ミスター・プロレス・アワー

ミスター・プロレス・アワー

プロレス、音楽、映画、昭和のこととか

 

 

ドリー・ファンク・ジュニア、

 

何から語ればいいんだろうってくらい偉大すぎます。

 

 

 

私がプロレスを見始めたころ、ドリーとテリーのファンクスは事実上全日本プロレスのエースでした。

 

ジャイアント馬場の一枚看板では難しくなり、ジャンボ鶴田はまだ成長過程。

 

ファンのハートをつかんで全日本をけん引してたのはファンクスでした。

 

熱くなると何をしでかすかわからないテリー、冷静沈着に試合の主導権を握るドリー、この対比したキャラクター素晴らしかった。

 

仮面ライダーの「技の1号、力の2号」みたい。

 

理想的なメインエベンターだと思います。

 

ブッチャー&シークとの遺恨闘争がファンクス大人気定着のの大きなきっかけになったと思いますが、

私個人忘れられないのが1981年世界最強タッグでのブロディ&スヌーカ戦です。

 

「ハンセンですよ」のあの試合です。

 

ハンセンの衝撃登場、乱入しラリアットでテリーをノックアウト、

 

この出来事だけで永遠にプロレスの歴史に残す試合となったわけですが、

この試合でのドリーのタフネスぶりがしびれるんです。

 

ブロディ、スヌーカの猛攻を耐え抜く。

 

最後はブロディのキングコングニーに散りますが、すごい中身の濃い試合なんです。

 

「ハンセンですよ」の衝撃は内容ある試合がベースにあったからこそ活きていると考えています。

 

 

 

ドリーってタフなんですよね。

 

テクニシャンとして評価されることが多いですが、ものすごいタフ。

 

そしてスタミナがすごい。

 

 

いつだかのインタビューで、

 

「なぜ60分フルタイムを何度もできたのですか?」と聞かれたとき、

 

「10分1本勝負を6回やってると思えばそう難しいことじゃない」

 

とさらっと答えていました。

 

これには驚きました。

 

「10分×6」はあくまでも概念的な意味で、同じ内容の10分間を6回繰り返すというわけじゃない。

 

ドリー独特の試合を構成する姿勢というか理論ですよね。

川上哲治の「ボールが止まって見える」みたいな感じかな。

 

 

この理論を実践するんだからすごい。

 

1969年、伝説のアントニオ猪木戦フルタイムの翌日、ジャイアント馬場相手にほぼフルタイム戦って引き分けている(1-1から両者リングアウト)。

 

日本の2大エース相手に二日連続で約2時間戦うとか尋常じゃない。

 

NWA世界ヘビー級王者としてルー・テーズに次ぐ長期政権、4年間王座を守ったというのが頷けます。

 

 

猪木戦、私は後追いでビデオ化されたとき全編初めて見ましたが、すごい試合です。

 

面白い。

 

非常にスリリング。

 

 

 

 

今ごろ天国でテリーと再会してるかな。

 

 

「グレート・テキサン」ドリー・ファンク・ジュニアは永遠です。

 

合掌。