10月19日に腹腔鏡検査を受けました。

*この記事の下の方に検査の時の写真を添付します。見たくない方は気をつけてください。

 

オーストラリアでは腹腔鏡検査はDay Surgery(日帰り手術)です。実は手術の予約を取ってからずーっと気が重くてすごく怖い思いをしていたのですが、いざ当日が来るとなんだか何処にも逃げる場が無いし、あっせってもどうにもならないなーなんて思って、変に落ち着いていた気がします。旦那さんも会社を休んで付き添ってくれました。

 

まず病院に着くとレセプションで手術の全体的な流れを教えもらい、お会計を済ませました。メディケアもプライベートインシュランスも持っているので大分助かりました。

 

その後別の部屋でナースと面談。いろいろと質問されて、血圧のチェック。その後は小さな個室に移動して白いガウンに着替えて手術担当の先生(前回あった婦人科の先生、DR.Lです)を待ちます。紙の靴下(?)もはかされました。日帰り手術する人が1日で沢山いるんですね。11時に病院に来るように言われ、手術の予定は12時からだと言われ他のですが、もうすぐ12時だというのに先生はまだ他の人の手術をしているらしい。

 

そんなこんなしてるとまた別の部屋に移動、ここで麻酔科の先生が入ってきて手術の説明を受けました。おじいちゃん先生で明るくてジョークが面白い人でした。緊張が少しほぐれたかな。私は前に一度全身麻酔にかかったことがあるのでなんとなくどういう流れかは分かっていました。でも前の時は胃カメラを飲んだ時で体には傷が入ってなかったから、今回はやっぱりちょっと緊張。。。

 

そして今度は手術担当の先生が入ってきてまたいくつか質問されて、その後ナースが入ってきてもう少し質問されて、、、とうとう手術の時間です。。。ここまでは旦那さんも付き添ってくれましたが、ここで最後に頑張ってのチューをしてくれて、お別れです。

 

ナースと一緒に自分の足で歩いて手術室に入ります。よくテレビで見るようなベッドと照明、でも怖くて部屋を見渡さ無いようにしていました。自分でベッドに横になると麻酔科医とナースが左右に立ち、また麻酔科医の先生がジョークを吹き私もナースも一緒に笑っている中、先生が手の甲に点滴の針を刺し、じゃ、ちょっと冷たくなるよーと言いながら、麻酔薬の液体を流し込むと、確かにひんやりした感じ。。そしてナースに眠たくなった?と聞かれて眠く無いと首を横にふったところまでは覚えているのですが、その後の記憶はまったくありません。

 

リカバリールームで気がつくと若いナースが二人いて、大丈夫かどうか質問されたのですが、喉がからからで声が出ず、頷くか首を振るかでコミュニケーションを取りました。水も持ってきてもらいましたが咳が止まらず。眠たいけど痛みはそんなにないなーなんて思ってましたが、咳するとおなかが痛い!ナースがホットパックを持ってきてくれたのですが、それでものすごく楽になりました。結構頭はすぐに覚めたのですが視覚が中々戻らず、時間が知りたくて時計を見ますがぼんやりで何時かはっきり分からずじまい。。。。

 

麻酔もだいぶ覚めてきたのでベッドを移動。確か両側に他の日帰り手術の患者さんたちもいて、カーテンで仕切ってありました。そこで少し休んでいると先生がやってきて、”筋腫やっぱり大きいよ。妊娠18週くらいの子宮だよ。これはやっぱり先に手術だね”と言ってまた次の手術のため戻って行きました。エコーの結果は14週って言ってたのに(涙)でも前にネットで調べたら子宮筋腫は腹腔鏡手術で取ることができると分かっていたのですが、今回は腹腔鏡検査のみ。取れるくらいの大きさだったら今回すでに取ってくれてるはずだし。。。開腹手術が必要なんだと悟り、いやだな〜って眠たいまま考えていたのを覚えています。

 

ナースがお茶とサンドイッチを持ってきてくれました。昨晩から何も食べれなかったので手術前はとてもお腹が空いていたのですが、起きた後は全く食欲がない。けれど持ってきてくれた痛み止めの薬は何か食べた後でないと飲んだらダメだと言われたの無理やり食べました。

 

リカバリールームでは2時間近く休んでいたと思います。時計を見るともうすぐ4時。そろそろゆっくり立って着替えるようにと言われました。旦那さんも迎えにきていると。なのでそろりそろりとベットから立ちましたがこれがすごく大変だった。。なんだか我慢できる痛みではあるんだけど怖い感じです。しゃがんだり腰を曲げたりするととても痛むのでどうやって靴を履けばいいんだよっ!でも早く旦那さんのところに行きたくて、頑張って淡々と服をきてゆっくり出口の方へ歩き出しました。ベッドを見てみると血だらけです(汗)

 

部屋を抜けると待合室で旦那さんと合流。歩くと痛いので本当にのろのろとしか歩けません。やっとここでナースに点滴用の針を抜いてもらい、痛み止めの薬をもらったり、術後のケアーの仕方の説明を受けて病院を後にしました。

 

帰り着いたのは4時過ぎ。お家で待っていてくれた愛犬ペキニーズのぬっちゃんと再会。だけど屈むことが出来ないので頭を撫でてあげたいけどとどかない。。

 

この日はとにかくゆっくり、じっくり休みました。正直甘く見てました。先生からは、おへそとお腹の右側に小さな穴を開けて子宮を調べるけど、次の日から仕事行く人もいるよっ、なんて言われていたから。。金曜日に手術を受けて、土日休んで月曜から普通に仕事に行く予定でしたが結局木曜日まで家から仕事をさせてもらいました。傷口の痛みがまだあったので駅まで歩いたり職場の長い階段のことを考えるととてもじゃないけど出勤はむりだな〜。

 

こちらが腹腔鏡検査時の子宮筋腫の写真です。