親友の義兄が亡くなって1ヶ月が経とうとしている。


その亡くなりかたが自殺というかたちなかったら、今の今までかける言葉もなく過ぎていってしまうこともなかったとは思う。


故人の家と彼女たちの家は近く、きっと色んなこと・・・本当に色々なことが起こったり、気をまわさなければならないことが山のようにあるに違いなかった。




ぶっちゃけ、私は彼女のことが一番心配だ。一番親しい間柄なのだから、当然と言えば当然なのかもしれないけれど、我ながら薄情な気がしなくもない。




また、以前のように気が向いたときにメールをしたり、お茶や食事をしながらおしゃべりが出来るんだろうか?そういう気持ちになれる日がくるんだろうか?そこの子供たちへ、いつになったらお菓子やパンを届けてあげられ、いつになったら「おいしい!」と感じてくれるのだろうか?とか。


彼女は実兄を亡くした旦那が一番心配なのだろうし、切り離して考えられないこともたくさんありすぎる中・・・


メールやら電話ではあまり本意にそぐわないし、突然に行くのも逆の立場ならあまり歓迎ではない~しかも、少なからず日も経ち。


以前から、なにか伝えるなら手紙で・・・と思っていたし、筆不精な方でもないので、そうすることに決めた。


昨日、立ち寄った本屋さんで、秋らしくやさしい感じの封筒と便箋を見つけた。なんか、“手紙、出しなよ”と背中を押された気がした。




いつも何でも言い合える仲なのに、こんなことになってしまったら親しい分・・・言えないものだな・・・と、つくづく感じてきた1ヶ月。



私らしく書き、気持ちが伝わったらうれしい。