5月に両親のお供で行ってきた、平安神宮です。
明治時代(1895年)創建と新しく、丹塗の朱の色も鮮やかな平安神宮は、あまり“京都らしくない”
イメージがあって、積極的に行こうと思ったことがありませんでした。
今回は、「菖蒲や杜若のきれいなところ」という母の希望により、行ってみることになりました。
(上賀茂の太田神社が有名ですが、葵祭当日だったのでパスしました。)
私にとっては、中学校の修学旅行で立ち寄って以来の訪問になります。
午前中仕事だったので、14時に門前で待ち合わせ。

ここ、かなり広いので、私のコンデジでは全体が写りません;
平安京の正庁を5/8スケールで再現してあるとか。
↑の門が応天門で、門を入った正面が大極殿(拝殿)↓。周囲に回廊が巡らされているようです。

奥に本殿があるらしいですが、今回はお庭が目的なので、近寄りませんでした;
ちなみに、祀ってあるのは桓武天皇(鳴くよ鶯平安京^^;)だそうです。
大極殿の左手に白虎楼という楼閣があるんですが、その向こう側辺りが庭園入口です。

建物の外側をぐるりと囲むような感じで、庭園が広がっています。
入口を入ってすぐは、南神苑(平安の苑)。
このお庭は枝垂れ桜が有名なんですが、5月も半ばのこの日は、木々がわさわさと茂ってるだけな
感じで、ちょっと印象が薄かったです。
遣水の脇に設えられた東屋は気持ち良さそうでした。

隅っこに埋もれるようにして、何故か電車が。
日本最古の電車である京都のチンチン電車の、開通当初の車輌が保存されているのだそうです。

平安神宮は元々、平安遷都1100年紀念祭の紀念殿として計画された大極殿を、後付けで拝殿とし、
本殿が付け加えられて、神社として造営されたものらしいんですが、同じ年にこの鉄道も開通した、
そういうご縁でここに展示されているのだそうです。
神宮のHPによれば、この年は、京都で内国勧業博覧会も開催されたのだそうで、遷都1100年祭と
いうのは、現代と同じように、街を挙げての一大イベントだったのでしょうね。
“幕末の争乱と東京遷都で衰退した京都の活性化!”って、当時も今も、人間のやってることって
あんまり変わらないんだなぁと思ったら、何だか親しみがわいてきました(^^;)
西神苑の白虎池は花菖蒲が有名らしいですが、見頃は6月とのことで、まだ花はありませんでした。
中神苑の蒼龍池では、杜若と蓮の花が綺麗でした。
でも、タイミングの問題なのか、思ったよりは数が少なくて、母には少し物足りなかったかな。




最後に、東神苑の栖鳳池。いちばん大きな池です。
真ん中にかかる泰平閣は、1910年築、京都御所からの移築だそうです。
どうりで雰囲気が他と違いますね。
こちらでは、何組かのカップルが、結婚式の写真の前撮り(というんでしょうか?)をしてました。
白無垢とかはいいんですが、ウェディングドレス姿にはちょっと違和感が…(苦笑)


ということで、ぐるりとお庭を巡って、東側から内庭の方へ戻ってきました。
帰り際に、門の近くにお手水があるのに気がつきました(^^;) 広すぎてわからないですよ~。
(※手水舎は門の外にあるようですが、それも気がつきませんでした;)
この龍は、雲の中から身を乗り出している構図なのかな。

所要時間は、ゆっくり歩いて1時間というところ。
修学旅行生はいっぱいいますが、広いのであまり気になりませんでした。
予習していかないと、(私のように)人工的で中途半端な印象を受けるかもしれませんが、お庭は
気持ちいいですし、近代京都を象徴する建築物として興味深いところだと(調べてみて)思いました。
そういう意味では、意外と上級者向けかもしれませんね。