ミスターのブログ -5ページ目

「A.K.A:悪夢のどりかむ」の閉幕にあたって。

日本の悪夢は世界の未来(悪い意味で)
「A Nightmare Is A Dream Come True:Anime Expressionist Painting」展
の閉幕にあたって。
(※以下、「A.K.A:悪夢のどりかむ」)
展覧会サイト:http://gallery-kaikaikiki.com/nightmare/


自分としてはどうだった?どうだ?
こうでした。


●日本のアートのオタク絵シーン
・歴史は正しくあるべき
・カオス*ラウンジは盛り上がりから2年を経た。今どうか?

●若者(今展メンバー)の才能と瞬発力。

●NaBaBa君の見ている新たな未来展望に驚いた
(普通ではなかなか見えない)。

●今後。海外も含めて。

です。
_________________
●<日本のアートのオタク絵シーン>
「日本のアートのオタク絵シーン」は
2010年カオス*ラウンジの一連の活動によって、
ある一定のイメージ定着の印象を与えてしまった。
カオス*ラウンジの2010年あたりは、社会的にも機能していた。
新しいソーシャルネットワークとの同期は眩しかった。

しかし、月日は流れ、2年経った。
あの現象は多くの人々への迷惑を振りまき、悪いアートの代名詞として
ネット界では有名になっている。
キュレーターの黒瀬陽平さんは、それこそ「悪い場所」の「悪いアート」
とか、ウソぶきそうだが、そういうものでないことは自明だ。

時系列からして今回の「A.K.A:悪夢のどりかむ」は
「ポスト カオス*ラウンジ」とキュレーターの村上隆さんは言っているが

実は僕は納得していない。

なぜならば、カオス*ラウンジが僕を模倣してきたからだ。
藤城嘘さんも、梅沢和木さんも、そのことをデヴュー後、言わない。
逆にカイカイキキを「オワコン」と呼んだりして調子に乗っていた。

僕は彼らを憎んだりはしない。
でも、なんというか、人の道の最低限の部分は、いかがなもの?って思っている。
僕はそういうところ、大事に生きてるので。

自分は賢い人間ではないので、なおさら、人間関係を大事にしないと
まずいという、哀しさもあるが、それも現実だ。

「こじ付け的なコンテクスト化の違和感」の
ご批判もいくつか見受けましたが、時間は平等に篩(ふるい)にかけてくれます。

黒瀬陽平さんが<「悪夢のどりかむ」は残らない>と言っているそうですが、
それも、時間が解決してくれると思います。
今、言われても、別にどうでもいいことです。

僕自身、曲がりなりにもデヴューして16年ですし、それなりに見てきてるし。
残る残らないは作家の意思と、公平な時間の篩(ふるい)です。

「AKA:悪夢のどりかむ」の最終日にあたって、思いつくことを書いてみました。
以下は、シンプルなメモです。
鑑賞時にガイドにしていただけるといいかも、と、思いました。

●若者(今展メンバー)の才能と瞬発力。
今展メンバーは社会人、ゲームクリエーター、学生(美大)、すでに画家、様々。
私(Mr.42)を除けば、はっきり言ってみんな若い。
今回は手で描く(アナログ)こと意外に、作品の大きさにも意味がありました。
迫力です。現代の西洋のart作品は大きさによる説得力があります。
家では描けないという理由(言い訳)は通らなかったりします。
大きい絵は普通の家では描けないので、
メンバーはカイカイキキ三芳工場内の「ちゃんば」という
スペースを利用させてもらい、非常に大きい作品を作った。

そして、その時に、彼ら(メンバー)の制作風景、作業の姿を見たのですが、
「ウソでししょっ!?」と思うくらい、仕上げに至るまでが早かった。
しかも、内容もいい。(STAG、NaBaBa、おぐち)
これは業界的には非常に重要でアドバンス高い。
がんばってもこんなには普通はできない、
この才能は生まれ持ったものか、訓練を経、育て上げたものかわかりません。
いかなる(言い訳できない)状況でも、自分を軸に、ブレた時も軸を元に戻すこ
とができ、
ゴール(完成)への道筋を直線にもどすことができる、故、早く、素晴らしい。
しかも、実際の筆も、ペンタブも同等に扱える。
(きつい訓練をすればできる場合があると思いますが、本当に大変)
目から鱗でした。


●NaBaBa君の見ている
新たな未来展望に驚いた
(普通ではなかなか見えない)。
話はそれるように思われるかもしれませんが、
同展メンバーには逆に、勉強させてもらいました。
僕は現在のゲームのことはよくわかりませんが、
洋ゲーの好きなNaBaBa君(今展参加アーティスト)はツイッターで
ゲームのレビューしていて、その中で、
「S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl(ストーカー シャドウ オブ チェル
ノブイリ)」(2007)
というウクライナのゲームがあるようです。
製品紹介より http://stalker.zoo.co.jp/introduction.php WEBより

NaBaBa君いわく、「ゲーム史上の特異点として、歴史に残る名作」と、
村上さん(村上隆)も反応、意見されています。
https://twitter.com/NaBaBa/status/209281165658558464
(@NaBaBa君のツイート、ト レーラーより)

このゲームはウクライナの若者に大人気で、Stalker Festという大型のライブイベント
https://twitter.com/NaBaBa/status/209287992257421312
(@NaBaBa君のツイートよ り)
もあり、本当にこの動画には驚きです。

チェルノブイリの事故(1986)が起こった国で、
事故後こんな若者、イヴェントが出て来るとは、、、、。
日本の未来は、若者はどうなってしまうのだろうと、考えてしまった、、、。
人間の不条理さを受け止めて生きて行かなければならないという
現実、と未来ををそこに見たように思います。

福島の原発事故を通じ日本の未来は世界の未来になるとは普通に思いますが、
実は日本の未来はウクライナ(1986)の未来でもあるとも思いました。
洋ゲー好きのNaBaBa君のこの意外な未来展望、ゲームクラスタの目には驚
かされました。

同展のUSTでNaBaBa君があそこであそこまで
必死に狂ったように踊らなければならない理由もわかったように思います。
一緒に活動で来てよかったです。


●今後。海外も含めて。
(オタク絵をキャンバスに描いただけではなく)
スーパーフラット(リトルボーイ展まで)と同様、
海外での展示も込みの活動となっているようです
(キュレーターである村上さんより伺っています)。

年内には海外での具体的な展示が予定されています。
海外での活動、海外のこと。
海外のことは国内からは見えない。
これだけは実際行って、やってみないとわからない。
それか、行ったことのある人のガイド上でやっていくしかない
(そうして、勉強、経験する)。

キャンバスへ実際に描くことに対して、「データ、CGでいいじゃないか」
的に言う人がいたりしますが、
artの現場の取引は「物の(ぶつぶつ)交換」要素が強く、
「データ、印刷物はいいから、本物持ってこい、ここへ持ってこいや!」的で、
本物でないと信用しないというか、
原始人的な価値観を僕は感じています。

その価値観には説得力があり、納得しています。
(※写真や、版画、ポスターが良くないわけではない。)

確かに、NYへ進出のラーメン屋(最近増えているようです)
は温度ぬるい、麺短い、うどんみたい、ビーフ味
に変わってしまっていたりしてます。
日本の良さを薄めないという意味では、
濃いほうがいいが、それを否定し、覆したい人はどうぞ。
と思います。

しかし、レギュレーションは鋼鉄のようです。
今展の「アナログ絵画」の意味性が、いかに大事であるか
わかっていただければ幸いです。
ミスターのブログ
↑会場入り口

ミスターのブログ
↑集合写真(全員揃った日)。

ミスターのブログ
↑USTREAM配信も結構行いました。メンバーに加え、とらこさん、JH科学さんもゲストに。
座談会の様子。

ミスターのブログ
↑村上隆のFM芸術道場 収録中

ミスターのブログ
↑この写真は初めてメンバーが集まったときの写真 まだ冬だった。2012/1/28

Mr.のインスタレーション作品について

Mr.のインスタレーション作品について

今回、「AKA:悪夢のどりかむ」展で展示中のMr.のインスタレーション作品が
カオス*ラウンジの展覧会「破滅*ラウンジ」に似ている、というご指摘を受け
それに対する反論を書こうと思います。

※正確には展覧会名は「破滅*ラウンジ・再生*ラウンジ ~アーキテクチャ時代のイメージ~」。以下「破滅*ラウンジ」と略します。

まずこの写真を見て下さい。

ミスターのブログ
これは僕の卒業制作です。
1995年H7の卒制26歳 東京都美術館(上野)で発表したインスタレーションです。

ご指摘の2010年5月「破滅*ラウンジ」を遡ること15年。
僕はイタリアのアルテポーヴェラから影響を受けてて、こういう作品を作りました。
なので、破滅ラウンジが僕の作品の真似とも思わないですが
僕の作品を「破滅*ラウンジ」の真似というのは、言ってる人の

現代美術の歴史の不勉強なだけ、と思うのです。

これは
2010年5月「破滅*ラウンジ」のインスタレーション
ミスターのブログ
※この写真はカオス*ラウンジの公式HP 

CHAOS*LOUNGE official webのtopページより頂いております。
 
http://chaosxlounge.com/
(何回かに一回出てくる写真です。)


次に。
この写真を見てください。
ミスターのブログ

ミスターのブログ

ミスターのブログ

ミスターのブログ

 僕のGEISAミュージアム#2でのインスタレーション。2008年5月11日(日)のものです。

そして、コレ。
ミスターのブログ

ミスターのブログ

ミスターのブログ
僕が東京麻布のカイカイキキギャラリーで2008年12月「誰も死なな い」の世界展に行った
展覧会でのインスタレーションです。
この展覧会の会田誠さんとのトークショウに藤城嘘氏、梅沢和木氏(双方現カオス*ラウンジメン バー)が見に来ていました。

梅沢氏の 詳細な レポート:http://d.hatena.ne.jp/umelabo/20081206/1228511327

で、コレ。
ミスターのブログ

2011年1月 荒川智則個 展 presented by カオス*ラウンジ(トー キョーワンダーサイト渋谷)
での生ドラマ「1983年の荒川智則」 のセットの
インスタレーション。そっくりです。

写真ソース http://public-image.org/report/2011/03/09/arakawatomonori.html
本人たちから正式に僕の作品をコピーしたとか、真似た、リスペクトした
というコメントは出ておりません。

なのに、私が真似している、という認識が、今時のネット文化を漂う若者の

リアリティだとしたら、ココでハッキリしたいと思いました。

カオス*ラウンジのインスタレーションは僕の作品の影響から逃れられないのにも関わらず

そういうステイトメントを一切出さないことは、非常に不誠実だと思います。

カオス*ラウンジは「お 騒がせ」という手法で、話題を作り上げてきたと思います。
イラストSNS「pixiv」のこと、コピーした
紙幣、きめこな、東方プロジェクト、TBSの件、本を破いたり、人の印刷された絵を汚したり、いろいろ
事件というか話題は沢山目にしてきましたが、
それら愉快犯的な行動には、僕個人は疑問に思ってきていました。

しかし、
「お騒がせ」的 アーティスト、手法は(chim↑pom、海外ではヴォ イナ、等、BT DOMMUNEの放送見た)
自分とは余り関係がないかもしれませんが。ある種のアートのジャンルにはある。
なので、その路線 で、「どうぞ、やっててくださな」的に
彼ら(カオス*ラウンジ)に対 して思ってきました。

そう言った路線で今後も歩ンで行くこと自体は、否定しません。

しかし、嫌なことが降りかかって来るのは嫌なんです。
そして、インスタレーションの件。
僕のインスタレーションが「破滅ラウンジに似ている」という
認識に対して、非常に嫌な気になり、歴史的な間違いであることを
ココに表明したいと思いました。

A Nightmare Is A Dream Come True 始まりました!

Mr.の展覧会情報



<グループ展 Mr.出展>
始まっています!

A Nightmare Is A Dream Come True: Anime Expressionist Painting


5月25日(金)~6月21日(木)

会場:Kaikai Kiki Gallery


参加アーティスト:ひるき JNTHED Mr. NaBaBa おぐち STAG

http://gallery-kaikaikiki.com/nightmare/


Mr.はペインティング、インスタレーションの展示をしています。
他、イヴェントあり。
ツイッター等で追って、告知いたします。

※ペインティングは東京では数年ぶりの出展となります。

※Mr.のツイッター http://twitter.com/misterdesu

制作時の模様
ミスターのブログ
ギャラリー内準備風景

ミスターのブログ
JNTHEDさん VJのイヴェントも控え奮闘中
ミスターのブログ
NaBaBaさん 作品は全体的にでかいのです。

<関連イヴェント 公開制作 Mr.参加>

AKA:悪夢のどりかむ 公開制作

5月29日(火)まで!会場:pixivZingaro


ミスターのブログ

http://pixiv-zingaro.jp/exhibition/nightmare/

日程:2012年5月10日(木)~ 5月29日(火)

12:00 – 19:00 ※水曜定休日

会場:pixivZingaro

東京都中野区中野5-52-15中野ブロードウェイ 2F

JR中野駅北口よりサンモール商店街を経由して徒歩3分。

03-5345-7313

地図:http://pixiv-zingaro.jp/access/

展覧会詳細

本展ではアーティストたちが作品を公開制作しています。普段見ることのできない貴重な制作現場をぜひお楽しみください。

公開制作中写真
ミスターのブログ
↑Mr.

ミスターのブログ
↑Mr.制作中

ミスターのブログ
↑Mr.制作中

ミスターのブログ
↑Mr.制作中

ミスターのブログ
↑JNTHEDさんの公開制作風景

ミスターのブログ
↑pixivZingaroの隣にはメイドカフェあり!

<夜にはUSTしたりも>
ミスターのブログ
↑UST放送も結構やっています。

ツイッターで随時告知しますので、みたい方は
要チェック 

A Nightmare Is A Dream Come True (グループ展Mr.出展予定)

Mr.の展覧会情報

<1 
公開制作 Mr.参加予定中止

AKA:悪夢のどりかむ 公開制作

19日(土)、20日(日)の
Mr.の公開制作は都合により中止させていただきます。
大変申し訳ございません。


尚、予定でありました作品は下記2で展示予定です。
よろしくお願いいたします。


※他のアーティストの方々は公開制作する予定です。

会場:pixivZingaro 

 

ミスターのブログ

http://pixiv-zingaro.jp/exhibition/nightmare/

日程:2012年5月10日(木)~ 5月29日(火) 

12:00 – 19:00 ※水曜定休日

会場:pixivZingaro
東京都中野区中野5-52-15中野ブロードウェイ 2F
JR中野駅北口よりサンモール商店街を経由して徒歩3分。
03-5345-7313

地図:http://pixiv-zingaro.jp/access/


展覧会詳細

本展ではアーティストたちが作品を公開制作いたします。普段見ることのできない貴重な制作現場をぜひお楽しみください。

制作された作品は5月25日(金)から6月21日(木)までKaikai Kiki Galleryにて行われる「A Nightmare Is A Dream Come True: Anime Expressionist Painting」展に展示致します。



<2 グループ展 Mr.出展予定>

A Nightmare Is A Dream Come True: Anime Expressionist Painting


5月25日(金)~6月21日(木)
会場:Kaikai Kiki Gallery
参加アーティスト:ひるき JNTHED Mr. NaBaBa おぐち STAG
http://gallery-kaikaikiki.com/nightmare/

Mr.はペインティング、インスタレーションの展示を致します。
他、イヴェントあり。
ツイッター等で追って、告知いたします。
※ペインティングは東京では数年ぶりの出展となります。

Mr.のツイッター http://twitter.com/misterdesu


会場:Kaikai Kiki Gallery
106-0046 東京都港区元麻布2-3-30
元麻布クレストビルB1F
03-6823-6038
開廊時間 :11:00 – 19:00
閉館日 : 日曜日、月曜日、祝日
地図: http://p.tl/vkAX-
ミスターのブログ


制作中のMr.
ミスターのブログ

ミスターのブログ

Art Stage Singapore 2012 行ってきましたっ

Art Stage Singapore 2012
アートフェア参加のため、シンガポールへ行ってきました。

世界中のギャラリーが集まり、展示販売。
ミスターのブログ
↑シンガポールの海は船でいっぱい。

ミスターのブログ
Art Stage Singapore 2012 入口!

ミスターのブログ
parisのギャラリーGalerie Perrotinに出品作品

ミスターのブログ
parisのギャラリーGalerie Perrotinに出品作品

ミスターのブログ
parisのギャラリーGalerie Perrotinに出品作品

ミスターのブログ
ななんと今回、画集を出版! 英語、中国語です。
(いつ、どこで、販売かはそのうちお知らせします。)
ミスターのブログ
NYのLehmann Maupin Galleryに出品作品

ミスターのブログ
kaikaikikiNYの奈央さんとLehmann Maupin Gallery
のコートニーさん。お疲れ様です><。
___________

Art Stage Singapore 2012+美術手帖/BT 

トークイベント
The originality of Japanese Contemporary Art


1月12日17:00 ~19:00(質疑応答含む)
に参加させていただきました。

ミスターのブログ
登壇者:小山登美夫(小山登美夫ギャラリー・ディレクター)
Mr.(アーティスト)宮津大輔(コレクター)
ダリル・ウィ―(アートライター)、モデレーター:岩渕貞哉(「美術手帖/BT」編集長)
、逐次通訳:ミラー並木雅子

ミスターのブログ
身の上、スタイルの理由、今までの作品、展示の紹介を大量の画像をスライドで
紹介説明しました。また、日本を紹介する上で、震災のことは避けられなかったので、
自分で撮ってきた写真も見ていただきました。アジアの今後も話しました。
___________

カイカイキキギャラリー「らっせーら」展
obとカイカイキキの共同キュレーション
参加アーティストは
ob、巻田はるか、藤川さき、あんこ、佐藤弘明、大濱絵里、玉川桜、レーザービーム、すずきすずかず、けーし ん、藤井由依、きくおの12名。
ミスターのブログ
おはるさん(巻田はるか)

ミスターのブログ
おはるさんを見るBT編集長岩渕さん
___________
ミスターのブログ
みんなで撮影

ミスターのブログ
現地料理は、庶民料理はうまい。噂のチキンライス。

ミスターのブログ
おっ、フェラーリショップ

ミスターのブログ
カジノに驚くMr. (中には入っていません、外から見てます。)

ミスターのブログ

ミスターのブログ
このビルはすごいなあ。屋上はプールになっていたり、木が生えている。


ご協力いただいた、方々、ありがとうございました。