「泡ワインの“真価”つまり「どんな料理にも寄り添い合える万能さ」」を、堪能しまくることとなる。
つまり、「コスパ的にはNV(ノンヴィンテージ)の方が上」という先入観を打ち破れる一本となる。
「コスパ抜群のヴィンテージ・シャンパン」、ここに、発見!!
熟成が感じられる、黄金色。
香りは、かなり穏やか。
泡も、ずいぶん弱まっていて、ポッツリ、ポッツリ、という具合。
味わい。
柔らかいアタック。
カドのない、非常にまろやかで複雑な味わい。
もはや、酸味が甘味がコクが、風味がボディが後味が、どうのという次元ではない。
「とーりかーじ」(酉の方角(つまり西)へ舵を切る)でもない。
「おもーかーじ」(卯の方角(つまり東)へ舵を切る)でもない。
「全方角(つまり十二支)の中心に存在し、どの方角へも“一部分を結合できる”」
そんな感じなのだ。
「蟹肉入りの贅沢な茶碗蒸し」。
単品販売なら「800円」はするだろう、豪華な茶碗蒸しだ。

この茶碗蒸しの、玉子のタンパク質と、蟹肉、椎茸、銀ナンといった、数種具材の旨味。
これを、実は、このシャンパンは、持っている。
で、マリアージュ完成(相性90%)。
「河豚のから揚げ」
河豚は白身魚であり、味わいは結構淡白。

だが、そのフラッと切れ上がり尾を引かない淡白さにも。
このワインは寄りそう。
「寄り添うが、あっさりしていて、割り切っている」
まるで、40代後半夫婦の、性夜。
これを、実は、このシャンパンは、持っている。
で、マリアージュ完成(相性89%)。
「お鍋」
豆腐、春菊、白滝、えのき茸、麩、白菜、椎茸など、名脇役がそろうお鍋。
味付けは昆布と鰹のだし、それにおそらく薄口しょうゆが少々。

これらの「親会社子会社メンバー一同が会した懇親会の無礼講モード」にも、このワインは合う。
で、マリアージュ完成(相性95%)。
デザートの「柿」。
ゆったりとした、カドの無い甘味が、ほのかに灯って消えそうな渋味を、優しく包んでいる。

その味わいの構成。
それを、このワインは持っている。
で、マリアージュ完成(相性100%)。
実に、素晴らしい。
「泡は万能。フルコースに全て対応できる」
それを、身を持って体感できる。
そして。
「泡ワインは、若い女性。ピチピチ、活き活きしている時が華」
が、実は「魅力の断片でしかなかった」と納得させてくれる。
そう、このワインは、女性の魅力の真髄である、「母性」、それを感じさせてくれるのだ。
余談。
これが、1995年もののコルク。

左のコルクは、モエ・シャンドンのNVで2015年1月に抜いたもの。
これだけ違うんだね。
20年経つと、コルクもこれだけ弾力を失うのだ。
ブルーノ・パイヤール社は、1981年に創業。
シャンパンメーカーの中では最も新しく、つまりは歴史が浅い。
ところが今や。
各界の超一流の方々に愛されてやまないほど。
愛される理由は様々あるだろうが、その一つは間違いなく、このメーカーが突き通している理念だ。
その理念とは?
「量より質」。
「楽天市場」さんサイト「ブルーノ・パイヤール」ページ↓
http://item.rakuten.co.jp/wine-takamura/374385
312.ブルーノ・パイヤール ブリュット プルミエール キュベ
Bruno Paillard Brut Premiere Cuvee

・生産者:ブルーノ・パイヤール社
・生産国:フランス シャンパーニュ地方
・輸入者:株式会社ミレジム
・格付け:AOCシャンパーニュ
・Alc度数:
・容量:750ml
・価格:4500円
極めて透明度の高い、鮮やかな黄金色。
これまで飲んだ、どんなBRUTの泡よりも、濃い色合い。
泡立ちは柔らかめ。
香り。
柑橘系の果実に、ナッツやトーストパンなどのロースト香が入り混じる。
香りだけでもう、食欲をそそられる。
「泡は万能。フルコースに全て対応できる」
それを、身を持って体感できるワイン、「ブルーノ・パイヤール」。
そのワインは。
Kalafinaの歌「far on the water(NHK「歴史秘話ヒストリア」新エンディング・テーマ)」のごとく、大海原へと、大冒険を開始する。
大海原、そう、「オイスター・バー(牡蠣専門のワイン居酒屋)」へと。
「ブルーノ・パイヤール」と、牡蠣づくしのお見合いである。
名付けて。
「ブルーノ・パイヤール」VS「カキが・いっパイアール」(笑)

お見合い相手は7品。
「先端」「大黒神島」「小町」「熊本」「至極」「オイスターベイ」「ブルーポイント」。
全て、殻付きで1個600~650円。
その場で殻を剥がしたもの。

小さい物ほど、プリプリ食感でとにかく「磯の味」が強烈。
中位のものは、「磯の味」と「大らかな食感」のバランス。
大きいものは、柔らかく「大らかな食感」が大半を占める。
純日本産と、アメリカへ出張後「逆輸入」物が入り混じる。

各7種とワインのマリアージュ。
その詳細は、まとめることができた。
小さい物ほど、プリプリ食感でとにかく「磯の味」が強烈。
中位のものは、「磯の味」と「大らかな食感」のバランス。
大きいものは、柔らかく「大らかな食感」が大半を占める。
小さい物の強烈な「磯の味」を、「ナッツ系の脂質的な味わい」が、見事に受け止める。
中位の物の「味のバランス」を、「バランスの取れた上品な味」が、これまた同調する。
大物の「柔和で大らかな味」を、「大らかで丸く複雑なボディ」が、見事に受け止める。
「ブルーノ・パイヤール」VS「カキが・いっパイアール」
「ブルーノ・パイヤール」と、牡蠣づくしのお見合い、大成功。
まさに、ハーレム!

いや、そうではない。
ワインの方が、女性である。
ワインの方が、大きいのだ。
「四六時中わがまま三味」の「赤ちゃん」を受けとめ。
「繊細で神経質の痩せ男」の「渇望心境」を緩和させ。
「筋肉質で戦闘的な男性」の「粘質な欲」をも融和し。
「デブが隠し持つ劣等感」を「包み込む」しなやかさ。
が。
「他人へ迷惑をかける行為」をしようものなら、容赦なくひっぱたかれる。
まさに、「母」だ。
このワインは、そう、理想の「お母さん」を、体現している。
お母さん。
お母さん、ありがとう。
お母さんを、省みるきっかけとなるのが、このワインだ。
実にお見事。
そして、感謝。

いやー、楽しかったな。
では次、二次会に行こう!
二次会は、何と。
「ブルーノ・パイヤール」VS「ギャルの・おっパイアール」だ!
なにぃーーーーーーー!?!
「ギャルの…」
「おっパイ、アール」
だとぉーーーー!?
やったあーーーっ!!!(メインディッシュキター!)
バンザーイ!
バンザーイ!
バンザ「Pーーーーー(インターネットが切断されました。原因を調べています)ーーーーー」
ブログ「青木冨美子の公式blog」さん「冬期講座初回はシャンパーニュの熟成具合をチェック!」記事↓
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2016-01-22
313.ラ・クロワザード レゼルヴ シャルドネ2014
LA CROISADE RESERVE CHARDONNAY

・生産者:ラ・クロワザード
・生産国:フランス ラングドック&ルーション
・輸入者:三国ワイン株式会社
・格付け:IGP(旧ヴァン・ド・ペイ)
・Alc度数:13%
・容量:750ml
・価格:1000円
青みを帯びた、淡めの黄色。
ディスクは薄めから中程度。
香り。
甘味があるが、フレッシュさにあふれる香り。
若いパイナップル。
キュウリ。
ウリ。
青梅。
メロン。
奥の方に、麦わら、栗、トウモロコシ。
味わい。
滑らかなアタック。
甘味、酸味はバランスしつつも、やや酸味が主張。
しっかり出来上がった酸味の骨格が、未熟で成長途上の甘味を支えているといった感じだ。
口に含んだまま、鼻に抜ける香りに、キュウリ、メロン、若いパイナップル。
余韻は、15秒以上。
これは、見事。
南仏らしさが良く出ていると思える。
「フランスらしいキリッと端正な感じと、奥に奥にグウウっと入って来る複雑さ」に、「南国系のトロピカリズム」が若干入っているのだ。
言わば、「シャブリにチリシャルを1割、豪シャルを1割ブレンドした」といった感じだ。
フランスワインの凄さ。
それは、「口当たりの美味さ」以上に「複雑さ・深さ・バランス」にある。
フランスのワインは、派手さはないが、「深い」のだ。
フランスワインを飲んでワインの世界に入り、世界中のワインを飲み渡った挙句、「やっぱりフランスが一番だ」と言う。
まさに童話「青い鳥」を地で行くかのよう。
そんな、ワインラヴァーは、少なくない。
ワインを7000本以上所有している私のワインの先生などは、半笑いで次のように断言されている。
「フランス以外の産地のワインに、3000円以上出す気はないなー」と。
先生、そりゃ言い過ぎでしょ!
やっぱり世界中のワインを飲んで、勉強したいじゃないですか!
と思いつつも、その思いが「負け惜しみ」や「悪あがき」だと解かるのは。
「やはりフランスに終息するのか」という予感をどこかで感じているからだ。
ブログ「酒と音と鉄旅と。」さん「ラ・クロワザードのワイン。」記事↓
http://oging.blog63.fc2.com/blog-entry-1000.html
314.ラ・クロワザード レゼルヴ カベルネ・シラー2013
LA CROISADE RESERVE CABERNET-SYRAH

・生産者:ラ・クロワザード
・生産国:フランス
・輸入者:三国ワイン株式会社
・格付け:IGP(旧ヴァン・ド・ペイ)
・Alc度数:13%
・容量:750ml
・価格:1000円
極薄く紫を帯びた、暗黒赤色。
エッジに輝きがある。
香り。
甘い。
木の枝。
黒スグリ。
香辛料。
ジンファンデル品種にも似た感じ。
複雑な香り。
味わい。
滑らかなアタック。
直後、ゆったりとした甘味が広がる。
その、とめどなく広がろうとする甘味を、スパイシーな酸味が堰き止める。
それで、全体的な印象が「スマート」になる。
玉子の白身のような、タンパク質系のニュアンス。
そして、木の枝のニュアンス、これはシラーから来ているようだ。
また、テラテラと輝くステーキ肉ではなく、その肉に香辛料をたっぷりまぶして、無光沢(マット)にしたかのような印象。
その辺が、シラーらしい。
要素がまとまっており、カドが無い。
ボディ自体は、とても強い。
余韻にパプリカ、インクのようなニュアンス。
この辺はカベルネらしい。
余韻は15秒以上。
お見事!
「三国ワイン株式会社」さん公式サイト「ラ・クロワザード レゼルヴ カベルネ・シラー 2014」ページ↓
http://www.mikuniwine.co.jp/shop/g/g01151201400/
315.ボージュ カルヴァドス
Vosges Calvados

生産者:ボージュ
生産国:フランス
輸入者:ドーバー洋酒貿易株式会社
格付け:?
Alc度数:40%
容量:700ml
価格:4200円
カルヴァドスは、シードルの蒸留酒。
シードルとは、リンゴを原料としたお酒。
つまりカルヴァドスとは、「リンゴ酒のブランデー」である。
フランスのノルマンディー地方が産地。
この地方は、ワインを造っていない代わりに、カルヴァドスを主に産出している。
輝きのある、非常に濃い黄金色。
琥珀色と言ってもいい。
ソーテルヌよりやや濃い。
ブランデーやウィスキーよりはやや薄いか。
シェリーFINOよりも、輝きが強い。
が、色だけでは判別が難しい。
グラス内壁を伝う液脚は強い。
アルコール分の高さをうかがえる。
香り。
強い。
アルコール香。
アルコール香にまとうのは、さくらんぼ、梅。
否!
リンゴのタルト、アップルパイだ。
リンゴを甘く煮付けた味わいそのものの香りだ。
とはいえ、さくらんぼのニュアンスも十分にある。
味わい。
滑らかなアタック。
水のような味。
直後、ドーンとアルコールが押し寄せる。
舌の上でホールド。
鼻に抜ける香りは「サクランボ」「梅」だ。
ううむ、リンゴのニュアンスはあまりない。
しかし。
飲み込んでから、正体がはっきりする。
飲み込んで。
余韻は、長い、20秒。
20秒もすると、おお。
サクランボや梅のニュアンスは薄れ、モロに「リンゴの皮を煮詰めたような」ニュアンスだけが残った。
そのニュアンスよりも長く強く、アルコールの熱さが残り続けた。
これで、正体がはっきりする。
「原料はリンゴ」
「アルコールがかなり強い=蒸留酒」
「リンゴを原料にした蒸留酒」といえば、「カルヴァドス」だ、と。
いやー、美味い。
後から後から、パニエ(麦わらカゴ)いっぱいの果実のような、熱い感じがやってきて。
全身が、満たされてしまう。
うーむ、食後酒にうってつけだな。
シードルは食前酒には最適だったが。
そのシードルを蒸留したお酒「カルヴァドス」は、食後酒にうってつけだ。
余談。
で。
何で「安くて美味しいワイン特集にカルヴァドスが登場したか?」である。
そのいきさつは、こうである。
まず私は、ある一人の要望で、この企画、「安くて美味しいワイン特集」を始めた。
「今度、安くて美味しいワインを教えてよ」
その要望から、全てが始まったのだ。
そして、紹介したワインは300銘柄に達する勢いだった。
ところが。
紹介しながらも、私は数々の「誤解」を内包してしまい。
その結果、その誤解を、その人に与えてしまうこととなった。
その誤解とは?
主に3つある。
①コルク頭のカビは、マイナス要素である。
②メドックシャトーの格付けは、規模・経済力・信用度である。
③「安くて美味しいワイン」とは要するに、「コスパ抜群ワインの選別」である。
①コルク頭のカビは、マイナス要素である。
という誤解について。
シャトー・パルメ1991のところで書いたが、私は「コルク頭のカビはマイナス要因」だと認識していた。

だが、ワインアドバイザーさんいはく、「問題ないですよ。むしろ、ワインが適切な温度・湿度で保管されていた証拠です。」とのことだった。
エノテカさんのサイトにも、「コルク頭のカビは、むしろ保存が良好だった証」とある。
②メドックシャトーの格付けは、規模・経済力・信用度である。
という誤解について。

これは、葉山考太郎氏のブログにもあるが、「ただ単に、当時のワインの取引価格を基にしたものだった」らしい。
③「安くて美味しいワイン」とは要するに、「コスパ抜群ワイン」の選別である。
という誤解について。

いや確かに、「安くて美味しいワイン」とは要するに、「コスパ抜群ワイン」の選別だったのだ。
コスパ抜群のワインを探す旅だった。
だが、それはやがて、「それは自分を、狭い枠に閉じ込める行為だった」と解かる時が来る。
そう、旅路で生まれた「好き」とか「愛する」という気持ちは、実は「狭い枠を突き破るもの」なのだ。
果てしない旅路で生まれた、「好き」とか「愛する」という気持ち。
「好き」とか「愛する」という気持ちは、「自分を閉じ込める狭い枠を突き破るもの」である。
「お付き合いしませんか?」
「ゴメンナサイ。私、彼氏(もしくは旦那)いるんです」
「なら、セカンド君、いやサード君でいいのでお願いします。アッシーでもメッシーでも構いません。お願いします!」
それが、本当に「好き」とか「愛する」という気持ちの現れだ。
「でもそれって、倫理違反でしょ」
そう、人の、本当の気持ちは本来、公表できないもの。
ブログやフェイスブックやツイッターやラインには、書けないものなのだ。
好きで好きでたまらない、心を占領されているにも関わらず。
それなのに、「セカンド」「サード」「アッシー」「メッシー」でも構わないから、という、「完全にコスパを無視した挙動」。
それが、人の「本当の気持ち」、である。
コスパを求めた旅路は、ここで終わる。
本当の気持ち、「好き」とか「愛する」という気持ちは、「枠を突き破るもの」なのだとの理解をまとった気持ち。
それに目覚めることによって。
自らを自壊させ、新たな境地に達するのだ。
で。
何で「安くて美味しいワイン特集にカルヴァドスが登場したか?」
それは、私が新たな境地に達したからだ。
それでこう思ったのだ。
「こんな誤解を与えてはいけない。正しい認識を身につけなければ。で、ワインエキスパートの資格を取得しよう」と。
で。
ワインエキスパートの資格の二次試験はブラインドテイスティングなのだが。
「ワイン以外のお酒が2品出てくる」。
だから、ワイン以外のお酒の勉強もしなければならないのだ。
それで、カルヴァドスを飲んだ、というわけだ。
「全ては、君のためだよ」(建前)
「ただ、酒を飲みたいの」(本根)
「現状を打破したいのさ」(本質)
「脳みそ、シャンパーン」(崩壊)
ブログ「欲しいブログ」さん「りんごのブランデー「カルヴァドス」!これは来年流行る予感!」ページ↓
http://wanna-blog.com/want/calvados/#i
316.シャルドネのブラインドテイスティング。

シャルドネ品種のブラインドテイスティング。
生産国は「フランス」「チリ」「オーストラリア」の3国。

エントリーNo.1
青みを帯びた、淡い黄色。
ディスクは中程度。
液脚はややさらりとしている。
香り。
ガス。
ゴム。
鉱物系。
完熟した赤い果実。
味わい。
滑らかなアタック。
飲み込むと、梅、レモンのような、爽やかな酸味。
その後甘味がやってくる。
なかなか豊かな甘みだ。
甘味と酸味の割合は。
甘味6、酸味4といったところ。
余韻は中程度、10秒~15秒。
余韻に麦わら、茹でたスイートコーンのニュアンス。
ゆったり雄大な大地の感じがある。
(チリかな?)
だが、奥行はほどほど、あまり複雑ではない。
飲み継ぎたくなる味ではある。
うーん、過去に飲んだ気がするなあ。

エントリーNo.2
青みを帯びた、濃い目のレモンイエロー。
(すでにオーストラリア確定か?)
ディスクは中程度。
液脚はややさらりとしている。
香り。
しっとりとした、甘味を伴う香り。
スミレや白い花の感じ以上に青リンゴがある。
青リンゴ以上に、アンズジャム、ココナッツ。
南国のニュアンスだ。
味わい。
滑らかなアタック。
飲んだ瞬間、マロン、アンズ、ライチ、茹でたスイートコーンのような味わい。
アンズ、ライチの甘味。
酸味がやって来るのは、飲み込んだ後。
酸味は輪郭部にあるのみで、内部は甘味が主体。
甘味と酸味の割合は。
甘味8、酸味2といったところ。
甘味寄りの味わいだ。
余韻は中程度、10秒。
余韻はまるで、リンゴ酢。
ボディは大きい。
やっぱりリースリングとは違うな。

エントリーNo.3
青みを帯びた、淡い黄色。
ディスクは中程度。
液脚はややさらりとしている。
No.1とほぼ同じ外観。
(色合いで既にNo.2がオーストラリアだとして)
(香りでもはやNo.1がチリだとすれば)
(No.3でフランスらしさを掴み取れば丸く収まるということになるが)
香り。
しっとりした、やや弱めの香り。
花、白い花。
グレープフルーツの皮。
食パンの耳。
(よし、鉱物系がいない!フランスで決まりだろう)
味わい。
滑らかなアタック。
飲んだ瞬間、水っぽいが、その後じわりと広がる味わい。
青リンゴ、グレープフルーツ。
穏やかに酸味が訪れた後、甘味がやって来て、後を引く。
酸味が主体なのだ。
甘味と酸味の割合は。
甘味3、酸味7といったところ。
複雑な感じは、一番ある。
余韻は中程度、10秒ほど。
余韻は、グレープフルーツの皮のようなニュアンスがずっと続く。
「酸味主体」
「甘味寄りではない」
「鉱物系が居ない」
「端正」
「複雑な構造の白い花のイメージ」
ああ、間違いなくフランスだ。
結論。
No.1はチリ。
「鉱物系の香り」がある。
No.2はオーストラリア。
「一番色が濃い」「南国フルーツのニュアンス」「甘味寄り」
No.3はフランス。
「酸味主体」「複雑」「南国の感じが無い」
正解。
No.1チリ(カッシェロ・デル・ディアブロ シャルドネ2013)。

No.2オーストラリア(イエローテイル シャルドネ2014)。

No.3フランス(モメサン シャルドネ2013)。

おお。
全部正解。
やったね。
なんだ、難しくなかったな。
「フランスはとにかく端正」
「チリは鉱物系ニュアンス」
「豪は南国系のニュアンス」
これを感じ取れればいいというわけだ。
では、品種の判別は?
「シャルドネは、とにかくボディが主役」
「リースリングは、とにかく酸味が主役」
「ソーヴィニョン・ブランは香りが主役」
だから、主役がボディか酸味か香りかを判別できれば、品種の判別もできる、というわけだ。
公式サイト「アカデミー・デュ・ヴァン」さん「世界を変えたワイン・テイスティング-パリ対決」記事↓
https://www.adv.gr.jp/column/04/index.shtml
317.シャンパーニュ方式発泡ワインのブラインドテイスティング3本

種類
・フランスのシャンパーニュ「ランソン ブラックラベル」
・イタリアのフランチャコルタ「カデル・ボスコ キュベ・プレステージ」
・スペインのカヴァ「ライマット シャルドネ」
方法
①フルートグラスを3つ用意する。
②グラスそれぞれに「シャ」「フラ」「カヴァ」と書いたシールを張る。
③部屋の灯りを消して「シャ」シールのグラスにシャンパーニュを注ぐ、「フラ」にフランチャコルタを、「カヴァ」にカヴァを注ぐ。(灯りを消すのは、色による判別をできなくするため)
④各シールの上に目隠しシールを張る。
⑤グラスの位置をぐるぐる移動してシャッフルする。
⑥グラスを並べ、目隠しシールに「1」「2」「3」と書く。
⑦各ボトルに残ったワインは、500ml耐圧ペットボトルに移し替えて再栓しておく。

1
外観。
澄み切った、淡い、緑がかった黄色。
泡立ちは細やかで、健全。
香り。
香りは中程度。
豊かな印象。
リンゴ(サン陸奥)や洋梨、グレープフルーツの香り。
スワリング後、若干ヴァニラやナッツ類の香り。
味わい。
アタックは中程度の辛口。
酸味は多め。
シャープな印象のライトミディアムボディ。
苦味はなく、フルーティなフレーヴァー。
余韻は中程度で
フルーティ。
アルコール度数は10~12%。
凝縮度は中程度。
総合印象は、上品。
特徴。
洋梨やグレープフルーツのような味わい。それが、余韻で蜂蜜やナッツの味わいに変わる。酸味を基調とした、シンプルかつスマートな味わい。30分経っても味わいが変わらない。

2
外観。
澄み切った、淡い、緑がかった黄色。
泡立ちは細やかで、健全。
香り。
香りは強い。
複雑な印象。
ライム、レモン、グレープフルーツの香り。
スワリング後、若干バナナやパイナップルの香り。
味わい。
アタックは中程度の辛口。
酸味は少なめ。
柔らかな印象のミディアムボディ。
苦味はなく、フルーティなフレーヴァー。
余韻は長く、フルーティかつ若干ミネラリィ。
アルコール度数は10~12%。
凝縮度は中程度。
総合印象は、リッチ。
特徴。
思いっきり「シャルドネの味」を感じる。シャルドネが発泡したらこんな味わいになるかなあ。

3
外観
清澄:澄み切った。
濃淡:淡い。
色調:緑がかった黄色。
香り
香量:強い。
印象:豊か。
分類:果実。
詳細:マンゴー、ライチ。
ブケ:花や森林木
熟成:熟成している感じ。
複雑:複雑。
状態:開いている。
総合:豊かな印象。
味わい
アタック:中程度。
甘辛:辛口。
酸味:中程度。
印象:柔らか。
ボディ:ミディアム。
苦味:なし。
フレーヴァー:フルーティ。
余韻:長い。
後味:フルーティだが酸味が残り続ける。若干バターやトウモロコシの風味。
アルコール度数:10度前後。
凝縮感:高い。
総合印象:リッチ。
特徴:味わいが非常にバランスし、端正な印象。そしてしっかりした酸味がアタックから後味まで一本筋を通す。が時間が経つと、味わいが弱ってくる。
判断。
色調はほぼ同じ。
色調では判断できない。
きめ細かく、長く出続ける泡立ちも、ほぼ同じ。
泡立ち、泡持ち、泡粒でも判断できない。
味わいも、どれも辛口でほぼ同じ。
味わいから判断するのも難しい。
となれば、「特徴」から判断するしかない。
特徴。
1:洋梨やグレープフルーツのような味わい。それが、余韻で蜂蜜やナッツの味わいに変わる。酸味を基調とした、シンプルかつスマートな味わい。30分経っても味わいが変わらない。
2:思いっきり「シャルドネの味」を感じる。シャルドネが発泡したらこんな味わいになるかなあ。
3:味わいが非常にバランスし、端正な印象。そしてしっかりした酸味がアタックから後味まで一本筋を通す。が時間が経つと、味わいが弱ってくる。
ということは。
最もシャルドネなのは2。
よって2は「カヴァ ライマット シャルドネ」。
最も端正なのは3だが、急速に弱って来るので、シャンパーニュとは考えにくい。
よって1が「シャンパーニュ ランソン ブラックラベル」。
よって3が「フランチャコルタ カデル・ボスコ」。
と思われる。
私の解答。
1「シャンパーニュ ランソン ブラックラベル」
2「カヴァ ライマット シャルドネ」
3「フランチャコルタ カデル・ボスコ」
正解。
1「カヴァ ライマット シャルドネ」
2「フランチャコルタ カデル・ボスコ」
3「シャンパーニュ ランソン ブラックラベル」
おおお!
見事に全部外れたぁ!!(笑)
外れた原因は?
①「シャルドネ」にとらわれたことが一つ。
シャルドネ=ライマット シャルドネと安易に結びつけてしまった。
シャルドネは、3銘柄全部に使われていたのだ。
②「端正」なのはシャンパーニュ、とまでは正しかった。
だが、「急速に弱って来るのはシャンパーニュではない、カヴァだろう」という先入観が間違いの原因だった。
カヴァでも、高級なもの(3000円クラス)は30分経ってもへっちゃらだったのだ。
この発見は、驚きとともに喜びをもたらしてくれた。
③フランチャコルタは繊細な味らしいから、ライトミディアムボディだろう、という先入観も、間違いの原因だ。
カデル・ボスコのフランチャコルタは意外にも、リッチでボリュームのあるボディだったのだ。
今回のテイスティングで得られた、新たな発見。
①カヴァでも高級なものは、意外に繊細で、30分持ちこたえる、ということ。
②フランチャコルタは意外にも、ボリューム感があること。
③シャンパーニュはやはり「端正」だが、30分持ちこたえるとは限らない、ということ。
④カヴァよりシャンパーニュの方が繊細、とは限らない、ということ。
⑤良質なカヴァやフランチャコルタは、シャンパーニュに引けを取らないぐらい美味しい、ということ。
いやー、テイスティングには失敗したが、大収穫だった。
「アカデミー・デュ・ヴァン」さん公式サイト「「目隠し試飲に強くなるコツ」 No.1」記事↓
http://jp.adv.gr.jp/amtrdv/?p=70
「家ワイン」サイト「葉山孝太郎コラム」「オトナワイン:お家ワインでモテるための特訓講座:第2条 シャンパーニュは、心遣いの出来る「優等生」のオネエサン」ページ↓
http://iewine.jp/article/995/
ワインワールドの旅。
旅には、失敗や、誤解や、後悔や、不満が、つきものである。
恥をかくこともあるだろう。
旅とはまさに、「苦」と寄り添うことなのだ。
ちなみに、仏教で、苦のことを「ドゥッカ(dukkha)」という。
旅とはつまり、苦へ向き合うこと。
旅とはつまり、ドゥッカ(dukkha)へ向かうこと。
旅とはつまり、「どっか」へ行くこと。
どっか、行っちゃいなさーい!!
「どっか、行っちゃえば?」
どっかとは?
ドゥッカ(dukkha)。
直訳は「苦」であるが。
お釈迦様が説いたドゥッカ(dukkha)とは、もっともっと広い意味のものだった。
それは、一言で言えば、「生命の根源的不満足感の認識」というものだ。
具体的に言えば。
「生きるとは、常に不安定なものである」
「生きるとは、常に変化を伴うものである」
「生きるとは、永遠に満たされないものである」
「だからして、生きるとは本来的に空しいものなのだ」
「この、生きるということの本質を理解する時」
「“生きるということは、別にたいしたことではない”との認識に達する」
「プラス思考も、マイナス思考もない、それらが融合したプラズマ思考」
「生への執着、満足感の底なしの追求、完璧主義などの気持ちは、穏やかに消えていく」
「生への執着、満足感の底なしの追求、完璧主義などの気持ちからの、解脱」
「どっかにも何にも優しく接しながら、どっかにも何にも執着しない」
「生命の根源的不満足感と寄り添って歩む」
「旅の恥はかき捨て、それは当然」
「人生の恥はかき捨て」
ということなのだ。
旅とはつまり、ドゥッカ(dukkha)へ向かうこと。
旅とはつまり、「どっか」へ行くこと。
それは、物理的に「どこかある場所へ行くこと」であると同時に。
それは、真理的に「ドゥッカ(満足感への執着を手放すこと)に達する」ということでもあるのだ。
旅とはつまり、「どっか」へたどり着きつつも、「ドゥッカ」と伴にある時間、なのである。
そうつまり。
あなたが心底求めた「約束の地」へたどり着いても。
そこには、「満足感」も「不満」も、当然のように存在する、ということ。
逆に。
あなたが、全く予期せず出会った「地」「人」「出来事」にも、「不満」も「満足感」も存在する、ということなのだ。
疫病に無防備な村で、赤ちゃんが次々に生まれるのも。
逆に、発展した都市国家が津波や火山噴火で一夜にして壊滅するのも。
全て、ドゥッカ(dukkha)である。
ドゥッカ(dukkha)=「苦しみ」=「生命の根源的不満足感の認識」=「満足感への執着を手放すこと」なのである。
それって。
空しいよね。
こんなに努力してきたのに。
なんか、苦しいよね。
こんだけ、昇り詰めてきたのに。
なんか、納得いかないよね。
こんなに、見識が開けてきたというのに。
旅という、満足感の追求。
その究極が、ゴールが、ドゥッカ(dukkha)である。
ドゥッカ(dukkha)とは。
「満足感への執着を手放すこと」
なのである。
満足感の追求のゴールが。
「満足感への執着を手放すこと」
なんて。
空しいよね。
苦しいよね。
納得いかないよね。
そう、それが、旅というものの本質。
そう、それが、人生の本質。
人生のゴール。
それは、「生命の根源的不満足感の認識」というもの。
「生きるってことは、永遠に満足感を手にできないものなのだ」という理解である。
などという、難しい理屈から解脱することこそ。
本当のドゥッカ(dukkha)=「満足感への執着を手放すこと」
なのである。
本当のドゥッカ(dukkha)=「満足感への執着を手放すこと」
それは、「喜びを諦めろ」とか、「苦難の道をあえて行け」とか言う、ストイックなものでは、ない。
本当のドゥッカ(dukkha)=「満足感への執着を手放すこと」
それは、「全ての出入りは呼吸程度のものでしかなく、したがってあなたの本質に何の損得もない、と知っちゃえば、まあ寂しい感じもするよね」というものである。
「自分なんて、生まれてこなければよかった」
「自分の生は、親に迷惑をかけるだけだった」
「負担ならば、なぜ、私を生んだのですか?」
「私など生まれる価値がないではないですか」
そうやって。
あなたは。
これまで。
自分自身で、自尊心を傷付けてきた。
自分自身で、自己破壊を行ってきた。
それは、あなたの本質を自覚する、ワンステップだったのだ。
自尊心へのダメージから、あなたの人生は歩みを始めた。
しかし、その人生は、ここで終わる。
ここで変わる。
本当のドゥッカ(dukkha)=「満足感への執着を手放すこと」。
これは、新しい気付きをもたらすものだったのだ。
その、新しい気付きとは?
「自分の本質は、何を得ようと、何を失おうと、初めから完全体である」
という気付きである。
あなたの本質において。
何を得ようとも。
何を失おうとも。
それはただ、「呼吸」でしかなかったのだ。
あなたの本質に、何の変化もない。
あなたは。
あなたの本質は。
何を得ようと。
何を失おうとも。
初めから完全体である。
何も欠けていない。
逆に、何を得ても「お得」になりはしない。
それが、本質なのだ。
これに気付いた時。
あなたの、自尊心の傷は、完全に癒える。
そして、あなたは、本来の力強さを、取り戻すだろう。
そしてそれもまた、「あまたの存在の究極の表現、ドゥッカ(dukkha)」なのである。
サイト「現代ビジネス」さん「ブッダの教えは「ニートになれ」だった!? ほんとうの仏教は、こんなにヤバくて面白い」記事↓
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47023
という、わけで。
えーと。
私も。
どっか、行ってきまーす!
0734安くて美味しいワイン特集~ワインワールドの旅Vol.15(完)
311.ブルーノ・パイヤール ブリュット 1995
312.ブルーノ・パイヤール ブリュット プルミエール キュベ
313.ラ・クロワザード レゼルヴ シャルドネ2014
314.ラ・クロワザード レゼルヴ カベルネ・シラー2013
315.ボージュ カルヴァドス
316.シャルドネのブラインドテイスティング3本
317.シャンパーニュ方式発泡ワインのブラインドテイスティング3本
311.ブルーノ・パイヤール ブリュット 1995
Bruno Paillard Brut

・生産者:ブルーノ・パイヤール社
・生産国:フランス シャンパーニュ地方
・輸入者:株式会社ミレジム
・格付け:AOCシャンパーニュ
・Alc度数:
・容量:750ml
・価格:5000~7000円
「泡ワインは、若い女性。ピチピチ、活き活きしている時が華」
「発泡ワインの醍醐味は、何といっても“イキイキとした泡”でしょ」
「そうそう。だから、発泡ワインの飲み頃は、NV(ノンヴィンテージ)の5年もの。MAXでも10年ものぐらいだよね」
「ただ、出来の良い年のもの、いはゆる“ヴィンテージ・シャンパン”とかは、10年以上経ってから本領を発揮するらしいよ」
「ふーん。でも、それって高いじゃない。1万円とかするでしょ」
「そうだね。だから、やっぱコスパ的にはNV(ノンヴィンテージ)の方が上だよね」
そんな会話をする方たちの先入観を打ち破ってくれる、コスパ抜群のシャンパンの登場だ。
「ブルーノ・パイヤール ブリュット 1995」
1995年に収穫されたブドウのみを用いたもの。
その、いはゆる「ヴィンテージ・シャンパン」というやつである。
2015年で「20年もの」となる。
だが。
1万円とかはしない。
価格は6千円前後。
てことは、NV(ノンヴィンテージ)とたいして変わりないのだ。
後は、「味わいがどうか」という点だけが問題。
そして、このワインで「泡ワインの“真価”つまり「どんな料理にも寄り添い合える万能さ」」を、堪能しまくることとなる。
つまり、「コスパ的にはNV(ノンヴィンテージ)の方が上」という先入観を打ち破れる一本となる。
「コスパ抜群のヴィンテージ・シャンパン」、ここに、発見!!
熟成が感じられる、黄金色。
香りは、かなり穏やか。
泡も、ずいぶん弱まっていて、ポッツリ、ポッツリ、という具合。
味わい。
柔らかいアタック。
カドのない、非常にまろやかで複雑な味わい。
もはや、酸味が甘味がコクが、風味がボディが後味が、どうのという次元ではない。
「とーりかーじ」(酉の方角(つまり西)へ舵を切る)でもない。
「おもーかーじ」(卯の方角(つまり東)へ舵を切る)でもない。
「全方角(つまり十二支)の中心に存在し、どの方角へも“一部分を結合できる”」
そんな感じなのだ。
「蟹肉入りの贅沢な茶碗蒸し」。
単品販売なら「800円」はするだろう、豪華な茶碗蒸しだ。

この茶碗蒸しの、玉子のタンパク質と、蟹肉、椎茸、銀ナンといった、数種具材の旨味。
これを、実は、このシャンパンは、持っている。
で、マリアージュ完成(相性90%)。
「河豚のから揚げ」
河豚は白身魚であり、味わいは結構淡白。

だが、そのフラッと切れ上がり尾を引かない淡白さにも。
このワインは寄りそう。
「寄り添うが、あっさりしていて、割り切っている」
まるで、40代後半夫婦の、性夜。
これを、実は、このシャンパンは、持っている。
で、マリアージュ完成(相性89%)。
「お鍋」
豆腐、春菊、白滝、えのき茸、麩、白菜、椎茸など、名脇役がそろうお鍋。
味付けは昆布と鰹のだし、それにおそらく薄口しょうゆが少々。

これらの「親会社子会社メンバー一同が会した懇親会の無礼講モード」にも、このワインは合う。
で、マリアージュ完成(相性95%)。
デザートの「柿」。
ゆったりとした、カドの無い甘味が、ほのかに灯って消えそうな渋味を、優しく包んでいる。

その味わいの構成。
それを、このワインは持っている。
で、マリアージュ完成(相性100%)。
実に、素晴らしい。
「泡は万能。フルコースに全て対応できる」
それを、身を持って体感できる。
そして。
「泡ワインは、若い女性。ピチピチ、活き活きしている時が華」
が、実は「魅力の断片でしかなかった」と納得させてくれる。
そう、このワインは、女性の魅力の真髄である、「母性」、それを感じさせてくれるのだ。
余談。
これが、1995年もののコルク。

左のコルクは、モエ・シャンドンのNVで2015年1月に抜いたもの。
これだけ違うんだね。
20年経つと、コルクもこれだけ弾力を失うのだ。
ブルーノ・パイヤール社は、1981年に創業。
シャンパンメーカーの中では最も新しく、つまりは歴史が浅い。
ところが今や。
各界の超一流の方々に愛されてやまないほど。
愛される理由は様々あるだろうが、その一つは間違いなく、このメーカーが突き通している理念だ。
その理念とは?
「量より質」。
「楽天市場」さんサイト「ブルーノ・パイヤール」ページ↓
http://item.rakuten.co.jp/wine-takamura/374385
312.ブルーノ・パイヤール ブリュット プルミエール キュベ
Bruno Paillard Brut Premiere Cuvee

・生産者:ブルーノ・パイヤール社
・生産国:フランス シャンパーニュ地方
・輸入者:株式会社ミレジム
・格付け:AOCシャンパーニュ
・Alc度数:
・容量:750ml
・価格:4500円
極めて透明度の高い、鮮やかな黄金色。
これまで飲んだ、どんなBRUTの泡よりも、濃い色合い。
泡立ちは柔らかめ。
香り。
柑橘系の果実に、ナッツやトーストパンなどのロースト香が入り混じる。
香りだけでもう、食欲をそそられる。
「泡は万能。フルコースに全て対応できる」
それを、身を持って体感できるワイン、「ブルーノ・パイヤール」。
そのワインは。
Kalafinaの歌「far on the water(NHK「歴史秘話ヒストリア」新エンディング・テーマ)」のごとく、大海原へと、大冒険を開始する。
大海原、そう、「オイスター・バー(牡蠣専門のワイン居酒屋)」へと。
「ブルーノ・パイヤール」と、牡蠣づくしのお見合いである。
名付けて。
「ブルーノ・パイヤール」VS「カキが・いっパイアール」(笑)

お見合い相手は7品。
「先端」「大黒神島」「小町」「熊本」「至極」「オイスターベイ」「ブルーポイント」。
全て、殻付きで1個600~650円。
その場で殻を剥がしたもの。

小さい物ほど、プリプリ食感でとにかく「磯の味」が強烈。
中位のものは、「磯の味」と「大らかな食感」のバランス。
大きいものは、柔らかく「大らかな食感」が大半を占める。
純日本産と、アメリカへ出張後「逆輸入」物が入り混じる。

各7種とワインのマリアージュ。
その詳細は、まとめることができた。
小さい物ほど、プリプリ食感でとにかく「磯の味」が強烈。
中位のものは、「磯の味」と「大らかな食感」のバランス。
大きいものは、柔らかく「大らかな食感」が大半を占める。
小さい物の強烈な「磯の味」を、「ナッツ系の脂質的な味わい」が、見事に受け止める。
中位の物の「味のバランス」を、「バランスの取れた上品な味」が、これまた同調する。
大物の「柔和で大らかな味」を、「大らかで丸く複雑なボディ」が、見事に受け止める。
「ブルーノ・パイヤール」VS「カキが・いっパイアール」
「ブルーノ・パイヤール」と、牡蠣づくしのお見合い、大成功。
まさに、ハーレム!

いや、そうではない。
ワインの方が、女性である。
ワインの方が、大きいのだ。
「四六時中わがまま三味」の「赤ちゃん」を受けとめ。
「繊細で神経質の痩せ男」の「渇望心境」を緩和させ。
「筋肉質で戦闘的な男性」の「粘質な欲」をも融和し。
「デブが隠し持つ劣等感」を「包み込む」しなやかさ。
が。
「他人へ迷惑をかける行為」をしようものなら、容赦なくひっぱたかれる。
まさに、「母」だ。
このワインは、そう、理想の「お母さん」を、体現している。
お母さん。
お母さん、ありがとう。
お母さんを、省みるきっかけとなるのが、このワインだ。
実にお見事。
そして、感謝。

いやー、楽しかったな。
では次、二次会に行こう!
二次会は、何と。
「ブルーノ・パイヤール」VS「ギャルの・おっパイアール」だ!
なにぃーーーーーーー!?!
「ギャルの…」
「おっパイ、アール」
だとぉーーーー!?
やったあーーーっ!!!(メインディッシュキター!)
バンザーイ!
バンザーイ!
バンザ「Pーーーーー(インターネットが切断されました。原因を調べています)ーーーーー」
ブログ「青木冨美子の公式blog」さん「冬期講座初回はシャンパーニュの熟成具合をチェック!」記事↓
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2016-01-22
313.ラ・クロワザード レゼルヴ シャルドネ2014
LA CROISADE RESERVE CHARDONNAY

・生産者:ラ・クロワザード
・生産国:フランス ラングドック&ルーション
・輸入者:三国ワイン株式会社
・格付け:IGP(旧ヴァン・ド・ペイ)
・Alc度数:13%
・容量:750ml
・価格:1000円
青みを帯びた、淡めの黄色。
ディスクは薄めから中程度。
香り。
甘味があるが、フレッシュさにあふれる香り。
若いパイナップル。
キュウリ。
ウリ。
青梅。
メロン。
奥の方に、麦わら、栗、トウモロコシ。
味わい。
滑らかなアタック。
甘味、酸味はバランスしつつも、やや酸味が主張。
しっかり出来上がった酸味の骨格が、未熟で成長途上の甘味を支えているといった感じだ。
口に含んだまま、鼻に抜ける香りに、キュウリ、メロン、若いパイナップル。
余韻は、15秒以上。
これは、見事。
南仏らしさが良く出ていると思える。
「フランスらしいキリッと端正な感じと、奥に奥にグウウっと入って来る複雑さ」に、「南国系のトロピカリズム」が若干入っているのだ。
言わば、「シャブリにチリシャルを1割、豪シャルを1割ブレンドした」といった感じだ。
フランスワインの凄さ。
それは、「口当たりの美味さ」以上に「複雑さ・深さ・バランス」にある。
フランスのワインは、派手さはないが、「深い」のだ。
フランスワインを飲んでワインの世界に入り、世界中のワインを飲み渡った挙句、「やっぱりフランスが一番だ」と言う。
まさに童話「青い鳥」を地で行くかのよう。
そんな、ワインラヴァーは、少なくない。
ワインを7000本以上所有している私のワインの先生などは、半笑いで次のように断言されている。
「フランス以外の産地のワインに、3000円以上出す気はないなー」と。
先生、そりゃ言い過ぎでしょ!
やっぱり世界中のワインを飲んで、勉強したいじゃないですか!
と思いつつも、その思いが「負け惜しみ」や「悪あがき」だと解かるのは。
「やはりフランスに終息するのか」という予感をどこかで感じているからだ。
ブログ「酒と音と鉄旅と。」さん「ラ・クロワザードのワイン。」記事↓
http://oging.blog63.fc2.com/blog-entry-1000.html
314.ラ・クロワザード レゼルヴ カベルネ・シラー2013
LA CROISADE RESERVE CABERNET-SYRAH

・生産者:ラ・クロワザード
・生産国:フランス
・輸入者:三国ワイン株式会社
・格付け:IGP(旧ヴァン・ド・ペイ)
・Alc度数:13%
・容量:750ml
・価格:1000円
極薄く紫を帯びた、暗黒赤色。
エッジに輝きがある。
香り。
甘い。
木の枝。
黒スグリ。
香辛料。
ジンファンデル品種にも似た感じ。
複雑な香り。
味わい。
滑らかなアタック。
直後、ゆったりとした甘味が広がる。
その、とめどなく広がろうとする甘味を、スパイシーな酸味が堰き止める。
それで、全体的な印象が「スマート」になる。
玉子の白身のような、タンパク質系のニュアンス。
そして、木の枝のニュアンス、これはシラーから来ているようだ。
また、テラテラと輝くステーキ肉ではなく、その肉に香辛料をたっぷりまぶして、無光沢(マット)にしたかのような印象。
その辺が、シラーらしい。
要素がまとまっており、カドが無い。
ボディ自体は、とても強い。
余韻にパプリカ、インクのようなニュアンス。
この辺はカベルネらしい。
余韻は15秒以上。
お見事!
「三国ワイン株式会社」さん公式サイト「ラ・クロワザード レゼルヴ カベルネ・シラー 2014」ページ↓
http://www.mikuniwine.co.jp/shop/g/g01151201400/
315.ボージュ カルヴァドス
Vosges Calvados

生産者:ボージュ
生産国:フランス
輸入者:ドーバー洋酒貿易株式会社
格付け:?
Alc度数:40%
容量:700ml
価格:4200円
カルヴァドスは、シードルの蒸留酒。
シードルとは、リンゴを原料としたお酒。
つまりカルヴァドスとは、「リンゴ酒のブランデー」である。
フランスのノルマンディー地方が産地。
この地方は、ワインを造っていない代わりに、カルヴァドスを主に産出している。
輝きのある、非常に濃い黄金色。
琥珀色と言ってもいい。
ソーテルヌよりやや濃い。
ブランデーやウィスキーよりはやや薄いか。
シェリーFINOよりも、輝きが強い。
が、色だけでは判別が難しい。
グラス内壁を伝う液脚は強い。
アルコール分の高さをうかがえる。
香り。
強い。
アルコール香。
アルコール香にまとうのは、さくらんぼ、梅。
否!
リンゴのタルト、アップルパイだ。
リンゴを甘く煮付けた味わいそのものの香りだ。
とはいえ、さくらんぼのニュアンスも十分にある。
味わい。
滑らかなアタック。
水のような味。
直後、ドーンとアルコールが押し寄せる。
舌の上でホールド。
鼻に抜ける香りは「サクランボ」「梅」だ。
ううむ、リンゴのニュアンスはあまりない。
しかし。
飲み込んでから、正体がはっきりする。
飲み込んで。
余韻は、長い、20秒。
20秒もすると、おお。
サクランボや梅のニュアンスは薄れ、モロに「リンゴの皮を煮詰めたような」ニュアンスだけが残った。
そのニュアンスよりも長く強く、アルコールの熱さが残り続けた。
これで、正体がはっきりする。
「原料はリンゴ」
「アルコールがかなり強い=蒸留酒」
「リンゴを原料にした蒸留酒」といえば、「カルヴァドス」だ、と。
いやー、美味い。
後から後から、パニエ(麦わらカゴ)いっぱいの果実のような、熱い感じがやってきて。
全身が、満たされてしまう。
うーむ、食後酒にうってつけだな。
シードルは食前酒には最適だったが。
そのシードルを蒸留したお酒「カルヴァドス」は、食後酒にうってつけだ。
余談。
で。
何で「安くて美味しいワイン特集にカルヴァドスが登場したか?」である。
そのいきさつは、こうである。
まず私は、ある一人の要望で、この企画、「安くて美味しいワイン特集」を始めた。
「今度、安くて美味しいワインを教えてよ」
その要望から、全てが始まったのだ。
そして、紹介したワインは300銘柄に達する勢いだった。
ところが。
紹介しながらも、私は数々の「誤解」を内包してしまい。
その結果、その誤解を、その人に与えてしまうこととなった。
その誤解とは?
主に3つある。
①コルク頭のカビは、マイナス要素である。
②メドックシャトーの格付けは、規模・経済力・信用度である。
③「安くて美味しいワイン」とは要するに、「コスパ抜群ワインの選別」である。
①コルク頭のカビは、マイナス要素である。
という誤解について。
シャトー・パルメ1991のところで書いたが、私は「コルク頭のカビはマイナス要因」だと認識していた。

だが、ワインアドバイザーさんいはく、「問題ないですよ。むしろ、ワインが適切な温度・湿度で保管されていた証拠です。」とのことだった。
エノテカさんのサイトにも、「コルク頭のカビは、むしろ保存が良好だった証」とある。
②メドックシャトーの格付けは、規模・経済力・信用度である。
という誤解について。

これは、葉山考太郎氏のブログにもあるが、「ただ単に、当時のワインの取引価格を基にしたものだった」らしい。
③「安くて美味しいワイン」とは要するに、「コスパ抜群ワイン」の選別である。
という誤解について。

いや確かに、「安くて美味しいワイン」とは要するに、「コスパ抜群ワイン」の選別だったのだ。
コスパ抜群のワインを探す旅だった。
だが、それはやがて、「それは自分を、狭い枠に閉じ込める行為だった」と解かる時が来る。
そう、旅路で生まれた「好き」とか「愛する」という気持ちは、実は「狭い枠を突き破るもの」なのだ。
果てしない旅路で生まれた、「好き」とか「愛する」という気持ち。
「好き」とか「愛する」という気持ちは、「自分を閉じ込める狭い枠を突き破るもの」である。
「お付き合いしませんか?」
「ゴメンナサイ。私、彼氏(もしくは旦那)いるんです」
「なら、セカンド君、いやサード君でいいのでお願いします。アッシーでもメッシーでも構いません。お願いします!」
それが、本当に「好き」とか「愛する」という気持ちの現れだ。
「でもそれって、倫理違反でしょ」
そう、人の、本当の気持ちは本来、公表できないもの。
ブログやフェイスブックやツイッターやラインには、書けないものなのだ。
好きで好きでたまらない、心を占領されているにも関わらず。
それなのに、「セカンド」「サード」「アッシー」「メッシー」でも構わないから、という、「完全にコスパを無視した挙動」。
それが、人の「本当の気持ち」、である。
コスパを求めた旅路は、ここで終わる。
本当の気持ち、「好き」とか「愛する」という気持ちは、「枠を突き破るもの」なのだとの理解をまとった気持ち。
それに目覚めることによって。
自らを自壊させ、新たな境地に達するのだ。
で。
何で「安くて美味しいワイン特集にカルヴァドスが登場したか?」
それは、私が新たな境地に達したからだ。
それでこう思ったのだ。
「こんな誤解を与えてはいけない。正しい認識を身につけなければ。で、ワインエキスパートの資格を取得しよう」と。
で。
ワインエキスパートの資格の二次試験はブラインドテイスティングなのだが。
「ワイン以外のお酒が2品出てくる」。
だから、ワイン以外のお酒の勉強もしなければならないのだ。
それで、カルヴァドスを飲んだ、というわけだ。
「全ては、君のためだよ」(建前)
「ただ、酒を飲みたいの」(本根)
「現状を打破したいのさ」(本質)
「脳みそ、シャンパーン」(崩壊)
ブログ「欲しいブログ」さん「りんごのブランデー「カルヴァドス」!これは来年流行る予感!」ページ↓
http://wanna-blog.com/want/calvados/#i
316.シャルドネのブラインドテイスティング。

シャルドネ品種のブラインドテイスティング。
生産国は「フランス」「チリ」「オーストラリア」の3国。

エントリーNo.1
青みを帯びた、淡い黄色。
ディスクは中程度。
液脚はややさらりとしている。
香り。
ガス。
ゴム。
鉱物系。
完熟した赤い果実。
味わい。
滑らかなアタック。
飲み込むと、梅、レモンのような、爽やかな酸味。
その後甘味がやってくる。
なかなか豊かな甘みだ。
甘味と酸味の割合は。
甘味6、酸味4といったところ。
余韻は中程度、10秒~15秒。
余韻に麦わら、茹でたスイートコーンのニュアンス。
ゆったり雄大な大地の感じがある。
(チリかな?)
だが、奥行はほどほど、あまり複雑ではない。
飲み継ぎたくなる味ではある。
うーん、過去に飲んだ気がするなあ。

エントリーNo.2
青みを帯びた、濃い目のレモンイエロー。
(すでにオーストラリア確定か?)
ディスクは中程度。
液脚はややさらりとしている。
香り。
しっとりとした、甘味を伴う香り。
スミレや白い花の感じ以上に青リンゴがある。
青リンゴ以上に、アンズジャム、ココナッツ。
南国のニュアンスだ。
味わい。
滑らかなアタック。
飲んだ瞬間、マロン、アンズ、ライチ、茹でたスイートコーンのような味わい。
アンズ、ライチの甘味。
酸味がやって来るのは、飲み込んだ後。
酸味は輪郭部にあるのみで、内部は甘味が主体。
甘味と酸味の割合は。
甘味8、酸味2といったところ。
甘味寄りの味わいだ。
余韻は中程度、10秒。
余韻はまるで、リンゴ酢。
ボディは大きい。
やっぱりリースリングとは違うな。

エントリーNo.3
青みを帯びた、淡い黄色。
ディスクは中程度。
液脚はややさらりとしている。
No.1とほぼ同じ外観。
(色合いで既にNo.2がオーストラリアだとして)
(香りでもはやNo.1がチリだとすれば)
(No.3でフランスらしさを掴み取れば丸く収まるということになるが)
香り。
しっとりした、やや弱めの香り。
花、白い花。
グレープフルーツの皮。
食パンの耳。
(よし、鉱物系がいない!フランスで決まりだろう)
味わい。
滑らかなアタック。
飲んだ瞬間、水っぽいが、その後じわりと広がる味わい。
青リンゴ、グレープフルーツ。
穏やかに酸味が訪れた後、甘味がやって来て、後を引く。
酸味が主体なのだ。
甘味と酸味の割合は。
甘味3、酸味7といったところ。
複雑な感じは、一番ある。
余韻は中程度、10秒ほど。
余韻は、グレープフルーツの皮のようなニュアンスがずっと続く。
「酸味主体」
「甘味寄りではない」
「鉱物系が居ない」
「端正」
「複雑な構造の白い花のイメージ」
ああ、間違いなくフランスだ。
結論。
No.1はチリ。
「鉱物系の香り」がある。
No.2はオーストラリア。
「一番色が濃い」「南国フルーツのニュアンス」「甘味寄り」
No.3はフランス。
「酸味主体」「複雑」「南国の感じが無い」
正解。
No.1チリ(カッシェロ・デル・ディアブロ シャルドネ2013)。

No.2オーストラリア(イエローテイル シャルドネ2014)。

No.3フランス(モメサン シャルドネ2013)。

おお。
全部正解。
やったね。
なんだ、難しくなかったな。
「フランスはとにかく端正」
「チリは鉱物系ニュアンス」
「豪は南国系のニュアンス」
これを感じ取れればいいというわけだ。
では、品種の判別は?
「シャルドネは、とにかくボディが主役」
「リースリングは、とにかく酸味が主役」
「ソーヴィニョン・ブランは香りが主役」
だから、主役がボディか酸味か香りかを判別できれば、品種の判別もできる、というわけだ。
公式サイト「アカデミー・デュ・ヴァン」さん「世界を変えたワイン・テイスティング-パリ対決」記事↓
https://www.adv.gr.jp/column/04/index.shtml
317.シャンパーニュ方式発泡ワインのブラインドテイスティング3本

種類
・フランスのシャンパーニュ「ランソン ブラックラベル」
・イタリアのフランチャコルタ「カデル・ボスコ キュベ・プレステージ」
・スペインのカヴァ「ライマット シャルドネ」
方法
①フルートグラスを3つ用意する。
②グラスそれぞれに「シャ」「フラ」「カヴァ」と書いたシールを張る。
③部屋の灯りを消して「シャ」シールのグラスにシャンパーニュを注ぐ、「フラ」にフランチャコルタを、「カヴァ」にカヴァを注ぐ。(灯りを消すのは、色による判別をできなくするため)
④各シールの上に目隠しシールを張る。
⑤グラスの位置をぐるぐる移動してシャッフルする。
⑥グラスを並べ、目隠しシールに「1」「2」「3」と書く。
⑦各ボトルに残ったワインは、500ml耐圧ペットボトルに移し替えて再栓しておく。

1
外観。
澄み切った、淡い、緑がかった黄色。
泡立ちは細やかで、健全。
香り。
香りは中程度。
豊かな印象。
リンゴ(サン陸奥)や洋梨、グレープフルーツの香り。
スワリング後、若干ヴァニラやナッツ類の香り。
味わい。
アタックは中程度の辛口。
酸味は多め。
シャープな印象のライトミディアムボディ。
苦味はなく、フルーティなフレーヴァー。
余韻は中程度で
フルーティ。
アルコール度数は10~12%。
凝縮度は中程度。
総合印象は、上品。
特徴。
洋梨やグレープフルーツのような味わい。それが、余韻で蜂蜜やナッツの味わいに変わる。酸味を基調とした、シンプルかつスマートな味わい。30分経っても味わいが変わらない。

2
外観。
澄み切った、淡い、緑がかった黄色。
泡立ちは細やかで、健全。
香り。
香りは強い。
複雑な印象。
ライム、レモン、グレープフルーツの香り。
スワリング後、若干バナナやパイナップルの香り。
味わい。
アタックは中程度の辛口。
酸味は少なめ。
柔らかな印象のミディアムボディ。
苦味はなく、フルーティなフレーヴァー。
余韻は長く、フルーティかつ若干ミネラリィ。
アルコール度数は10~12%。
凝縮度は中程度。
総合印象は、リッチ。
特徴。
思いっきり「シャルドネの味」を感じる。シャルドネが発泡したらこんな味わいになるかなあ。

3
外観
清澄:澄み切った。
濃淡:淡い。
色調:緑がかった黄色。
香り
香量:強い。
印象:豊か。
分類:果実。
詳細:マンゴー、ライチ。
ブケ:花や森林木
熟成:熟成している感じ。
複雑:複雑。
状態:開いている。
総合:豊かな印象。
味わい
アタック:中程度。
甘辛:辛口。
酸味:中程度。
印象:柔らか。
ボディ:ミディアム。
苦味:なし。
フレーヴァー:フルーティ。
余韻:長い。
後味:フルーティだが酸味が残り続ける。若干バターやトウモロコシの風味。
アルコール度数:10度前後。
凝縮感:高い。
総合印象:リッチ。
特徴:味わいが非常にバランスし、端正な印象。そしてしっかりした酸味がアタックから後味まで一本筋を通す。が時間が経つと、味わいが弱ってくる。
判断。
色調はほぼ同じ。
色調では判断できない。
きめ細かく、長く出続ける泡立ちも、ほぼ同じ。
泡立ち、泡持ち、泡粒でも判断できない。
味わいも、どれも辛口でほぼ同じ。
味わいから判断するのも難しい。
となれば、「特徴」から判断するしかない。
特徴。
1:洋梨やグレープフルーツのような味わい。それが、余韻で蜂蜜やナッツの味わいに変わる。酸味を基調とした、シンプルかつスマートな味わい。30分経っても味わいが変わらない。
2:思いっきり「シャルドネの味」を感じる。シャルドネが発泡したらこんな味わいになるかなあ。
3:味わいが非常にバランスし、端正な印象。そしてしっかりした酸味がアタックから後味まで一本筋を通す。が時間が経つと、味わいが弱ってくる。
ということは。
最もシャルドネなのは2。
よって2は「カヴァ ライマット シャルドネ」。
最も端正なのは3だが、急速に弱って来るので、シャンパーニュとは考えにくい。
よって1が「シャンパーニュ ランソン ブラックラベル」。
よって3が「フランチャコルタ カデル・ボスコ」。
と思われる。
私の解答。
1「シャンパーニュ ランソン ブラックラベル」
2「カヴァ ライマット シャルドネ」
3「フランチャコルタ カデル・ボスコ」
正解。
1「カヴァ ライマット シャルドネ」
2「フランチャコルタ カデル・ボスコ」
3「シャンパーニュ ランソン ブラックラベル」
おおお!
見事に全部外れたぁ!!(笑)
外れた原因は?
①「シャルドネ」にとらわれたことが一つ。
シャルドネ=ライマット シャルドネと安易に結びつけてしまった。
シャルドネは、3銘柄全部に使われていたのだ。
②「端正」なのはシャンパーニュ、とまでは正しかった。
だが、「急速に弱って来るのはシャンパーニュではない、カヴァだろう」という先入観が間違いの原因だった。
カヴァでも、高級なもの(3000円クラス)は30分経ってもへっちゃらだったのだ。
この発見は、驚きとともに喜びをもたらしてくれた。
③フランチャコルタは繊細な味らしいから、ライトミディアムボディだろう、という先入観も、間違いの原因だ。
カデル・ボスコのフランチャコルタは意外にも、リッチでボリュームのあるボディだったのだ。
今回のテイスティングで得られた、新たな発見。
①カヴァでも高級なものは、意外に繊細で、30分持ちこたえる、ということ。
②フランチャコルタは意外にも、ボリューム感があること。
③シャンパーニュはやはり「端正」だが、30分持ちこたえるとは限らない、ということ。
④カヴァよりシャンパーニュの方が繊細、とは限らない、ということ。
⑤良質なカヴァやフランチャコルタは、シャンパーニュに引けを取らないぐらい美味しい、ということ。
いやー、テイスティングには失敗したが、大収穫だった。
「アカデミー・デュ・ヴァン」さん公式サイト「「目隠し試飲に強くなるコツ」 No.1」記事↓
http://jp.adv.gr.jp/amtrdv/?p=70
「家ワイン」サイト「葉山孝太郎コラム」「オトナワイン:お家ワインでモテるための特訓講座:第2条 シャンパーニュは、心遣いの出来る「優等生」のオネエサン」ページ↓
http://iewine.jp/article/995/
ワインワールドの旅。
旅には、失敗や、誤解や、後悔や、不満が、つきものである。
恥をかくこともあるだろう。
旅とはまさに、「苦」と寄り添うことなのだ。
ちなみに、仏教で、苦のことを「ドゥッカ(dukkha)」という。
旅とはつまり、苦へ向き合うこと。
旅とはつまり、ドゥッカ(dukkha)へ向かうこと。
旅とはつまり、「どっか」へ行くこと。
どっか、行っちゃいなさーい!!
「どっか、行っちゃえば?」
どっかとは?
ドゥッカ(dukkha)。
直訳は「苦」であるが。
お釈迦様が説いたドゥッカ(dukkha)とは、もっともっと広い意味のものだった。
それは、一言で言えば、「生命の根源的不満足感の認識」というものだ。
具体的に言えば。
「生きるとは、常に不安定なものである」
「生きるとは、常に変化を伴うものである」
「生きるとは、永遠に満たされないものである」
「だからして、生きるとは本来的に空しいものなのだ」
「この、生きるということの本質を理解する時」
「“生きるということは、別にたいしたことではない”との認識に達する」
「プラス思考も、マイナス思考もない、それらが融合したプラズマ思考」
「生への執着、満足感の底なしの追求、完璧主義などの気持ちは、穏やかに消えていく」
「生への執着、満足感の底なしの追求、完璧主義などの気持ちからの、解脱」
「どっかにも何にも優しく接しながら、どっかにも何にも執着しない」
「生命の根源的不満足感と寄り添って歩む」
「旅の恥はかき捨て、それは当然」
「人生の恥はかき捨て」
ということなのだ。
旅とはつまり、ドゥッカ(dukkha)へ向かうこと。
旅とはつまり、「どっか」へ行くこと。
それは、物理的に「どこかある場所へ行くこと」であると同時に。
それは、真理的に「ドゥッカ(満足感への執着を手放すこと)に達する」ということでもあるのだ。
旅とはつまり、「どっか」へたどり着きつつも、「ドゥッカ」と伴にある時間、なのである。
そうつまり。
あなたが心底求めた「約束の地」へたどり着いても。
そこには、「満足感」も「不満」も、当然のように存在する、ということ。
逆に。
あなたが、全く予期せず出会った「地」「人」「出来事」にも、「不満」も「満足感」も存在する、ということなのだ。
疫病に無防備な村で、赤ちゃんが次々に生まれるのも。
逆に、発展した都市国家が津波や火山噴火で一夜にして壊滅するのも。
全て、ドゥッカ(dukkha)である。
ドゥッカ(dukkha)=「苦しみ」=「生命の根源的不満足感の認識」=「満足感への執着を手放すこと」なのである。
それって。
空しいよね。
こんなに努力してきたのに。
なんか、苦しいよね。
こんだけ、昇り詰めてきたのに。
なんか、納得いかないよね。
こんなに、見識が開けてきたというのに。
旅という、満足感の追求。
その究極が、ゴールが、ドゥッカ(dukkha)である。
ドゥッカ(dukkha)とは。
「満足感への執着を手放すこと」
なのである。
満足感の追求のゴールが。
「満足感への執着を手放すこと」
なんて。
空しいよね。
苦しいよね。
納得いかないよね。
そう、それが、旅というものの本質。
そう、それが、人生の本質。
人生のゴール。
それは、「生命の根源的不満足感の認識」というもの。
「生きるってことは、永遠に満足感を手にできないものなのだ」という理解である。
などという、難しい理屈から解脱することこそ。
本当のドゥッカ(dukkha)=「満足感への執着を手放すこと」
なのである。
本当のドゥッカ(dukkha)=「満足感への執着を手放すこと」
それは、「喜びを諦めろ」とか、「苦難の道をあえて行け」とか言う、ストイックなものでは、ない。
本当のドゥッカ(dukkha)=「満足感への執着を手放すこと」
それは、「全ての出入りは呼吸程度のものでしかなく、したがってあなたの本質に何の損得もない、と知っちゃえば、まあ寂しい感じもするよね」というものである。
「自分なんて、生まれてこなければよかった」
「自分の生は、親に迷惑をかけるだけだった」
「負担ならば、なぜ、私を生んだのですか?」
「私など生まれる価値がないではないですか」
そうやって。
あなたは。
これまで。
自分自身で、自尊心を傷付けてきた。
自分自身で、自己破壊を行ってきた。
それは、あなたの本質を自覚する、ワンステップだったのだ。
自尊心へのダメージから、あなたの人生は歩みを始めた。
しかし、その人生は、ここで終わる。
ここで変わる。
本当のドゥッカ(dukkha)=「満足感への執着を手放すこと」。
これは、新しい気付きをもたらすものだったのだ。
その、新しい気付きとは?
「自分の本質は、何を得ようと、何を失おうと、初めから完全体である」
という気付きである。
あなたの本質において。
何を得ようとも。
何を失おうとも。
それはただ、「呼吸」でしかなかったのだ。
あなたの本質に、何の変化もない。
あなたは。
あなたの本質は。
何を得ようと。
何を失おうとも。
初めから完全体である。
何も欠けていない。
逆に、何を得ても「お得」になりはしない。
それが、本質なのだ。
これに気付いた時。
あなたの、自尊心の傷は、完全に癒える。
そして、あなたは、本来の力強さを、取り戻すだろう。
そしてそれもまた、「あまたの存在の究極の表現、ドゥッカ(dukkha)」なのである。
サイト「現代ビジネス」さん「ブッダの教えは「ニートになれ」だった!? ほんとうの仏教は、こんなにヤバくて面白い」記事↓
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47023
という、わけで。
えーと。
私も。
どっか、行ってきまーす!
0734安くて美味しいワイン特集~ワインワールドの旅Vol.15(完)