安保、ジェームズ・キャメロン、けいおん | ミスターのブログ

安保、ジェームズ・キャメロン、けいおん

「けいおん」最終回を観た。※注:番外編があるけど。

僕は萌えアニメの潮流に限界を感じた。

萌えアニメの潮流の背景には

どう考えても、「敗戦」、そして、「日米安全保障条約」

があることはぬぐえないと思う。安保に支配され続けている。



「けいおん」最終回を観たその後、

すかさず、2007年制作?フジテレビ企画「はだしのゲン」

の後編を観た。(前編は先日観た)。



映画アバターの上映中あたりに

ジェームズ・キャメロン監督が

「広島と長崎への原爆投下を題材にしたノンフィクションの映画化権を獲得した」

という記事を耳にした。



ジェームズ・キャメロンの「タイタニック 」は

自分の中でもかなり上位ですばらしい作品だと思う。

そりゃ、広島と長崎への原爆投下を題材にした作品を彼が作る場合

クオリティの高い作品を作ると思う。

もし、彼の制作が決定し、いったん始まると

その作品が被爆国日本人の被爆に対しての想いにそぐわない場合は、

どうしようもなくなる。







彼が日本人の納得できる作品を作ってくれると僕には思えない。

そう考えれば、彼の広島、長崎の映画化権の獲得は

日本人にとってとても危険だと思う。



被爆に関する作品の

原作においては「はだしのゲン」を超えるものはないし、今後、生まれないと思う。

被爆者は高齢化しどんどん亡くなってきている。

もう10年後では遅いと思う。



現在の国際原子力機関(IAEA)事務局長は日本人、

日本は核拡散防止条約(NPT)をリードしなければならないと思う。

彼の作るクオリティに勝る

、日本人による作品が今後出てくるかどうか、

正直、わからない。

でも、日本人に作ってほしい。

日本人以外にそれを作ってほしくない。何とかならないのか?

日本社会は特に、彼の映画化権の獲得に反応を示していないように思う。



お前がやれよ、ということになってくると思うけど、

まずは意外と大きい問題と思ったので書きました。



記事、http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100109/p1



僕は今年中に広島へ行きたいと思います。