2021年1月30日土曜日、午前11時11分に帝王切開で無事にベビちゃんを出産しました。

 

育児にもだいぶん慣れて落ち着いたので自分の思い出のため、

それからこれから帝王切開で出産予定のママさんや、

オーストラリアで出産予定のママさん達のためにいつか役に立てればと思い

出産レポを綴ってみます。

文章力ないので日記みたいになってるけどご了承あれ〜。

 

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2021年1月30日、出産当日。

 

愛犬ぬっちゃんは前日にペットシッターさんのところ連れて行ったのでこの日は朝からバタバタしなくて済みました。

 

旦那さんはなんだかウキウキソワソワ気味に準備していました。

 

私はなんだか何を感じていいのかよく分からなくってかなり落ち着いていました。

前回の手術の時の気持ちと似ていてもう後には戻れないあの感じプラス赤ちゃんに会える楽しみな気持ちでモヤモヤ。

 

準備していたホスピタルバッグを車に詰め込んで、パジャマから着替えて出発〜車キラキラ

 

10時30分から帝王切開出産予定なので8時30分に病院到着。

オーストラリアでは帝王切開当日に自分で病院へ行きます。

 

病院へ到着すると出産までの準備が慌ただしく進みました。

 

まずはベットがある小さい部屋へ移動。

そこでいろんな書類にサインして、私は手術用のガウン、

旦那さんは青いスクラブに着替えます。

 

その後少し待ち時間がありました。

いつもお世話になってる私の産科医、それから麻酔科医、小児科医と

それぞれ部屋にきて簡単な説明をしてくれました。

 

説明が終わるといよいよ手術開始。

自分たちで歩いて手術室へ向かいます。

 

まずは私だけ手術室に入って硬膜外麻酔(epidural)の準備。

背中に局所麻酔を打って、その後すぐに硬膜外麻酔。

多分管を背中に入れているんだけど恐ろしすぎて後ろは見ませんでした。

 

手術自体よりこの麻酔が一番怖いなと思っていましたが、痛くなかった!!

一瞬ズンって何かが背中を触った感覚があったけどそれだけでした。

 

これが終わったらあとは本当に慌ただしく進んでいきます。

 

すぐに足が暖かくなって、正座しすぎた時みたいにジンジンしびれてきて、

でもまだ触った感覚は普通にありました。

 

すぐに手術台に横になって、カテーテルを挿入。

これもまだ感覚あり。

 

胸の下あたりにそんなに高くないスクリーンを張られると旦那さんが手術室に登場。

そして登場したと同時に手術開始滝汗!

 

まだ感覚あるのにもうお腹切るのかぁ〜〜〜滝汗滝汗滝汗???

って一瞬焦ったけど、痛みはありません。

 

このお腹を見えないように立ててあるスクリーン、思っていたよりも低くって、

お腹周りに立っている先生たちの顔が見える。

もちろん私の頭の横に座っている旦那さんも

立ち上がると幕の向こうの光景が丸見え。

 

手術室はものすごく明るくって、助産師さんやナース、先生たちも私があんまりお腹に集中しないようにかいろんな世間話に花を咲かせています。

 

どこの出身なのか、

どんな料理を作るのかとか日本に行ったことがあるとか、

どんなお仕事してるのかとか。。。

 

本当みなさんリラックスして手術するんだなぁ〜と私は関心気味あせる

 

麻酔のせいか、緊張のせいか感覚がある胸から上はガタガタ震えていました。

 

旦那さんにもうお腹切れてるのかって聞いてみると、

スッと立ち上がって覗き見。

 

”ゆっくり切ってるみたい。もうすぐだよ”

って答えが帰ってきた。

 

痛くない。すごいびっくり!?

 

周りにいるナースや先生達と色々ペラペラお話していたら写真を撮って欲しいとお願いしていたアシスタントナースが私の携帯を持ってどこを押せばいいのか聞いてきたからいよいよだと思った。

 

”もうすぐよっ”

ってナースが教えてくれると、

 

”生まれるよっ!!”

って私の産科医が言ったのと同時に少し周りがざわついて

 

私の頭の横でスッとたった旦那さんが

 

”OMG OMG (オーマイガァァァッド!!) ポーンハッ!!!"

 

って叫んでる。。。

 

私にはどんな光景だかその時は見えなかったけど

生まれたんだぁ〜っと少し安心したのを覚えてます。

 

後からこの時の光景の写真を見てみると、

物凄いホラー画像だったけど、

それにしては全然痛みもないし、回復もかなり早いと思いました。

そして旦那さん、よく倒れなかったなぁ〜。

 

少しするとベビちゃんの泣き声が聞こえてきて、

すぐに私の胸元に生まれたてで血だらけの真っ赤なベビちゃんがやってきました。

 

一生懸命目小さな目を開けて私と旦那さんを見ようとしているベビちゃん。

これを見たとたんに感無量で勝手に涙が溢れて、

今まで感じていた出産に対しての不安や今後の生活の変化、

何より私自身が母親になれるのかという不安な気持ちはスッと消えていきました。

 

小児科医がベビちゃんと旦那さんを連れて近くの診察台へ移動。

旦那さんがへその緒をカット。

 

その後ベビちゃんをきれいに拭いてくれて、

異常がないかしっかりチェックしてくれて、

体重も測ってくれました。

妊娠37週1日目と早めのタームなので2580gと小さめ。

 

ベビちゃんのチェックが終わると

ブランケットに包まれたベビちゃんと旦那さんが

まだお腹の処理中の私の元へ戻ってきてくれたので

お腹の処理が終わるまでずっと一緒の時間を過ごしました。

 

私も旦那さんも目をつぶってじっとしているベビちゃんをジーっと見つめて、

今まで私のお腹にいたベビちゃんが今私たちの目の前にいるのが信じられなくって、

でもそれと同時に、これが今までの私たちの生活の延長線で

とてもナチュラルな事にも感じることができてとても幸せな時間でした。ラブラブ

 

 

ちなみに先生が子宮を外に出して処理している間に筋腫を一つだけ取ったよって言われました。その方が傷を綺麗に縫えるからだそうです。

 

どうせなら全部取ってくださいって思ったけど

それは危ないからNGって前々から言われてたのでグッと我慢。

 

私の頭の真横にいる麻酔科の先生が

”筋腫が結構あるね〜”って私のお腹の方を見ながらぽろっと一言。

 

ハイハイ、知ってますよーだえー

私の子宮は傷だらけだし筋腫でボコボコだけど、

赤ちゃんをしっかり育てたすごい子宮なんだゾォゾウ

 

私のお腹の処理が終わると、

仕事の終わった先生達から順に

 

”おめでと〜、じゃ、また〜パー

 

って次々と手術室を後にして行く。

軽いな〜タラー

でもこのくらい軽いノリの方が私自身も色々心配しなくて済むから良かったかも。

 

旦那さんとベビちゃんは先にリカバリールームに移動。

私も手術台からコロコロがついてるベットに滑り落とされて移されて

二人が待つ部屋に移動しました。

 

 

 

続く。

 

 

 

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