ウチヒサルの全てを登って降りて、痴漢に遭う。 | MiSTANBULのルンルン♪トルコ日記

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トルコ雑貨屋MiSTANBUL店主が書く、
トルコ・日本・オーストラリア・その他の国でのルンルン生活日記。

ひょうたんから駒に、ウチヒサルの上側ルートでたどり着いた私達

 

早速ウチヒサル登頂を目指すことに。

 

 

この写真にあるピンクの矢印部分を登っていく訳ですが

 

ご安心ください、

 

ちゃんと階段が設置されていて、ロッククライミングをするのではありません。

 

 

ある程度の体力と、それをする時間があれば登頂は簡単。

 

神社の長い石階段を登っていくようなものです。

 

 

登るのは有料(2016年4月の時点で大人一人6.5リラ)。

 

ミュゼカードは使えないので現金でチケットを買ってゲートを通過し、

 

後はひたすら階段を登っていきます。

 

 

高さはかなりあるので

 

高所恐怖症の私にはちょっと怖い。

 

 

遠くにエルジイェス山の頂がきれいに見えます。

 

 

登頂の証にトルコ国旗と記念撮影。

 

 

ウチヒサルのてっぺんで

 

麓(ふもと)を見下ろしながら、私は考えました。

 

この後ギョレメにまた戻るためには

 

あの麓まで歩いて降りていって、

 

ここから見えるあの幹線道路から

 

ギョレメ行きのバスに乗って帰れば

 

距離も近いし、麓側からの景色をEちゃんに見せてあげられるし

 

一石二鳥なのではないかしらん?

 

 

とりあえず、一旦階段を降り、

 

途中中継点まで戻ります。

 

そこでトイレに行き、トイレ番のおっちゃんに

 

ここから下まで歩いて行けるの?と聞くと

 

とても愛想の良いおっちゃん、

 

「行ける!行ける!途中まで連れて行ってあげるよ」

 

と、トイレそっちのけで私達に先立って案内を始めました。

 

 

おっちゃんは余裕顔でどんどん下っていきますが

 

その道って実はこんな具合。

 

 

地元の人や羊飼いが通って自然にできた、まるで獣道のような急な小道。

 

それを下記写真、水色で囲ってある道路を目指して降りていきます。

 

 

少し下って開けたところで

 

おっちゃんは立ち止まって自己紹介を始めます。

 

「自分の名前はハサン、君たちは?」

 

「写真撮ろうよ」

 

「フェイスブックはやってるの?」

 

とやたら嬉しそう。

 

 

 

そして再び歩き出し、更なる急な下り坂に遭遇したとき

 

 

私を助けるふりをして胸を触った。

 

 

 

それで満足したのか

 

「あとはこのまま降りて、羊がいる辺りまで行けば大丈夫」

 

と言い、またトイレ番に戻っていきました。

 

 

 

 

先を行くEちゃんに

 

「あの親父、どさくさに紛れて胸を触った(泣)」と訴えると

 

「そうだと思った」と

 

いやらしさ満点のトルコ親父の区別がついてきたEちゃん。

 

 

すいすいと下っていくEちゃんを見ると

 

何てこと無い道のように感じられますが

 

彼女は類稀なる運動神経の持ち主で

 

その上滑りにくいスニーカーを履いているのです。

 

 

想定外のトレッキングに、ヒールつきのブーツを履いている私はちょっと往生。

 

乾いた砂利道にこの傾斜、

 

油断すると尻餅をつきそう。

 

 

あまりにも急なところは手をついて、滑らないように慎重に下ります。

 

 

お、やっと羊の群れまでやってきました。

 

 

ここまで来れば後は平坦な道が待っています。

 

 

嗚呼ウチヒサル、なんて奇妙な世界なんでしょう。

 

 

こんな壮大な奇岩の群れを、

 

行きのバスの中から見逃したとは、一体他に何を見ていたのでしょう?

 

 

でもまあ、そのお陰で、こうしてウチヒサルの上から下まで堪能できたので

 

結果オーライです。

 

 

麓のカフェや御土産物屋さん達。

 

 

やっぱり観光客は少なく、閑散としていました。

 

 

そして私達は無事、麓側の幹線道路からギョレメ行きのバスに乗り

 

たった10分弱で拠点の洞窟ホテルまで戻ったのでした。

 

個人旅行は色々とハプニングがつきもので

 

それがとっても楽しいです♪ (マイナス痴漢)

 

 

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