魔法の言葉 -14ページ目
おはようの空は
シロとアオの
グラデーション
坂道を下る途中で
見上げると
ひとすじの
ひこうき雲
まっすぐに
向かうべき
空の隅っこへ
のびている
もし
空が白かったら
アオ色の
ひこうき雲なのかな

君の瞳と
月あかりが
重なると
僕の鼓動が
一瞬おおきく
高鳴る
見失わないように
追いかけるけど
目が合わないように
触れないように
遠くで
見ているだけで
幸せなんだ

君の
真っすぐな瞳に
吸い込まれそうで
見透かされた
こころに
嘘をつけず
うつ向くことしか
できない
流れる涙は
あふれた気持ちを
抑えきれずに
花の雫になって
風に吹かれる


