アドマイヤズームなの?!
2025年勝ち馬 ロングラン
毎年のことながら、皐月賞明けのG1の狭間の週はトライアル戦。今週はマイラーズCに焦点を当てて、いつもどおり登録各馬の前走を振り返りつつ事前検討していきたい。
<登録19頭:フルゲート18頭>
除外対象:アサヒ
パート2はG3東京新聞杯とダービー卿CT組の5頭をチェック
◆ウォーターリヒト
<前走>東京新聞杯3着:
フラットに近づくもコーナー部分は内側が有利、直線はほぼフラットな軽めの馬場で、外めの枠から終始外を回らされ、直線ではオフトレイルの斜行で被害を受けながらもしぶとく伸びて3着を確保したのは着順以上に価値が高い。このレースで最も強いレースをしており、負けて強しの内容であった。一方、昨年の東京新聞杯を強い内容で制しながら、気温の上昇と反比例するかのように下降線をたどり、2走前のマイルCSでは3着に好走しているように、今回のメンバーに入れば実績上位ではあるが、気温が上がってきている状況で最大出力の走りができるかどうかは微妙である。
したがって、競走能力の高さを考えれば高い評価を与えて当然だが、気温の上昇に伴う調子落ちと想定される開幕週の内側が有利な馬場を考慮すると
過信は禁物
である。
◆オフトレイル
<前走>東京新聞杯10着:
コーナー部分は内側が有利、直線はほぼフラットな軽めの馬場で、珍しくスタートを決めて包まれるのを嫌ってか内めの枠から馬場のいいインを放棄して中団前めの2頭分外を追走して伸びを欠いた。少し離れた真後ろからウォーターリヒトが3着まで追い込んでいることを考えると力負けにはなるが、外を回しながらも勝ち馬と+0.4秒差と大きくは負けておらず、59kgの斤量を考え併せると同情の余地がある。但し、直線で斜行して1・3着馬に迷惑をかけておりその点は考慮しておく必要がある。2走前のマイルCSでは、道中は馬場も悪くない後方のインで脚を溜めてロスのない競馬に徹して、直線は捌いて捌いて伸びており、脚が溜まれば京都巧者、直線平坦なコースでは前残りの展開でも力を発揮できることを示した。
したがって、開幕週の内前有利な馬場になると不安があるが、脚が溜まれば爆発力はこのメンバーでも上位であり、巻き返しには充分注意を払うべきである。
◆エルトンバローズ
<前走>東京新聞杯13着:
枠順やトラックバイアス以前に、さして速いペースでもないのに控えたのか、先行できずに中団の内めを追走する展開で、切れる脚がないこの馬には見せ場も作れないままの消化不良のレースになった。主戦の淳也が騎乗せずにテン乗りの津村でこの馬の良さが出せなかった感じで、冬場走らない馬でもあり度外視可能。一方、昨年のマイルCSでは先行して5着、一昨年も2着の実績があり、京都外回りコースとしても、一線級との対戦としても、実績的には上位である。
したがって、主戦の淳也に手が戻ってスムーズに先行できるとみれば、開幕週の馬場を生かして先行粘り込みの可能性が高くなると認識すべきである。
◆ファーヴェント
<前走>ダービー卿チャレンジトロフィー3着:
内外ほぼフラットな馬場で、2Fめからラスト1F前まですべて11秒台という淀みない流れを先行から少しずつ位置を下げながら中団を追走してれのもので、手ごろなハンデと併せて、タイム差なしの3着はむしろ武史の好判断・好騎乗によるもの。但し、メンバーレベルはかなり低くレース自体のレベルに疑問がある。また、2走前には京都金杯で2着しているが、好位のインを追走する展開に恵まれてのもので、レース内容としては価値は高くない。
したがって、メンバー強化を考慮すると、当馬に高い評価は不要である。
◆ブエナオンダ
<前走>ダービー卿チャレンジトロフィー6着:
内外ほぼフラットな馬場で、2Fめからラスト1F前まですべて11秒台という淀みない流れを中団追走から伸び負けているが、58kgのハンデを考えると多少同情の余地はある。とはいえ、ハンデ戦の弱いメンバー構成に恵まれてのもので、レースレベルに疑問がある。3走前には京都金杯を制しているが、内外ほぼフラットな馬場で前残りの流れを好位追走から抜け出す展開に恵まれてのものであり、重賞制覇自体は立派だがレース内容としては微妙である。
したがって、さらなる相手強化を考慮すると、当馬に高い評価は不要である。
パート3へ続く




