いつもピッタリはまって寝ているこいつがいます。
お店の人もかわいがっているようで
この棚のペシテマル(ハマムタオル)は
すっかりこの猫専用と化しているご様子。
色も薄めのジンジャーで、雰囲気がピッタリ過ぎて
ふとするとそこに猫が寝ているとは気がつかないくらい。
かわいくて仕方ないので
最近は近くに来たら必ず挨拶に来るようにしています。
動物を飼いたいけれど、
移動の多い生活を送っているので
もう何年もそれを我慢し
その代わりに
人が飼っているペットに癒されることにしています。
実は最近
私のアパートの階下にオフィスを持つ不動産屋のおっちゃんが
野良の仔猫を保護し
飼い始めていたのですが
ここ2週間姿を消しています。
おっちゃんが最初にその仔猫を拾ったときは
ひどい衰弱状態にあったので
動物病院に連れて行って、
1週間も集中治療室に入院していたとのこと。
元気になってからはすっかりおっちゃんになついて
いつも不動産屋オフィス周辺でごろごろしていて
私もかわいくって
ときどき鶏肉を茹でてあげたり
自分の猫でもないのに
いつでも餌をあげられるよう
乾燥キャットフードもスーパーで買ってきて
部屋に置いておいたのですが、
ある日忽然と姿を消しました。
もしかしたら、愛想が良くてかわいいので
誰かに連れて行かれたのかもしれません。
おっちゃんはその猫を「ケディ」と呼んでいて
「ケディ」はトルコ語で「猫」なので
つまりはここまで愛情を注いでおいて
名無しということなのですが
ケディがいなくなって、やっぱり寂しそう。
私なんて
「これで無責任に毎日ペットと戯れることができる!
私の留守中はおっちゃんが面倒見てくれる!」と
都合良くいつもそこに、オープンに存在する不動産屋の猫の出現に
ひとり喜び、餌まで購入していたので
ケディの失踪は
やっぱり悲しい。
私のキッチンの棚に残されたキャットフードが
ますます寂しさを誘います。
ケディ、早く戻ってこないかな。
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