もう救い様がない、この業界は。



と、嘆いたところで話は変わる。



陽当たりの悪い古めの木造アパート。

まあまあ家賃も低く抑えてある。

不動産屋は 「若い人は昼間いないし寝に帰って来るだけだからいいでしょう」 みたく勧める。

そう言われれば…ねぇ…。



そこに危険が潜んでいる。


陽当たりの悪い場所に建つ家というのは結構傷みが激しい。

知らぬ間に木が腐食している、雨漏り、水漏れなんてことも。


それが住人に関係なければ問題ないのだが、室内に入らないと工事できない。

とか、壁を破らせて下さい、床を剥がします。

なんてこともある。


うちではそういう工事をするんだけれど、家財道具があるし埃が立つしで相当大変。


住人はもっと大変。

その被害を被る訳だし、その工事のために部屋の片づけや工事日には仕事なりを休む必要も。



なので、そのようなリスクも負うことを考慮に入れて契約しないといけない。

あと、不自然に補修をした形跡がある部屋。

ましてやそれが複数。

そのような場合にはわたしであれば敬遠するな。



と、先日思った次第です。