謎のトルコ菓子☆ピシュマニエ | MiSTANBULのルンルン♪トルコ日記

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トルコ雑貨屋MiSTANBUL店主が書く、
トルコ・日本・オーストラリア・その他の国でのルンルン生活日記。

フランスのお客様に

以前トルコ土産でもらったお菓子がとても美味しかったから

次回トルコから戻るときに

そのお菓子を買ってきてはくれないかと

頼まれました。

フランスの日清カップやきそばチリ味と交換する、という条件つきで。

どんなお菓子だったかと聞いてみると

「綿菓子のようなお菓子」

というので

「ああ、ピシュマニエのことだ」

とピンと来ました。


正直申し上げますと

この依頼を受けるまで

私自身はピシュマニエを口にしたことがなかったんです。

ピシュマニエの見かけって

こんななんです。



毛糸のような、あまり見てくれのよくないお菓子。



ちょっと妖怪ちっくで

勝手にまずいと決めつけ

今まで全く触手を伸ばしませんでした。


カップやきそばとの物々交換を頼まれたのであれば

何としてでも美味しいピシュマニエを手に入れなければ、と

エジプシャンバザールの店員さんが

「試食はない」というのを

無理やりパッケージを開けさせて試食。

うん、ピシュマニエ、結構いける。

綿菓子とそっくりで

蜘蛛の糸のような細い砂糖の繊維が

ふわっと口の中で溶けるお菓子です。

綿菓子よりも更に美味しい秘訣は

ピシュマニエは小麦粉とバターが含まれていて

ときにはピスタチオの粉が上にトッピングされているところ。


よく箱を見てみると

Turkish Floss Halvaと記載があります。

Halvaとは主にゴマペーストと砂糖でできたヌガーのような見かけのお菓子ですが

http://en.wikipedia.org/wiki/Halva

ピシュマニエと親戚関係にあるようですね。


この箱入りピシュマニエを持って

フランスへ行き

スーパーのレジ袋一杯のカップやきそばと交換したところ

ピシュマニエを食べたお客様から

こんなメールが届きました。

海外のお菓子でこれだけ好きになった物がなく、毎月一箱は食べたいくらいです。一人で、「ヤバすぎるぅー、どうしてこんなに美味しいの~?」って、言いながら食べてます。
もし、また買って来ていただけるなら、そして、何箱か可能なら、お金払うので、よろしくお願いします。


おやおや、糖分摂取量にお気をつけくださいね。


下記写真は

2012年8月のラマザン時期のものですが

断食明けの食事会(イフタル)で

ピシュマニエの実演販売が催されていました。




男性3人がかりで生地を引き伸ばしていきます。

結構な力仕事みたいですね。



1パック3リラか。

今思えばすごく安い!

(フランスのカップ焼きそばの方が何倍も高い!)

今年のラマザンでも見かけたら

何箱かまとめ買いしようかな。


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